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Amazonせどりの基礎基本

このnoteはしばたみがフォロワーさん700突破を記念した初めてのnoteです。分かりやすい言葉をモットーにしていますが、どんどん加筆修正をしていき、Amazonせどりに興味を持ってもらえる人が増えていってもらえるきっかけになれば嬉しいです。

【Ⅰ:せどりってそもそも何?】


いけないことなんじゃないの?
え、転売なんだよね?最悪じゃない?


せどりとは、きちんとした物販業・小売業です。

言葉の意味の語源は諸説ありますが。

本の『背表紙』を手に取る⇒背を取る⇒せどり

となった説が有力なようです。


古本屋さんで安くなっている本だけれど、読みたいと思っている人が多い場所で販売すれば(古本屋さん⇒Amazonなど)、利益が取れる。

今現在販売されている場所から、販路を変えて本来の適正価格で売ること。これがせどりです。


では、転売とはどのように違うのでしょうか。

一般的な転売の意味は、

買い占めなどによる不当な価格つり上げを行い、他者に販売すること。


ですが、もともとおひとり様1点となっている商品をたった一人でメルカリで販売していても転売だ!と言う人も存在します。

せどりと転売の意味は、確かに違います。

しかし、

・販路を変えて販売する

・自分が仕入れた時の価格よりは上げて販売する

という点では一緒なので同じといえば同じです。


せどりは善業です。と私は思っています。

その理由を一例を出してお伝えします。


私の義母は、柔軟剤にこだわりがあり、廃盤品になったことを嘆いて私に探してきてほしい・・と聞いてきたことがあります。

どうしても欲しい!と思って普段のお店の店員さんに聞くものの、メーカーでは生産中止のために今後の入荷は不可能。

お店で偶然ワゴンに入っていて購入できたが、それも使い切ってしまった。


皆さんはどう思いますか?


メーカーは廃盤品にする

お店は棚を空けたいからワゴンセールで安くする(半額など)

欲しい消費者のためにAmazonで売る(定価またはそれ以上)


この一連の流れで利益を生むのがせどりです。

お店は売れ行きが悪くなったものの商品が売れて嬉しい。

探しても店頭で見つからないと困っていた消費者は嬉しい。

せどらーは儲かって嬉しい。

いいことですよね!なので、胸をはって行える仕事だと私は思います。

ちなみに、廃盤品の柔軟剤で利益を生む方法は、

こちらのブログで詳しく説明をしています。


【Ⅱ:Amazonのメリット・デメリット】
フリマアプリとの違いって何?


現在の日本では、フリマアプリによる不用品販売やせどりがかなり一般に浸透している状態です。

メルカリやラクマ、またオークションの雄であるヤフオクも固定料金販売時にフリマアプリと同様に購入できるような仕様を取り入れています。


Amazonせどりのメリット・デメリットが分かることで安心してAmazonがすごいプラットフォームである、ということが分かると思います。

<メリット>

1.圧倒的販売力

これは、フリマアプリや楽天市場、Yahoo!ショッピングとは比較にならないくらい1つの商品の販売数が多いです。

2017年6月に書かれた記事がそれを物語っています。

楽天は2015年の第3四半期から楽天市場単体での流通総額を公表しなくなった。上場企業が開示をやめる時というのは、当該事業が順調ではないというケースがほとんどである。
2016年度に楽天が取り扱ったEC流通総額は約3兆円と前年比で12%増えたが、この数字は楽天トラベルにおけるホテル予約なども含めた数字であり、以前、開示していたECサイトの流通総額とは異なる。楽天市場単体の流通総額の伸びはもう少し小さいと考えた方がいいだろう。
一方、アマゾンの日本国内における売上高は約1兆2000億円で2015年と比較すると20%以上も拡大している。アマゾンは、一部でマーケット・プレイスなど自社以外の出店者の商品も扱っているが、楽天とは異なり、自社で仕入れた商品を中心に販売を行っている。

