【乗り遅れ注意!】暗号通貨が世界のインフラに?DePINとは!
こんにちは。ルピナス暗号資産ナビゲーターのshibaです。
米証券取引委員会(SEC)が2024年1月10日にBTC現物ETFを承認して以降、なんとなく上がり切れない不気味な相場が続いていますね。
暗号通貨市場においては、今回のBTC半減期バブルがどのように推移するのか目が離せなくなってきています。
一方で最近注目を集めている分野があります。DePIN(Decentralized Physical Infra Network)です。
この分野、とても理解しやすく私達の生活にもより直接的に関与してくるので、一気に暗号資産業界への参入の波が生じるかもしれません。
今回の記事は見逃せませんよ。ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事は、暗号資産(=仮想通貨)投資コミュニティ、ルピナスの投資講座の内容に基づき書いています。
暗号資産の投資からWeb3.0、ブロックチェーンのことなど、暗号資産を取り巻く情勢について解説しています。その目的は暗号資産投資のリスクヘッジであり、より小さなストレスで最大の利益を得ることです。
私自身もこの記事を書きながら勉強している身で、この記事を読んでくださるあなたと共に学んでいければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
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また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。
※本記事では、仮想通貨、暗号通貨、暗号資産などの用語が登場しますが、これらは基本的に同じ意味です。
1.DePINの概念をわかりやすく解説
DePINとは、Decentralized Physical Infra Networkの略称で、日本語に訳すと分散型物理インフラネットワークです。
はい、さっぱりわかりませんよね(笑)
直訳はダメですね。
物理という言葉はとりあえず忘れてください。
重要なことは、「インフラ」です。
インフラ・ストラクチャーという言葉をご存知でしょうか。
一般的にインフラ・ストラクチャ―と言えば、道路や橋、下水道なんかの社会基盤を成す公共の構造物を指します。
普段生活していると見えていないインフラもたくさんあります。
例えば光ファイバーネットワークなんかがそうですね。
インターネットの電波は、もはやなくてはならないインフラの一つです。
今回ご紹介するDePINのプロジェクト(DePINは分野の総称)は、こうした物理的なインフラをブロックチェーンで管理する、シェアするという仕組みです。
正直に言って、ブロックチェーンが本領を発揮し世界中のネットワークにおいて超重要な位置を占める、なくてはならない技術として認識され始める可能性大です。
これまで仮想通貨?危険な投機でしょ?ギャンブルでしょ?と思っていた方も、ここから先は注目せざるを得ない、というか知らず知らず参加しているかもしれない世界がそこまで来ています。
でもやっぱり、「物理的なインフラ」はわかりにくいですよね(笑)
ですので、具体的にプロジェクトを5つ取り上げて概要をお伝えします。
FILECOIN($FIL)
Render Network($RNDR)
Helium($HNT)
Akash Network($AKT)
Hivemapper($HONEY)
これらは、単に時価総額が高いプロジェクトというわけではなく、注目度が高いものを取り上げたものです。
主観によるところも大きいですので、他のプロジェクトもいろいろ調べてみていただけたらと思います。
2.Filecoin($FIL)
Filecoinは、2020年にローンチされたクラウドストレージをシェアするネットワークです。
ストレージというのは、要は記憶容量ですね。
ハードディスクを一般のユーザーが貸し出し、一般のユーザーが借りてデータを保存する、このやり取りをブロックチェーンで行えるようにしたサービスです。
Googleのような大企業がクラウドを貸し出しているのはわかりやすい事例だと思いますが、私達個人、一般ユーザーもストレージを貸し出す事で報酬を得ることができます。
データの保存料金や報酬は、Filecoinのネイティブトークン$FILでやり取りする仕組みです。
インフラか、というと少し微妙な部分ですが、私達の生活の基盤にある仕組みという意味ではインフラに該当すると言えますね。
3. Render Network($RNDR)
Render Network(以降、Render)は、未使用のGPU(Graphical Processing Unit)リソースをネットワークで接続し、レンダリング機能を提供するサービスです。
