生産者から学んだ。ものごとに対する向き合い方〜そして私のやるべきこと〜|47キャラバン#27@奈良
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生産者から学んだ。ものごとに対する向き合い方〜そして私のやるべきこと〜|47キャラバン#27@奈良

みなさんこんにちは。
REIWA 47キャラバン#27 in奈良に同行させていただきました!今回のレポートはキャラバンin奈良を通じて学んだこと・伝えたいことの2点を意識して書いて行こうと思います。とその前に前置きからでも書かせてもらおうかな・・・笑
本題へスキップしたい方はしてください!


高橋博之さんとは:
食べ物付き情報誌『東北食べる通信』を創刊
その背景には、東日本大震災の経験から自分自身が生産者と出会ったことによって、消費者と生産者が分断されていると気づき、『生産者と消費者の繋がり』を日本中に広めるため、生産者と直接やりしながら旬の食材が買える産直SNS『ポッケットマルシェ』を立ち上げた。
東日本大震災から10年の節目に、改めて生きるということ・生産者と消費者がつながることをREIWA 47キャラバンを通して参加者に語りかけるため全国各地を行脚している。
また、毎週月曜日〜土曜日:朝6時〜8時にzoomで車座を開催している。生産者始め、消費者・食農や地域に興味がある学生が集まり気候変動・自然・幸福・生きるとはなど現代社会やこれからの社会について話す場がある。
最近はFacebookでのライブ配信も行っている。
気になる方は高橋さんのSNS(Twitter)をチェック

高橋さんとの出会い

高橋さんとは、大学のゲスト講義で知り合いました。その授業は、いきなり「生きたいですか?」から始まった。今でも忘れない衝撃さ。なぜなら、大体のゲスト講義の方は自社の概要や商品・サービスの紹介をするからだ。そんな度肝抜かれた授業の後には髙橋さんのTwitterをフォローしていた。だけど、同世代でTwitterをしてる人は少なかったからフォローだけで終わってた。

そしてバイトも出来ずに家で過ごす日々。就活始めないといけない時期なのに、なかなか力が入らなくてインスタ・YouTubeを繰り返していたら一日が終る毎日。インスタとYouTubeだけじゃ飽きてしまい久しぶりにTwitterを開いたのが9月。もう3回生の夏休みも半分終る頃だった。

久しぶりのTwitterを見ると髙橋さんツイートが。「そこのごろごろしてる大学生~
私がダラダラしてることを知っているかのように呼ばれた気分だった。こんな生活はあかんなとは自覚していたので、リセットしたく「車座参加させてください」と連絡するのは勇気がいったけどやっぱり、今のままじゃ後悔する。という思いの方が強く、未知への世界に飛び込んだ。

一応大学では、食に関わることは幅広く学んできたつもりだったけど、農業という世界と環境という世界には全く触れて来なかったことを知った。
だけどその世界は私にとって関心に変わった。高橋さんの「環境が揃ってからやるってゆー人はやらない人、目的は見つけるものじゃなくて向かってくること」この言葉を聞いて、動きたい!という気持ちが強くなった。そこで今回、お願いして同行させていただく運びとなりました。

2人の生産者さんの現場へ

そんなキャラバンin奈良は2人の生産者さんのところに足を運ばさせていただいた。

①農業生産法人 葛城山麓農園 西村さん
訪れたのは、御所市にある「白雲庵」今年の11月3日にオープンしたばかりのレストラン。そこを経営する葛城山麓農園株式会社の西村さんとお会いしました。レストランが建つ目の前には奈良盆地が一望できるなんとも開放的な場所。

2015年に葛城山麓の地域資源(農・食・観光)を活用して地域活性化の為に会社を創業。レストランだけでなく大和伝統野菜をはじめ西洋野菜やハーブ等少量多品目で生産し6次産業にも取り組んでおられます。

(蓮茶と大和抹茶のジェラートをいただきました)

そんなこの町は、農業従事者が減り耕作放棄地が多くなってきているという。そんな現状の中で外部から新規農業者を募ることで新たな雇用を生んでいる。
また葛城には数々の神話の舞台となった神秘的なスポットがある。例えば、レストランの近くの名勝「大和三山」には彼岸花が辺り一面に広がっていたり、番水の時計といって、田んぼに万遍なく配水するための慣行を守る時計など...
そんなたくさん観光資源があるのに、お金を使う場所が無いので、その初めの第一歩にこのレストランを開いたそう。そして農泊施設も今準備されており、地域を盛り上げようとしている。
ここまで順調のように聞こえるが、最初はこの地域作りに協力してもらえなかったそう。しかし計画が何年づれようとここまで諦めずに頑張ってきましたと西村さん。そんな私の目には誇らしい表情をされている西村さんの姿が入りました。それと同時に『続ける』という西村さんの根性が見えました。

②堀内果実園 堀内さん
2日目の朝、途中地点で待ち合わせをしていた堀内さんと合流。おはようと共にリンゴを渡してくださり堀内さんの車に乗り込んで現場まで。
急な坂道とだんだん細くなる道を慣れた手つきで運転している。そんなこんなでたどり着いた先にはなんとも言えない景色が広がっていた。

