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「とべない風船」西日本豪雨災害がモチーフ。泣けました。


「とべない風船」(2023年)は2018の西日本豪雨による土砂災害がモチーフ。
災害で家族を失うという不条理に打ちひしがれ、向き合い、乗りこえていく人々のハナシ。
泣けました。かなり。
脚本・監督の宮川博至は広島出身。これは自分ら広島の人間が作らなきゃって決意したとのこと。
三浦透子がいい。美人ではないが映画が進むうちにどんどん素敵に見えてくる不思議な力がある。ドライブマイカー(2021年)、そばかす(2022年)と3本見たがこの作品が1番いい。
不倫離婚で男を落とした東出昌大も泣かせる。
また小林薫がシブくて最高なのだが、宮川監督のオファーに、”広島の作り手が広島のお金で作る映画、とてもいいね “ 広島の作り手が広島のお金で作る映画と真っ先にOKしたという。
https://ashitano.chugoku-np.co.jp/articles/article-13412/
こういう熱い気持ちをもった人々が作ったから、こんなに泣けたんだね。