仮想通貨投資は詐欺に遭いやすい?詐欺の種類と対応策を解説!!
こんにちは。ルピナス暗号資産ナビゲーターのshibaです。
2024年2月現在、ここ数か月でBTC(ビットコイン)の価格は25,000USDから50,000USD近くまで、約2倍に価格上昇し業界もにわかに盛り上がってきました。
しかし暗号通貨市場の闇というか、業界が盛り上がると詐欺事案も増えてくるのです。
「暗号通貨に投資することも考えたいけど、詐欺に遭うのは嫌だからやめておく」
そんな方もいらっしゃるかも知れませんね。
今回の記事では、暗号通貨市場で横行している詐欺の種類やその対応策を説明していきます。
この記事は、暗号資産(=仮想通貨)投資コミュニティ、ルピナスの投資講座の内容に基づき書いています。
暗号資産の投資からWeb3.0、ブロックチェーンのことなど、暗号資産を取り巻く情勢について解説しています。その目的は暗号資産投資のリスクヘッジであり、より小さなストレスで最大の利益を得ることです。
私自身もこの記事を書きながら勉強している身で、この記事を読んでくださるあなたと共に学んでいければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
以下のテレグラム公式チャンネルでは、暗号資産に関する時事や情勢の変化、投資で勝つマインドセットなどを無料配信しています。仮想通貨への投資はなぜリスクだと言われているのでしょうか?ぜひ友だち追加して確かめてみてください。
また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。
※本記事では、仮想通貨、暗号通貨、暗号資産などの用語が登場しますが、これらは基本的に同じ意味です。
1.暗号通貨の詐欺の種類
暗号通貨投資の業界は詐欺が多いです。
そのせいで、暗号通貨そのものによくないイメージを持つ人も多いでしょう。
詐欺が多いのには理由があります。
それは、投資家を保護する規制がまだまだ少ないからです。
株や債券、不動産など歴史のある投資商品に対しては、既に投資家保護の法律、規制が無数に施行されているのですが、暗号通貨のように歴史が浅く、しかも高度なテクノロジーに立脚した技術に対してはなかなか法規制が進まないのが現状です。
ちなみに、暗号通貨関連のよくある詐欺の事例を3つのカテゴリーに分類してみると、以下のようなものがあります。
①投資家から情報を抜き取る
②お金を集める
③相場操縦
だいたいこの3種類に分類できるのではないかと思います。
ちょっと詳しく説明していきますね。
■投資家から情報を抜き取る
抜き取る情報というのは、ウォレットに紐づく秘密鍵やウォレットのロックを解除するためのパスワードです。
私も詳しいハッキングのテクニックを知っているわけではないですが、暗号通貨の偽サイトや偽アプリなどを流布して、秘密鍵やパスワードの入力を要求するといったものが多いようです。
偽サイトや偽アプリならまだ自分で気をつければなんとか回避できるかも知れませんが、最近私が耳にした事例は、Free Wi-Fiに接続した際にGoogle Chromeなどのアカウント情報を抜き取られてしまったという事案です。
ブラウザのアカウント情報を抜き取られると、ブラウザにインストールしているWEBウォレット(例えばメタマスク)などにアクセスできるようになってしまいます。
そもそもなぜFree Wi-Fiに接続すると情報を抜き取られてしまうのかですが、Free Wi-Fiというのは通信が暗号化されていない場合が多く、ハッキングの知識を良からぬことに使う人からすれば情報を抜き取り放題のようです。
私はその話を聞いてからは、PCもスマホも自動でWi-Fi接続する機能をオフにしています。
■お金を集める
これはわかりやすいですね。
簡単に言うと、お金儲けの話があり、そこにお金を出してしまうと返ってこなくなる、そんな詐欺です。
2010年代初頭など、特に暗号通貨が広まり始めた頃、ICO(Initial Coin Offering)と言って、暗号通貨を発行することで資金調達をするプロジェクトが多数出現しました。
当時、ICOの約8割が詐欺案件だったと言われています。
参考
ものすごい数字ですね。
株式の上場を新規株公開(IPO:Initial Public Offering)と言いますが、これの暗号通貨版です。
このICOで詐欺が頻出した原因も法整備が整っていなかったことにあります。
通常IPOであれば、上場するためにとても厳しい条件が課されています。その理由は投資家の保護です。
怪しげな企業に投資して、投資家がお金を失うことのないように法規制がかけられているのです。
しかしICOに関しては、その法規制が全くと言っていいほどなかったわけですから、詐欺の温床になってしまったのも頷けます。
またICO以外にも、ポンジ・スキームと呼ばれる昔ながらの詐欺もあります。
これはいわゆるねずみ講などと呼ばれる方法ですね。
