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最高すぎるキーボードHHKB Studio。

やっと昨日、HHKB Studioが発売開始になった。
二週間前くらいに貰って、あまりの快適さに感動した。
静電容量式からメカニカルに変わったと言われても気づかないレベル。
というかそもそもこれまでのHHKBはキータッチは素晴らしいもののMacとWindowsとLinuxを切り替えて使う俺にはディプスイッチで設定するとか二十世紀の設定方法がどう考えても腑に落ちなすぎた。

マルチ対応でも機種が変わったらディプスイッチ変更しなきゃなんないとかあたまおかしいだろ。

・・・というのに比べると、今回のHHKB Studioはディプスイッチがソフト化された。これだけで優勝レベルだが、設定アプリでは説明なしにディップスイッチを設定できるようになってる。控えめに言ってこれを考えたやつは頭がおかしい。


これ見て「あー二番のディップをONにしようかな」とか思えるやつは頭がおかしい

徹底的なユーザーアンフレンドリー。もはやわざとやってるとしか思えない。

昨日のイベントでは、タッチスクリーンを発明した暦本純一と未踏出身の落合陽一という二人の天才レベルプログラマーが登壇したが、誰も真ん中のシンクパッドのアレっぽいやつの感度変更のやり方がわからなかった。

「マニュアルに書いてある」とかぬかすんだけど、キーボードのマニュアルなんか壊れた時しか見ねえよ。ロジクールのキーボードはマニュアルみなくても全機能使えるよ。

と言いつつ、意外にもこのキーボードは最&高であるのでネットでは売り切れたらしいが現地でさらに二個買った。

コロナ禍で流行ったクラブハウスとVRChatで知り合ったHHK部長の松本さんに、「HHKBエヴァンジェリストになってよ」と言われて三年くらいが経過したが、当時の僕は肩書を増やすことがものすごく困難だったのでかわりに落合陽一さんを紹介したんだけど、まあとにかくHHKBエヴァンジェリストになってから、不要なほど多様なHHKBが常に送られてきて家中HHKBだらけである。

しかし今回のHHKB Studioはエヴァンジェリストになって初めて「おいこれもっと寄越せ」と思った逸品であり、今後これの白とか雪とかでるたびに送ってくれると思うと嬉しくて震える。西野七瀬。ちがった西野カナ状態。

当然墨もあるんだろうな。早く作って欲しい。送って欲しい。でも待ちきれないから二個現場で買うしかなかった。だってこんなに素晴らしいキーボードないぜ。マジで。

あまりにも素晴らしすぎて昨日の情報解禁まで黙っているのが辛すぎた。
わかるかな。好きな人に好きって言えない気持ち。それくらいマジやばい。俺は恋に落ちてしまった。このキーボードと。

一晩明けるといまだにこのキーボードの真ん中のトラックポイントの速度を調整する方法を忘れてしまったが、このコナミコマンドみたいな無茶苦茶な裏技があるのがハッピーハッキングの所以なのだろうか。でもわかりやすくしてもバチは当たらないだろう。

タッチセンサーが四箇所、トラックポイントが一箇所で、しかも机の面積が激少になる。マジでこれ以上素晴らしいキーボードは地球上にない。まあ好みもあると思うので全員にこれを使えと強制する気はないが、素晴らしい逸品であることは確か。

あとはとにかくファームウェアをオープンソース化して欲しい。
そうしたらもっと広がるはず。

いやマジですごいぜ松本部長。いままでエッチエッチ系部長とか呼んでいて正直スマンかった。

あんまり褒めると金もらってんだろと言われそうだが、マジで金もらってないしキーボードがいつも大量に送られてきてなんなら若干迷惑(さすがにフリマに出したら怒られそうだし)と思っていた部分もなくはない。今回はイベント登壇なのでもしかしたら若干金もらってるかもしれないが、HHKB Studio二個買ったらチャラどころか大幅赤字になるくらいの登壇料だと思う。俺お金のやり取りしてないから知らんけど。

松本さんが定年してまでも作りたかった執念の逸品。買えたらラッキー。

いやほんと、ラッキーだわ。こんな素晴らしいキーボードが世の中にあるんだな。