山頂に家が建っていて斜面は全て柿の木。ここで生活している方達がいると思うと、想像がつかず、また新たな地に出会いました。

そんな堀内さんは、東京にも店舗を展開している凄腕経営者。
そんな堀内さんは、他者から学ぶことを忘れず、常に何かを吸収しようとされている。その1つの話として、ポップアップに出店した際、隣のブースはこのポップアップイベントで最高の売上を出した着物屋さんだったそうで、何故そんなに売れるのか着物屋さんに聞き、着物を売るすべから、学ぶことがあったと。

一見、関わりのない業者同士に思えるが、モノを売るということは共通している。他者から学ぶと言うことは自分の心も寛大でなければ難しいと私は思っているので、それを堀内さんは当たり前かのようにされていて、成長のために学び続ける姿を直接目で見て、改めて私は他者から学ぶことの大切さを教えていただいた。

講演を通しての気づきと伝えたいこと

そしてREIWA 47キャラバン#27 in奈良。
キャラバンの講演テーマは気候変動。正直身近に感じられる問題ではない。なぜ感じられないのか?
それは、自然と自分自身が離れているから。

2020年は特に環境が不安定であった。海水が1度2度上昇したことによる魚の大量死。たった1、2度と思うかもしれないが、人間で言うと10度20度気温が上昇してることと一緒なのだ。
すると気温50度くらい.....そんな中で生きていけますか...。

また台風で畑が水没。3〜4ヶ月一生懸命育ててきたものが、一瞬の気候変動で全てが無くなってしまう。
私たちはその背景を知りながら、スーパーで野菜・魚を買えていますか?
市場やスーパーにはいつも通り野菜・魚が並んでませんか。

あなたはこの事実についてどう感じますか?

私は、予測不可能な環境に向き合っている生産者さんの環境を知らなければいけないと思います。では、それをどう私達は認識できるのかこの答えはキャラバン講演の中にあった。

それは、直販するということだと髙橋さんは言う。
農家・漁師さんから直接食材を買うことで、食材を通じて環境を知ることができる。
例えば、「今年のお野菜はこうゆう状況なんです」「今日は海が荒れているので漁にでれません」みたいな会話からね。そういう状況を知ることができると、ニュースで取り上げられた時に結びつけることができる。これが、直販にしかない価値でもある。そして自然にはブレがあることを理解することができれば、供給や味にブレがあっても楽しむことができる、いや、それを楽しめる社会を目指さなければいけない。それが、今自然から離れて生活してる私達にとって環境を知れるものとなるのです。

そして今、生産者さんはこうやって私達の為に環境を教えてくれるカナリアになろうとしてくれています。生産者さんだけの一方通行にならないように、私たちはそれを受けとりに行き、一人ずつ行動していかなければならないと講演を聞いて強く感じました。

そんな環境問題の話はスケールが大きく、『一人じゃなにも変わらない』と思ってしまいますが、
環境を知ることは社会にでる私達がどう生きていかなければならないのかが分かると私はこのキャラバンを通じて思いました。

最近だと、コンビニのビニール袋の有料化やスタバが紙ストローに変わりましたが、今ならそりゃそうだなと思えます。
「紙ストロー飲みにくい~」じゃないんです。私達がこれまでに環境に負荷を与え続けてきたから当たり前のことなのです。

だから直販じゃなくても今からでも自分にできることを少しづつ始めて欲しいと思います。例えば、ペットボトルを買う頻度を少なくする・一駅分歩いてみるとかね。
髙橋さんは、「全ての生活を変えなくていい。今の生活の1割だけでいい。そうゆう風に向きを変えて行こう」と。行動することの大切さを教えてくれました。

そんな熱の入った講演おわり、髙橋さんがぽつりとつぶやいた。
このキャラバンで、何人の人が本気で変わってくれるのだろうか。向き合ってくれるのだろうか。」と。本気を間近で見たからこそ、そう髙橋さんがつぶやいた言葉に、胸が凄く痛くなった。

これからの私

だから私も、聞いているだけではだめだと。行動するためには、何が今の自分に足りていないのかレポートを書きながら考えた。
出てきた答えは知識不足ということ。農業・環境という興味をもった世界があるなら、まずは自分で勉強して深めていくこと、そして疑問に思うことがあればそれを自分なりの答えが出るまで学んでいくことが今の私には必要だと気づくことができました。

最後に......
これを最後まで読んださりありがとうございました。車座に参加しようか迷っている方や私に釣られて読んでくださった方に、このレポートが何か1つでも行動を変えれるきっかけを与えられることができれば、私が一つレポートを書かせてもらったことに意味があると思います。

そして....
キャラバンで出会った奈良県の生産者様。私自身まだまだお話させてもらいたかったです。これも何かの縁だと思うので、また現場の方に足を運ばせていただきたいです。先日はありがとうございました!

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