素晴らしきかな、我が人生
昨日は、高泉さんのリーディング倶楽部@京都
『聞き手の心に伝わる話し方』
に参加。
あぁ、高泉さん、久しぶりに会う!
幸せだなぁって思いながら会場へ。
場所はロンドクレアントっていう素敵なところ。
私が初めて高泉淳子さんに、出会ったのは1991年。
10歳の頃。
名古屋で見た「僕の時間の深呼吸」
10歳の私には「死ぬ10年前の僕へ」と未来の自分に手紙を送る小学生の少年が衝撃的。
当時「どうして生きてるの?」「私ってなに?」と家族がいない時に、よく寝室で泣いていた私。
小学生の頃の私は「死」とか「生」に対してずーっと考えていた自分にとって、高泉さんのいる遊◉機械/全自動シアターの芝居は救いだった。
大学のために上京した私は、毎年のように高泉さんの舞台を見に行っていた。
大好きだったけど、劇団解散。
共演の夢叶わず。笑
26歳。
バイト先の表参道のワインバー。
衝撃の出会い。
ご本人に会っちゃったの。
私大泣き。
それから、いろいろ縁あって高泉さんのワークショップに参加したり。
そして、昨日は7年ぶりのWS。
といっても、舞台の人間だけではなくて、仕事してる人、生活している人全てが対象。
だからいろんな人がご参加。
題材は料理のレシピ。
それを「私」で表現する。
「誰かになって」じゃなくて、私で。
上手にとかそういうものじゃなくて、私がもってる「それ、そのままで」
終始「あなたのままでいい。そのままでいいよ」って言われてる気がして。
よく考えたら、「あれ、それ私がいつもみんなに言ってることじゃん。」って思い始めて。
最終的に「えー!私大好きだった高泉さんと畑は違えど、同じ仕事してる!!」って気付いちゃって。
なんかね、一緒の舞台には立つことできなかったけど、私の「人生」っていう舞台では接点があって、一緒に過ごす時間があって。
泣けてくるよね。
自分が憧れた人にね、「五反田でのワークショップの時から参加してくれて、ほんと一期生みたいなもんで。あの頃は本当に暗かった。でもこんなにたくましくなって。」って褒めてもらって。
有難き幸せ。
よね。
暗い私じゃなきゃ、小学生の頃からあんなに遊◉機械/全自動シアターの舞台にはハマらなかったと思うからさ、それはそれでいいと思ってて。
あんな、二十代の頃の私があったからこそ、今があって。
だけど、「相変わらず」なところもあって。
嗚呼、素晴らしきかな、我が人生。
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