上記ページより引用

まったく同じ商品をメルカリと同時に出品した際に、売れる頻度や売れる量が段違いです。


2.発送を委託することができ、自動化できる

私自身1か月に最大で967点の商品を販売をしています。(2020年3月期)

これをもしもメルカリで自宅から販売したとしましょう。

はい、物理的にも時間的にも絶対に不可能!と断言します。


Amazonのシステムの一つにFBAというものがあります。

FBAとは、Fullfilment(フルフィルメント)By Amazonという意味です。

商品の保管から注文処理・出荷・配送・返品に関するカスタマーサービスまでを提供するだけでなく、Amazon.co.jpでの販売力を強化し、売上拡大を支援するサービスです。

つまり、自宅からAmazon倉庫に預ける手間だけで

・保管 ・注文処理 ・出荷 ・配送 ・返品対応

全てをAmazonが請け負ってくれるのです。

このシステムがあるからこそ私はせどりを続けられています。

特に配送は、確実に丁寧な梱包で届くということがありがたいな、と思っています。自分自身で梱包用の段ボールを買い、プチプチなどでくるみ、伝票記入をし、、と考えるとそれだけでぞっとします。


3.売れる商品についてのデータ提供がある


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Amazon出品大学というセラー(販売者)として登録をしたら初めて見ることができるサイトに、

・いつ販売するために ・どんな商品を ・いつ納品するべきか

・急に売れているものはこれ ・販売者が減っていて機会損失が起きている

などすべて無料でデータを提供してくれています。


また、年間を通しての年中行事に対するイベントも多いので、

春であれば新生活グッズ!というような具合によく売れるように

購入者側のページを工夫されているのも特徴です。


4.お客様からの値下げ要求が来ない

メルカリあるあるかもしれませんよね。「今日買うので、〇〇円まで値下げしてもらえませんか?」この1つ1つに対応する時間そのものが私は面倒でたまりません。

お客様は、いいな!と思ったらその提示している価格で購入するだけ。

もちろん、商品の性能などについて、ごくまれに質問メッセージが届くこともありますが(体感として、500商品につき1つ程度)

