
【知らないとやばい!?】介護職が最低限押さえておかないといけないポイント
タイトルにもある通りですが、介護職には適切な働き方があります。
介護職はご利用者の人生に関わる仕事なので、「答えはない!」「これが良い働き方だ!」というものはないように感じがちです。
しかし、実際には適切な働き方は存在します。
この記事の内容はこんな方におすすめ!
🔴これから介護に携わる方
🔴介護現場で指導をする立場にいる方
※介護に携わる方には、是非みて頂きたい記事になります。
この記事で理解できる内容とは?
この記事では、介護職は介護施設で働いていくために、必ず押さえておかないといけないことをお伝えします。
介護をしていると、どうしても忘れてしまいがちな内容です。
■ ■ ■
介護職として最低限押さえておくべき4つのポイント
介護職として、最低限押さえておかなければならないポイントがあります。
最初にそれをご紹介します。
ポイントは4つです。
1:「お世話」と「介護」の違いを理解する
介護職といえば、高齢者のお世話をすることが仕事だと思っている方は多いです。
確かに、実際介護現場では、食事や排泄、入浴のお世話をします。
しかし、介護職に本当に求められているもの。
それは「その人らしい生活を提供する」ことです。
私たちに置き換えてみたら分かりやすいと思います。
朝起きてから、食事を食べる、トイレに行く、お風呂に入る、これしかしない生活を送られている方は、誰もいないと思います。
「お世話」は確かに最低限の生活を送るためには欠かせません。
しかし、自分らしい人生を送るために、趣味を持ったり、友達をつくったりと娯楽や楽しみを持ち生活するのが、人間として当たり前の生活です。
「介護」は、その人らしい人生が送れるように、その人の生活を支えることです。
「介護」の中の1つに「お世話」があるというイメージですね。
2:介護職は「人間関係」が仕事です
介護職は、施設に入所されているご利用者の生活を支える仕事ですが、介護者1人でするわけではありません。
そのため、職員間の人間関係がとても大切です。
挨拶やお礼、相手の立場に立って物事を考えることは、最低限必要になります。
ご利用者・職員関係なく、相手に気を使うのは当たり前です。
よく介護職をしていると、「この職員は苦手だな」「今日はこの人と一緒に働くのか」という感情になります。
これは、誰しもが感じる避けられない感情です。
無理をして関係性を修復したり、良い関係にもっていく。
ここまでする必要はないと思いますが、悪い人間関係は必ずご利用者に影響します。
どれだけ嫌っていても、どれだけ一緒に組むのが嫌でも、コミュニケーションは必ずとる必要があります。
3:介護は職員1人ではできません
人間の人生に、「こうすれば正解」というものはありません。
介護をしていると、職員は「もっと〇〇してあげたい!「もっと〇〇したい!」という思いになります。
もちろん、それはとてもすばらしいことです。
しかし、他の職員も同じことを思っています。
新人だから間違っている、ベテランだから当たっているということではなく、みんなの意見それぞれ間違っていません。
自分の意見にこだわってしまうと、どんどんご利用者にしてあげられることが減っていきます。
だからこそ、職員とは良い関係である必要があります。
また、勘違いしてはいけないのは、ご利用者の人生です。
「職員がしてあげたいからする」も必要ですが、「ご利用者がしたいと思っているから実現してあげる」これが基本になります。
4:施設には誰も入所なんかしたくない
施設で過ごされているご利用者は、基本的に誰もすすんで施設で生活していきたいとは思っていません。
よく「家に帰りたい」と話される方もいます。
その通りです。入所されている方みんな、自分の住み慣れた家、住み慣れた地域で過ごしたいと思っておられます。
施設で生活するのが当たり前とは思わないで下さい。
ご利用者の中には、自分の意思を自分の口で正確に伝えることができない方もおられます。
そういった方は、自分の今後の人生を自分以外の人(その家族やその他身内の方)に決められてしまうんです。
どれだけ心の中で家にいたいと思っていても、自分の思いは伝わりません。
🔴勝手に施設に入所させられる。
🔴施設で生活したくないのに、施設しか居場所がない
一人で知らない人しかいない環境の中にいる孤独感。
介護職はそういう方達の味方になってあげないといけません。
さいごに
この記事では、介護職として必ず押さえておかないといけないポイントを書いてきました。
いかがだったでしょうか?
介護職にとって、知識や技術はもちろん大切です。
しかし、いかに多い知識・高い技術をもっていても、あなた自身の人間性が伴っていないと、良いケアをすることは絶対にできません。
記事の中で紹介した4つのポイントは、介護に携わっていくのなら忘れてはいけません。
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私は、ほのぼのかいご情報というブログサイトの運営もしています。
内容は少し難しいかもしれませんが、参考になる記事も多数あります。
興味のある方は、見てみて下さい(^^)
ほのぼのかいご情報:https://shhiinblog.com/
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