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チーフス2021シーズンの展望〜キャンプ・プレシーズンを終えて

試合終了

キャンプとプレシーズンも終わり、53-man rosterも発表。開幕まであと１週間ということで、今シーズンのチーフスについて。それぞれのポジションごとに今オフの振り返りと今シーズンの楽しみな点を。

QB(2): Mahomes, Henne

Mahomesのつま先の怪我はほとんど完治しているみたいで良かった。プレシーズン３戦目では相変わらずの変態プレーをしていたので今年も最高のパフォーマンスを見せてくれるでしょう。Bucheleはプレシーズンに結構出ていたが、良いプレーしたと思えば意味不明なインターセプトしたりとかなり不安定。しかし、Henneがいなくなった後のバックアップQB候補として可能性は見せた。

RB/FB(4): CEH, Williams, McKinnon, Burton

2019年ドラフト６巡のThompson、プレシーズンでかなり良かったGoreをカットし、今年はRB３人体制で臨む模様。特にMcKinnonはプレシーズンでランだけでなくレシーブでも良さそうな感じが見えた。OLが改善され、ランでゲインできる様子も見えたので期待できそう。３人で1800ヤードくらい走れないかしら？

WR(5): Hill, Hardman, Pringle, Robinson, Fountain

最もロスターが予測できなかったユニット。ルーキーのPowellはロスター入りできず、Robinson、Fountainがその座を獲得した。Fountainはプレシーズンで良い動きをしてたので本番でどれくらいやれるか楽しみ。逆にRobinsonは今年結果が出せなければ危ういだろう（プレでも良くないシーンが多々あった）。

Hillに続く選手が中々出てこない。HardmanとPringleは期待されているが、他チームから補強する可能性は高いでしょう。来年はドラ１でWR指名あるかも。

TE(4): Kelce, Bell, Gray, Fortson

今年１番楽しみなユニット。Kelceは言わずもがなリーグ最高のTE。１対１で止められる選手は存在しない。GrayとFortsonはプレシーズンでも良いプレーを見せてくれた。WR陣が頼りないのでレシーバーとしても期待したい。Bellはブロッキングがメイン。

↓このプレーはWR０人、TE４人になっており、こんなのがシーズン中見られると思うとワクワクしますね。Kelceのカバーに人が集まったところ、ブロックをしていたBellにパスしてタッチダウン！

OL(10): Brown, Thuney, Humphrey, Smith, Niang, Wylie, Remmers, LDT, Blythe, Allegretti

先発はLTBrown, LG Thuney, C Humphrey, RG Smith, RT Niangで、全員入れ替わり。プレシーズンでもパスプロテクション・ランブロック共にかなり安定していた。まあプレは相手もスタメンではなかったので、強烈なDLを擁するCLE, WAS, PIT相手に今シーズンどれだけやれるか注目。Cから右側は全員プロ１年目なので経験不足が不安材料だが、そこは仕方ないので多少のミスには目を瞑りましょう。戦いの中で成長するユニットですので。控えも厚くなった。よく考えたら去年のスーパーボウルでのOLは今年の3rdチームじゃん。。。

特に注目したいのはC Humphrey。Mahomesサイドスローの裏にHumphreyのナイスブロックあり↓

DT(4): Reed, Nnadi, Wharton, Saunders

Reedの加入で層が厚くなった。3rd downシチュエーションではChris JonesがDTに入りパスラッシュするっぽい。WhartonとSaundersの評価がかなり高くなってきてるみたい。Nnadi危うし。

DE(5): Jones, Clark, Okafor, Danna, Kaindoh

怪我の影響からかCharltonがカットされた。プレシーズンで大暴れのTim Wardもカットされたが、PS等での契約はありそう。今年からDE挑戦のJonesはDEでも半端じゃないことが判明、DTのままの方が良いんじゃないか説を一掃。他にはDannaの評価が高い。

↓DE Chris Jonesのサック（相手LTは控えじゃない）

LB(6): Hitchens, Gay, Bolton, Niemann, O'Daniel, Harris

６人もロスター入りすることに。注目は２年目のGay。キャンプ・プレシーズンを通して調子が良さそうだったが、怪我したとのこと。スペ体質なのが気になる。今年のドラフトトップ指名であるBoltonは基本的にバックアップとして勉強がメインだろう。プレシーズンでも悪くなかった。

↓Gayの良いプレー

CB(6): Sneed, Ward, Hughes, Fenton, Baker, Lammons

先発はアウトサイドコーナー：Ward, Hughes、スロットコーナー：Sneed。若手揃いのユニットだが実力は伸び盛り。Sneedは怪我さえなければプロボウルいける逸材。元ドラ１のBakerも控え相手ではあるがプレシーズンで圧倒していた。とはいえ同地区がパスユニット強そうなので、全体的にさらなる成長は必須だろう。Lammonsがロスターに残ったのは結構意外。

S(4): Mathieu, Sorensen, Thornhill, Watts

注目はThornhill。怪我の影響からか昨年はルーキー年よりも精彩を欠いたが、プレシーズンで素晴らしいインターセプト。今シーズン復活なるか。Sorensenは昨年からタックルミスが目立っているので心配。

↓Thornhillの最高インターセプト

ST(3): Butker, Townsend, Winchester

変わらず。プレシーズンで62ヤードのFGにトライしたが惜しくも失敗。

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今シーズンの展望

AEC北地区と対戦するのでかなりハード。開幕いきなりCLEとBALの連戦はつらい。17試合制移行によりGBとも対戦がありタフな試合になりそう。MahomesとRodgersの初対戦は楽しみ（２年前はMahomesは怪我でMatt MooreがQBだった）。同地区も怖い。特にLACとDENは怪我人が戻ってくる＆良いドラフト＆FAで戦力拡充が半端じゃない。昨シーズンも同地区とはギリギリの試合をしているので油断できない。

とはいえKCも特に大きな戦力ダウンは無くOLも強化できた。OL強化でラン攻撃やパス攻撃は充実するでしょう。プレシーズンでその兆しが見えた。心配なユニットはWR。圧倒的にタレントが足りていない。TE陣に勢いがあるのでそちらでカバーしていきたい。守備は無名の若手が多くナメられているが、GayやSneedなどが育ちThornhillが復調すれば２段階くらいレベルアップする。

目標は勿論スーパーボウル制覇しかない。第１シードを取れるか、その後ちゃんと勝ち上がれるか。若手有望QB多数のAFCでMahomesは格の違いを見せて欲しい。Mahomesしか勝たん！

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