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生成AIを活用するということ

この前、博物館の展示会に行きました。入館の待ち時間が30分ほどあったんですが、私の後ろにいた人がとても興味深い話をしていたのでついつい聞き耳立ててしまいました。

どうやらその方は大学の史学科系の教員らしく、提出されたレポートの中ににChatGPTのコピペをする学生が増えている、という話だったんですが……その方の話が上手くって……これもう講義レベルじゃん……。ありがとうございます! ありがとうございます!! ……って感じだったんですよ。

ざっくりとどんな話だったかと言いますと、

  • チャットAIや生成AIを使うことは悪くない

  • 生成したものを自分が書いた(描いた)と言って提出してしまうのが問題。

  • AIで生成したモノに違和感を感じないことが、専門家を志す者として問題。

  • 特に日本史レポートはすぐバレる。AIも日本史関連はなかなか学習しないから、違和感バリバリの文章を生成している。専門家にはすぐバレる

  • でもAIの得意な事(アイデア出しやアウトライン)を任せるというのは、良いと思う。

  • 多分、これから文章にしろイラストにしろ、企業がイメージを生成AIでアウトプットして、「これを違和感なく直して」と、専門家やイラストレーターに任せるような案件が増えるだろう。 そしてそれを直すためには、しっかり専門分野を学ぶ必要がある。

というような事でした。

私もまぁ文章生成AIを使ってみたところ、 生成AIで作った文章を直すより、イチから全部文書作ったほうが早いレベルなんですよね、日本史関連は。

日本史の知識もそうだし、 文章の言葉選びの部分だったり。

日本史関連のイラストも、まだまだ日本の装束はあやふやで、しっかり描ける人がきちんと直す必要がある。

麿眉のお公家さんのつもりが……。烏帽子がリーゼントに……
私レベルでも、このくらいは直せる

だからまぁ……アレを違和感なく直す事ができるってのは、結構強みにはなるのかな、とは思います。


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