メルカリの比ではありません。すごく楽ですよ。


5.1つ1つの商品に説明文を入れる必要がない

元々Amazonは、出品されている商品に相乗りさせて頂きながら販売するというスタイルです。

なので、出品をしたい商品がまったく同じ商品の場合、商品説明を書く必要は基本的にゼロです。

ただし、中古の商品は、その商品状態の程度がものによって異なるので、自然と商品説明の入力や画像提供をした方が売れる頻度が上がります。


6.売れる商品かどうかが事前に分かる

Amazonせどらーご用達のサイト『モノレート』(モノのレート(交換比率))というサイトを使用することで、

・いつ ・いくらで売れて ・出品者の数が何人で ・回転率がどうか

といった販売する上での基礎的データが把握できます。 

特にモノレートの中でも「ユーザーが多い商品」

こちらは、利益商品リスト(ただし、今後人が群がりそうで価格は下落するかもしれない)なので、必ずチェックした方がいいですね。



<デメリット>

1.値下げ合戦が起こることがある

出品者数が急増していくと、需要と供給のバランスが崩れて、値下げ合戦が起こることがあります。ただし、これはフリマアプリなどでもある話。

もともとの回転率と見合わない出品者の数が出てくれば、自然な現象として値下がりします。もちろん逆に値上がりしていく商品もあります。


2.中古品が販売できないカテゴリがある

コスメせどらーのしばたみとしては、メルカリでは中古コスメを販売。

Amazonでは新品コスメを販売。と自然とならざるをえないくらい、

新品しか取り扱いがそもそも不可能なカテゴリがいくつか存在します。

・食品

・ヘルスアンドビューティー

・コスメ

・アパレル

などです。

特に、食品などの消費期限(賞味期限を含む)が存在するものは、一定以上の期限が残っていなければFBAに納品することができない、など細かなルールがあります。

お客様として購入する分にはこのルールがあるからこそ安全ともいえますが、要注意ポイントの1つでもあります。

https://s3.amazonaws.com/JP_AM/doc/FBA/DatelotManual.pdf


3.初心者にはハードルが高い

先ほどの要期限管理商品(消費期限のある商品)などもそうですが、細かなルールがたくさんあります。

そのために、一番最初に慣れやすいのは

圧倒的にフリマアプリなので、その差に驚かれる方も大勢います。

もちろん慣れてしまえばなんてことのないルールばかりなのですが、調べたくないな~とかテキトーにやってもいいんじゃないの?という人に対してのAmazonは非常に厳しく、友人にも要期限管理商品はFBAへの納品STOP(規制解除不可能)となった人もいます。

お客様第一主義だからこその話ですので、ちゃんと理解して進めましょう。


4.FBA商品だからといって油断ができない

メリットに書いたことと逆になるかもしれませんが、事実なので書きます。

ごくまれにですが、倉庫内で商品が紛失することがあります。

そして、なかった商品がコレだったんですけど、戻りました~などといって

シレーっと在庫が復活したりすることもあります。

ちゃんと報告書類そのものはAmazonからのレポートという形で報告はあるのですが、たまにチェックして、補填(ほてん)を申請しないと、痛い目を見ることがあります。

(私は、2013年からアカウント開設していますが、20商品以上は補填になっています。ま、こうは言ってもそれくらいですけど)



【Ⅲ:入金までの流れ】

基本的な流れはこうです。

FBAが主流のため、FBAについて書かせて頂いています。

自己発送(自宅から発送のこと)の場合は工程がもう少し多くなります。

リサーチ⇒仕入れ⇒納品⇒(販売されたら⇒)入金

です。もちろん売れなかったら入金もありません。


ちょっと難しい話になりますが、

アカウントが新しい方は、Amazonからちゃんとしたセラーかどうかの認定が下りていないので、「引当金」(ひきあてきん)というお金が発生します。

ようは、ちゃんとした人か分からないから販売されたら7日間は留保(とどめさせておいて)からの入金よ、ということです。

ちょっとここは詳しい説明は私のブログにさせていただいています。


でも、結論

リサーチ⇒仕入れ⇒納品⇒(販売されたら⇒)入金

これは確実です。


また、メルカリとの最大の違いは、

自らがお客様の手元に発送するということがない

ということです。


【Ⅳ:どんな人にAmazonせどりはおすすめ?】

ずばり

稼ぐための時間がない人や時間をかけたくないけど稼ぎたい人です!

というのも、メルカリは、自分自身で入力や発送するという作業時間が膨大にかかってしまいます。

確かにメルカリにもFBAと似通ったシステムを提供している業者さんはいらっしゃるのですが、そこまでのことをしたいと思って始める方が少ないのが現状です。

また、メルカリよりもAmazonの方が新品も中古もかなりのものが値段が高く売ることができます。

なので、

・私のような子育て世代の人

・サラリーマンさんの副業の人

・大学生さんなど学業と並行してできるものを探している人

などにぴったりです。


【Ⅴ:最後にまとめ】

時間のない方や手間を最小限にとどめたい方、確実に稼ぎたい方にこそ

おススメのプラットフォームがAmazonせどりである。

と私は思っています。

Amazonせどりに関する有料のLINEグループの運営などをしていますが、

私と全く同じものを仕入れた時に、同じように売れていく再現性の高さには目を見張るものがあります。

特に発送の手間がかからないことで、

「勝手に売れていってびっくりします」という発言を何度も聞き、

そのたびに皆さんが喜んでくれて嬉しいなと思っています。

ぜひこのnoteがみなさんの学びに少しでもなったな、ということがあればRTや引用RT、いいねをしていただけると今後の励みになります。

これからも有益な情報を提供していけるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。しばたみより。




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