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「ミッシェル・ガン・エレファント“THEE MOVIE” LAST HEAVEN 031011」を観た。

チバさんの訃報から数か月。追悼上映を鑑賞。そもそもこの映画は2003年のもの、2009年に逝去したアベフトシさん追悼のために作成されたものになります。

実は、ミッシェル!とは言ったものの、解散した2003年って、私9歳だし現役バリバリにファンだったのかと言うとそうでない。ただ、Mステのあの場面とかはよく覚えています。


私が知っているミッシェルガンエレファントは、Chicken Zombiesを聴いたところからって感じです。その後のバースデイのほうが印象深い。そしてなによりチバユウスケと言う人がどれだけのバンドマンたちに愛されていたかを感じ、もちろん私の大好きなバンドマンたちがこぞって彼を尊敬し、愛していたこと。その印象が強い。

映画を観て感じたのは・・・まずは時代かなあ・・・1990年代って、そうか、こうだったよなと思った。ライブ映像だけではなく、当時のTVや他のライブ会場での出来事も併せていた。当時スマホなんてなくて、急遽のライブ中止の際の伝達の仕方とか。おお~、こんな世のなかだったのね。などと思う。そして大盛り上がりのファンたちは、みんないつの時代も変わらないね。と思っていた。もし私があの時代に、自分のお金でライブに行くことが出来た人であったら、狂気的なファンになっていただろうな!と思った。当時に生まれていたら・・・今回のチバさんの訃報はもちろん、アベさんの急逝は耐えられなかったでしょうね。しんどいな。

ライブはめちゃくちゃかっこよかった。意志を感じるよ・・・もの凄い熱量に、心をわしづかみにされた。この時代に生まれたいような、生まれたくないような・・・!チープだけど最高にロックだった。最高なロックバンドだった。そしてみんなスーツめちゃくちゃかっこいいな。デビュー当初から、ラストライブまで。変わるスーツの格好良さに、しみじみした。いろんなことが起きたんだろうな。すごかったろうな。自分たちがロックの世界を牽引している、とか、もちろん思ったろうな。
冒頭でも話した通りわたしはバースデイが好き。そしてチバさんも好きだが私はクハラカズユキさんが好きでね!百々さんと有江さんとクハラさんのライブに行くはずだったのですがちと行けず。百々さんのスタッフさんはご自愛くださいと言ってくださる優しい方でした・・・🍑
話は戻って、そう、クハラさんはとてもやさしく大好きなドラマーさんです。一度お会いしたことがあるのですが過度の緊張で何も話せず写真だけ撮ってもらいました。またいつかちゃんとお話ししたい・・・

文才すぎて好きです🥒



誰かが泣いてたら 抱きしめよう それだけでいい
誰かが笑ってたら 肩を組もう それだけでいい
誰かが倒れたら 起こせばいい それだけでいい
誰かが立ったなら ささえればいい それだけでいい
それだけでいい
Everybody needs some body


パンフレットを帰りに購入。まんまと買いました。
エンドロールに、たくさんのバンドの名前が書かれていた。めちゃくちゃ食ついて見たけど全然分からず。笑 私がはっきり認識できたのはSAだけでした・・・(なんでやねーん!)
チバさんのいろんなお話は、私の好きなバンドマンだちからうかがっている。慕われている様子や、飾らない性格など、本当にみんなに愛されている人なんだろう。悲しいね。私が悲しいんだから、みなさんの悲しみは、はかりしれないね。
本当にいい映画、ライブ、だったんだろうなあ。


ロックバンドはいいな、と思いながら夜道歩いて帰った。
永遠なんてないよなって思った。
健康であることがどれだけ大切で、当たり前ではないということを再び感じた。
映画を観た次の日に、記事を書こうか、でも、「終わりの始まり」をしたいと思って、いろいろ「終わらせる」ことにした。いろいろやらなきゃいけないことをしてきたんだ。
だから、お休みの日(つまり今日)記事を書こうと思いながら仕事に行く。
このホカホカした気持ちは、変わらない。



急に、大切なものが崩れ落ちるあの感触は、しんどいな。


次の記事に続く・・・

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