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適正パワー帯という考え方

こんにちは、Shibaと申します。
最高XP2487(エリア)で、YouTubeではXP2000を目指す方に向けた情報発信を行っています。

(この記事は、動画にもなっています↓
【最高XPから離れている人必見】XPの正しい捉え方、教えます!https://youtu.be/--AJyK7MmoE?si=mjMY_1B-e5ZiruXo

と、自己紹介でも使ってしまうように、対抗戦などをせず、Xマッチを中心にプレイするプレイヤーの中では、最高XPでプレイヤーの強さを表現することが多いように見受けられます。  


そのようなプレイヤーがよく
「最高XP付近になかなか戻れない」
「最高XPより下のレート帯なのに、勝てずに辛い」
と悩んでいるのを見かけます。


このような現象が起こるのには、多くの人が誤解している一つの要素があるからだと考えます。



それは、「最高XPはあくまで、色んな要因が噛み合った上振れの瞬間に出る数値である」ということです。


最高XPとは、上振れの数値である

(この記事では、XP25↓のマッチングについて想定しています *1)

皆さんが最高XPに到達したときのことを思い返してみてほしいのですが、大抵は
①計測~計測後すぐのブースト時に連勝した
②得意ステージ・時間帯の1スケジュール中に連勝した

場合がほとんどだと思います。

最高XPは、自身のスプラの基本的スキルの向上に加え
・ステージ(ステージ理解度の差や持ちブキとの相性)
・時間帯(平日日中 or ゴールデンタイム or深夜帯)
・時期(計測~計測後すぐ、シーズン中盤、シーズン終盤、小中学生の長期休み)
・持ちブキと対戦環境の相性
・プレイの調子
などの環境要因が上手く噛み合ったときに、瞬間的に到達する数値です。

なので、普段Xマッチに潜っている時は、最高XPから -200 ~ -400 のパワー帯に留まることが多いのは、当たり前なのです。


ここで、適正パワー帯という概念を導入したいと思います。


適正パワー帯を中心に考えてみよう


図1.  最高XPと適正パワー帯

最高XPが1800だと想定すると、
シーズン初期の荒波に飲まれたり、不得意なステージや時間帯でパワーを下げてしまい、XP1200まで落ちることもあるはずです。

一方で、上手く調子が噛み合ってXP1700付近まで上がることもあるでしょう。



まず、スプラ3のXマッチでは
最高XP1800のプレイヤーが、XP1200 ~ 1800 ( Δ600 ) の幅でXPが増減することを理解しておくべきでしょう。

ここで多くの方が、
「最高XP1800の実力なのに、現在のXP1400なのはおかしい」
「XP1400でも勝てないなんて、下手になったのかもしれない」

と考えてしまいますが、気にすることはありません。



私は、
多くの時間留まることになる平均パワー帯を、「適正パワー帯」と考えています。

大体、最高XPの -200 ~ -400 付近になります。
(最高XP1800のプレイヤーで言えば、XP1600 ~ XP1400 )


基本的に、適正パワー帯の中を増減するのが普通であり、環境要因による上振れ下振れがあると、適正パワー帯を抜けるというイメージです。


最高XP1800のプレイヤーがXP1200に落ちるのが難しいように、XP1800まで上がるのは同様、またはそれ以上に難しいと考えてみると、最高XP付近まで行くこと自体が難しいと理解できるでしょう。


スプラの基本的スキルが上達すると、「適正パワー帯」が上がる

どうしても、目に見えて更新が分かる最高XPにばかり目が向いてしまいますが、前述のとおり、最高XPは上振れの数値であり、環境要因による影響を大きく受けます

上記の環境要因を除く、
・塗りの理解
・ブキ・スペシャルの理解
・ルールの理解
・エイム
・キャラコン(キャラクター操作)
・画面の情報処理(目視での索敵・ポジション把握・人数状況・スペシャル状況・塗り状況・音)

スプラの基本的スキルと表現するならば、
これらの基本的スキルが向上したときには「適正パワー帯」が上がっていく感覚を覚えるはずです。


非常に主観的かつ感覚的なので、伝えづらいですが
・適正パワー帯内の下の方で、盤面を把握しながら自分で勝ち筋を意識的にに掴めたと感じたとき
・適正パワー帯内の下の方で、味方の動きが気になるようになったとき
・適正パワー帯内の上の方で、相手・味方のやりたいことが予測できるようになったとき
このようなときは、適正パワー帯が上がっていると感じます。


一方で、最高XP付近に行ったときには
・相手がどこにいるか分からない
・いつのまにか不利対面を押し付けられている
・動きが読まれている
・ゲームスピードが速い
と感じることが多くなります。


主観的ではありますが、このようにして適正パワー帯が上がっている感覚を参考にしつつ、上達を実感するのがよいと考えています。

まとめ


この記事では、
「最高XPとは上振れの数値である」
「長い間留まる、『適正パワー帯』があると考えてみると、正しく自分のXPを捉えることができ、また、上達の目安になる」

ことをお伝えしました。

多くの方が、最高XPより低いレート帯にいると、うまくいっていないように感じてしまっていると思いますが、この「適正パワー帯」の考えを持つと、XPの見方が変わると思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

(補足)


*1 記事を作った本人がXP25以上に行ったことがないため、XP25以上でも当てはまるかは不明。プレイヤー人口が少なくなっていき、マッチングやXP変動の最小値が異なることから、全く同じような状況とは考えにくい。

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