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水コンのあり方を考える③〜水コン運営実行委員さんへのインタビューを終えて〜

こんにちは。水コンNo.3のしばまおです☺︎

今回は、水コン運営実行委員さんへのインタビューを終えて感じたことを書きます。
1回目は過去の実行委員さんに、2回目は現在の実行委員さんにインタビューをし、その後、改めて現在の実行委員さんとの話し合いを行いました。
今までの水コン運営実行委員さんへのインタビューの内容については前回の記事をご覧ください☺︎

インタビューに至るまで

私は「お茶大生の憧れるお茶大生」という昨年までの水コンのコンセプトに共感し、水コンに対して良さを感じて水コンにエントリーしました。そのため、今年度の「努力は成長へ、成長は魅力へ」というコンセプトは「お茶大生の憧れるお茶大生」の側面を言語化したものだと考えて、お茶大生が憧れるようなお茶大生に近づこうと努力してきました。そうすることで、私自身が水コンの良さを体現し、伝えようと考えていました。しかし、水コンのファイナリストとして活動を行う中で、コンセプトの理解とコンテストの実態の間で違和感を感じることがあったので、水コンのあり方を考えたいと思うようになりました。そこでこれまで2回のnoteにまとめたように、実行委員さんへインタビューを行いました。

1・2回目の過去と現在の水コン運営実行委員さんへのインタビューを終えて

インタビューを通じて「努力は成長へ、成長は魅力へ」というコンセプトの変更について、現在の実行委員さんは「努力は成長へ、成長は魅力へ」というコンセプトが「お茶大生の憧れるお茶大生」というコンセプトを言語化したものではなく、完全に新しいコンセプトと考えていることがわかりました。
私にとって新しいコンセプトをそのように定義した今年の水コンは、他の大学で行われるミスコンと同じように感じられました。『水コンのあり方を考える①, ②』の水コンとミスコンの違いについての質問の回答からも、今年の水コンはミスコンと明確な区別がされていないと感じました。私は、「お茶大生の憧れ」となる点を重視しなくなるという水コンのコンセプトの変化にとてもショックを受けたのです。
私自身は、昨年度までの「お茶大生の憧れるお茶大生」というコンセプトの対象がお茶大生であること、そして憧れを評価軸とするところに魅力を感じていました。そして、コンセプトの変化を知らずに「お茶大生の憧れるお茶大生」というコンセプトに共感し、その水コンの良さを伝えるためにエントリーし、書類審査や面接を通過してしまいました。しかし、私は水コンをお茶大で行われるコンテストであり、大学の名を持った対外的な代表を選ぶコンテストであると考えるため、お茶大生に評価されることにやはり意味があると思っています。
これに加えて、このインタビューを終えて腑に落ちたこともあります。それはこれまで感じていた違和感の正体です。
これまで、友人から私の言っていることとやっていることがマッチしていない気がすると言われたことがありました。インタビューを終えて、その原因が、実行委員さんとのコンセプトの理解のずれによって、私の思う水コンの理想から離れている活動も行っていたことだと考えました。詳しいことは、改めてnote等で発信しますが、このことがマッチしていないように見える原因だと気づきました。
また、他のファイナリストさんとは目指しているものが違うのではと違和感を持ったこともありました。これも、私と実行委員さんや他のファイナリストさんとの間のコンセプトの理解の違いにより、目指していたものが異なっていたからかもしれないと思いました。

改めて今年度の水コン運営実行委員さんへの話し合いを終えて

さらに詳しくお話を聞くため、今年度の実行委員さんと改めて話し合いを行いました。
ここで分かったことは、今年度の実行委員さんが水コンとミスコンを同等に扱っていたことです。これは、ミスコンの抱える問題点について深く考える機会がなかったことが原因のようです。ジェンダー研究が盛んなお茶大で行われている水コンを、ミスコンと同等に扱うことも問題だと思いますが、それ以上にミスコンの抱える問題について意識をもてていなかったことが大きな問題であったと思いました。
しかし、この話し合いを経て、実行委員さんは、水コンに関する問題を認識してくださったようです。このことで、私は今年の水コンがさらに良い方向に向かっていくのではないかと思っています。私は、残り短い期間ではありますが、今年の水コンがより良い方向へ向かってほしい、そして来年度以降の水コンがミスコンの抱える問題についてしっかりと考えられた上で行われるコンテストになってほしいと思います。今後、水コンを一般的なミスコンから遠ざけるにせよ近づけるにせよ、水コンに関わる方にはまずミスコンに問題があるということを知り、その上で理解に努めてほしいと思います。そのために私は、これからさらに考えを深めて、徽音祭の当日まで自分の考えを伝え続けていきたいと思います。

最後に

今回お話を伺った水コン運営の実行委員さん、忙しい中でも時間をつくり活動しやすいように向き合ってくださりありがとうございます。そしてここまで読んでくださった皆さん、最後までお読みいただいて、いつも応援してくださり本当にありがとうございます。残りの期間も後悔ないように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

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