GPU?って思いますよね(笑)
GPUというのは、パソコンのパーツの一つで、主に画像処理を行うことに長けたパーツです。
パソコンにはCPU(Central Processing Unit)と呼ばれる、人間でいうところの頭脳の役割を果たすパーツがあります。
パソコンのCPUやGPUをシェアするという概念が理解できないという方もいらっしゃるかも知れません。
身近な言葉でいうと、スーパーコンピュータ(富岳や京など)やAWS(Amazon Web Services)なども類似のサービスです。
これらはクラウド上で計算機のリソース(パワー)をレンタルできるサービスです。
Renderが提供しているのは、ソースコードなどを画像情報に変換するレンダリングの部分で、遊休状態のGPUリソースを使用したい人に向けて貸し出し、効率的にレンダリングを行えるようにネットワークを構築しました。
これもP2Pのシェアを可能にするネットワークで、私達一個人が貸し出す側として参加することで報酬を得ることができます。
Render Networkのネイティブトークンは$RNDRです。
Renderは2020年にメインネットをローンチしていますが、一度価格が低迷したのち、最近ぐんぐんと上昇し続けています。
4.Helium($HNT)
Heliumは、私達にとっては身近な存在である、WiFiネットワークを提供するブロックチェーンです。
Heliumが焦点を当てているのは、IoT(Internet of Things)と5Gだと言われています。
IoTとは、モノのインターネットで、モノとモノを接続することで利便性を向上させるサービスの総称です。
また、2013年に立ち上げられたブロックチェーンであり、DePINの元祖とも言われています。
どのようにWiFiを提供するかと言うと、ユーザーがIoTデバイスや5Gデバイスを購入し、ホットスポットとしてネットワークに提供するという仕組みです。
ネットワーク提供者は、$HNTで報酬を受け取ることができます。
5.Akash Network($AKT)
Akash Network(以降、Akash)は、GPU(Graphical Processing Unit)をクラウド上でシェア(共有)するためのネットワークです。
Akashは、個人の使われていないGPUリソースをシェアし合うネットワークを構築したということです。
これらのリソースの使用料は、$AKTで支払います。
実は、Akashがもともと目指していたのは、CPUの方のシェアでした。
CPUネットワークは2020年9月にCosmosチェーン上でローンチされましたが、その後いくつかの課題を解決しつつGPUネットワークに行き着きました。
GPUネットワークがローンチされたのは、2023年9月です。
それ以降、$AKTも順調に上昇し、今後が期待されます。
6.Hivemapper($HONEY)
Hivemapperは、ユーザーのドライブレコーダーを使用してストリートビューを収集するサービスです。
ユーザーは、ドライブレコーダーを通して画像や映像を提供することで、報酬を受け取る事ことができます。
またHivemapperは、これらの画像を地図メーカーなどに提供されます。
ユーザーは、ただ走ればよいというものでもなく、まだ撮影されていない場所や角度、天気など、様々な要素をもとにインセンティブが変化する仕組みになっています。
Hivemapperのネイティブトークンは$HONEYです。
まとめ
今回の記事では、昨今注目度が急上昇しているDePIN関連のプロジェクトをいくつか紹介しました。
最後に簡潔にまとめてこの記事を終わりたいと思います。
■今回の記事のポイント
DePINとは、ユーザー同士がインフラを提供し合う新たなWEB3.0の仕組みである
DePIN関連のプロジェクトは、コンピューティングパワーやWiFi、地図データなど、P2Pでシェアし合う新たな市場を創り出している
DePINは、ブロックチェーンの認知度向上につながる分野になると期待されている。
この記事では、できるだけ初心者の方にわかりやすく書いているつもりですが、よくわからないところなどコメントいただければ別の記事で補足していきたいと思います。
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また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。
以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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