受験が終わりました

※この文章は大切な友達の言葉を読んで、私も彼女らに伝えたいと思った単なる自分語りです。

上記の友達の文章で、〇〇大死ぬほど行きたいって思わなかったっていうの読んで、私も実は同じような感じ。親に浪人しないでねって言われてたことを除いても、浪人してまで医学科行きたいとは思わなかった。
だから、もちろん現役で医学科受かる人もすごいけど、それと同じくらい、多浪や再受験をしてまで医学科を目指す強い気持ちを持った人がすごいと思う。


医学科目指したきっかけは母の入院って小学生の時から言い続けてきたけど、当時医師や看護師さんが何をしたのかとかは全く分からないし、ほんとに漠然と思ってから何も自分で考えずにずっと医師になりたいって言い続けてきた。何も考えずにね。
なんなら当時の不安大きすぎて今でも思い出すと泣きそうになるから思い出したくないくらい。
でも自分には医学科受かる実力がなかったし、実力不足の一番の原因は、絶対医学科受かってやる、っていう熱意が足りなかったというかなかったからっていうのも十分に分かってる。


私は医師になれるほど頭も良くないし器用でもない、母が「栞医者なんてなれるん?」なんてよくふざけて聞いてきたけど、その自信は全然なかった。まあ医学生、ましてや医師でさえも絶対な自信を持っているとは限らない、と思ってるけど。

もちろんずっと一緒に頑張ってきた友達が医学科推薦受かった時は嬉しさと同じくらい悔しさもあった。でも今では素直に、診療放射線技師として医師や他の医療従事者と共に患者さんを助けたい、って思う。気持ちが切り替わった後だったから昨日も他の同級生の医学科合格は本当に素直に喜べた。
これもいろいろ仕事や大学、大学で行われている研究について調べて目標を持てたから自分の考えが明確になったこと。ちなみにまともに調べ始めたのは共通テスト後。

この1年間で、医学科と放射線科と薬学部受けてるのも正直おかしい話だよなって思う(補足は下)。高3の1月になるまで自分のやりたいことを考えてこなかった、自分に向き合ってこなかった結果。
でも医学科や放射線科の面接練習を通して、泣きながらも自分と向き合えた。綺麗事ではなくてね。
推薦を受けさせて貰えたことは面接だけじゃなくて小論文対策をした事や医師になりたい気持ちを持った子達と同じ空気感を味わえたことに関しても自分にとって大きな財産だし、前期受験する大学と将来の夢を今のところに決断できたことも自分を成長させられたと思う。私優柔不断だからさぁ、というか自分で決めることを避けてた、というか。もう18とか大人の仲間入りだしそろそろしっかりしなきゃいけないよね、という意味でも大人になったんではないでしょうか。まあ元々未熟すぎたので。

結果として私は受験を通して自分が本当にやりたいことがやっと見つけられて、色々な人の協力の元その道を切り開くことが出来た。これからどうなるかも自分次第。がんばろう。応援してください。
私もみんなのことをとっっても応援しています。

補足:推薦入試で医学部医学科、国公立前期で医学部保健学科放射線専攻、私立で薬学部薬学科を受験しました。

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