見出し画像

自己啓発本という薬の接種タイミングと新社会人の心構え

高校3年生の時、私は自己啓発本が大好きでした。指定校推薦で大学進学が決まってから入学するまでの期間、本を約50冊読んだのですが、うち20冊以上は自己啓発の本だったのではないかと思います。

しかし、自己啓発本を読みあさった結果、次第に自己啓発本が嫌いになってきました。
自己啓発が次第に行動しなければ何冊自己啓発本を読もうが無意味なことに気づいたのです。自己啓発本は行動した気になれる毒だと感じるようになりました。


その結果大学の3年生頃までは全く自己啓発本を読まなくなっていったのですが、今では一周して自己啓発本を適切なタイミングで読むことはとてもいいことだなと思うようになりました。重要なのは“適切な量とタイミング”です。

今振り返れば、高校3年生のあの時、自己啓発本を読んでいたからこそ、大学生活は遊びながらも将来のために時間を投資することを決意しました。大学1回の時から、当時は営業の世界に飛び込みましたが、自己啓発本がなければ、サークルのみの生活になっていただろうと思いますし、営業の経験がなければ今の教育との出会いはなかったかもしれません。そう考えると自己啓発本は少なからず人生にプラスの影響を与えてくれています

自己啓発本は行動をする前のマインドセットとなり、効率の良い行動を促す指針となります。科学的なデータや人生の先輩の方の経験を自分の糧に変換して、行動することができるのです。
また、マインドセットは行動している間に忘れていくものです。だからこそ、“適切なタイミング”に自己啓発本に触れ、改めて自身のマインドセットを行う必要があると今は考えています。

ではこの“適切なタイミング”というのはいつなのか。私は節目のタイミングだと思います。なぜなら、節目の後必ず行動を伴う“イベント”が発生するからです。
自分もまさしく節目のタイミングにたっています。というのも、明日から新社会人です。ですので、ここ1~2週間は、主に仕事関連の自己啓発本を読んでみました。

・入社1年目の教科書
・これからの会社員の教科書
・99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
・就職先の創業者が書いた本

以下では、これらの本に共通していた、仕事をする上で心がけること、マインドセットを自分なりに3つに絞ってピックアップしてみようと思います。自分と同じく明日から節目を迎える方はぜひ目を通してみて下さい。
※どれもめちゃくちゃ良く目にする当たり前のことです。でも、これらの自己啓発本を読みながら当たり前のことを当たり前にすることが仕事でよりよいアウトプットに繋がると再確認しました。復習のつもりで目を通してみてください。

・元気よく挨拶する
└小学校の時から言われ続けていますよね。挨拶はその人の第一印象を決めます。僕自身キャラとか考えず、明日からめちゃくちゃ元気よく挨拶してやろうと鼻息を荒くしているところです。挨拶に加え、「ありがとう」と「ごめんなさい」も。自分は褒めて頂いた時、いつもごもごもしちゃいます。(リアクションに困っちゃうんです。)そこは、素直に嬉しい気持ちを「ありがとうございます。」で伝えられるように意識したいと思います。

・仕事の目的を常に考える
└イソップ童話の「3人のレンガ職人」の話がとても有名ですよね。レンガを積んでいるのか。歴史的な大聖堂をつくっているのか。日々の仕事に追われることもあると思いますが、初心・仕事の目的は見失わないようにします。
日常の業務もそう。これは何のための仕事か。何のための作業か。何のための議事録か。目的を考え、目的を達成するために最適な手段を選びながら仕事をする。頭を使って仕事をする人間になります。

・目の前の相手のことを思った行動をとる
└これこそ仕事の本質ですよね。仕事だけでなく、人生といっても過言ではないかも知れません。お客様しかり。上司しかり。同僚しかり。目の前の人が今より少しでも良い状態になるために自分はどうすればよいか。どんなことがあってもこれだけは胸に刻んで日々仕事に取り組みます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?