昔からある詐欺ですので詳細は割愛させていただきます。
■相場操縦
相場操縦というのは、故意に暗号通貨などの価格を釣り上げて、自分だけ売り抜けるというタイプの詐欺です。
株式市場の取引などでは、このような行為は犯罪になります。
暗号通貨市場では、例えばある有名人のSNS投稿などがきっかけで市場価格が乱高下する事例が散見されますね。
これが詐欺だと言うわけではなく、著名人の一言で価格が大きく変動する市場ですので、相場操縦が比較的簡単にできてしまうというわけです。
例えば、SNSや公式サイト風のホームページ、プレスリリースなどを使って偽の情報を流します。
それを見た投資家が対象の暗号通貨を買い始めれば、買いが買いを呼びどんどん価格が上昇します。
ある程度上がったところで仕掛けた側は高値で売り抜けるという手法です。
その際、大抵は大金を売り抜けるため価格は暴落し、そこに投資していた投資家達は大きな損失を被ってしまうことになります。
自分が得た情報が正しい情報なのかどうか、見極めの難しいところです。
2.対応策
残念ながら、どんな詐欺に対してもこれで絶対大丈夫という対応策はありません。
非常に基本的なことですが、下記のような対応策、というか注意点を守っていくことが大切です。
■投資家から情報を抜き取る
この手の詐欺に対しては、まず安易にWEBウォレットとWEBサイトを接続しないというのが大事です。
またホームページなどでログイン情報やWEBウォレットのリカバリーフレーズなどの入力を要求されても、絶対に入力しないことです。
特にリカバリーフレーズ(シードフレーズ、ニーモニックフレーズともいう)を他人に教えなければいけない場面は絶対にありませんので、入力を要求された場合は詐欺だと思ってそのサイトを閉じてください。
■お金を集める
これに関して注意しなければいけないのは、投資の基本的な部分ですが、簡単に儲かる話に乗らないという前提条件が必要になります。
ポンジ・スキームやICO詐欺の案件は、割と短期的に儲かる話をちらつかせて投資家からお金を集めようとすることが多いです。
私達人間というのはお金が儲かる話にとても弱いです。
ですが短期的な儲け話というのは、ほとんど100%知らない人からは降ってきません。
その前提を頭に入れておくだけでも、この手の詐欺は回避できるようになります。
それでも、「いや、なんか儲かりそうなんですけど・・・」と思う方は、一度諦めて騙されてみるしかないかも知れません。
厳しい言い方ですが、私自身も、暗号通貨ではないですが投資関係の詐欺に遭ったことがあり、被害額も相当額に上りました。
その経験があるからこそ、見ず知らずの人の儲け話は詐欺、と考える癖が付きました。
荒療治ではありますが、一度詐欺に遭うと危機感のレベルがぐんと上がります。
もちろんお勧めはしません。
■相場操縦
これも対応策は上で書いた儲け話に乗らない、に近いものがあります。
要は、「あ、儲かりそう」と思って焦って投資すると失敗するということです。
ただ、情報の精度というのは常に付きまといます。
確率は低いかも知れませんが、正しい情報である場合もありますので判断が難しいです。
相場に翻弄されないためには、常日頃から情報をキャッチする訓練をしておくのが一番です。
ルピナスでは、詐欺に関する情報はもちろんですが、エアドロップや期待されているプロジェクトの情報がいち早く配信されています。
ルピナスのような投資コミュニティを活用するのも詐欺対策としてはとても有効です。
ぜひ一緒に勉強しましょう。
まとめ
今回の記事では、暗号通貨業界の盛り上がりとともに増えてくる詐欺事案についてご紹介させていただきました。
最後に簡潔にまとめてこの記事を終わりたいと思います。
■今回の記事のポイント
暗号通貨関連の詐欺は、投資家から情報を抜き取る、お金を集める、相場操縦の3種類が主な手法となっている
怪しげなWEBサイト安易にウォレットを接続しない、ウォレットのリカバリーフレーズやログイン情報をWEBサイトに入力しない
短期的な儲け話に安易に乗らず、日頃から正しい情報をキャッチするようにする
投資コミュニティを活用する
この記事では、できるだけ初心者の方にわかりやすく書いているつもりですが、よくわからないところなどコメントいただければ別の記事で補足していきたいと思います。
以下のテレグラム公式チャンネルでは、暗号資産に関する時事や情勢の変化、投資で勝つマインドセットなどを無料配信しています。仮想通貨への投資はなぜリスクだと言われているのでしょうか?ぜひ友だち追加して確かめてみてください。
また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。
以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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