映画『グレイテスト・ショーマン』を観た

「ヌケモレなしの誠意ある王道エンタメ」

映画『グレイテスト・ショーマン』を観た。

ちょっとミュージカルシーンで涙が出そうになった。ただ気迫をもって台詞を言うよりも、音楽に乗せた方が伝わるね。最近は歌って踊る人が恰好良く見えて仕方がないけどそれにしてもイケてた。すごいね。音楽は力があるなぁとか演技でキャラクターになることには夢があるなぁとか思いました。キャラクターにならなきゃあんな説得力がある「THIS IS ME」は出てこないと思う。

ミュージカルシーンを観たときの、無敵感・これが正解感・圧倒的なエンタメ感。そうそう日常で心から「イェーイ!」って思うことって無いのに、これは絶対に「イェーイ!」だった。

レミゼラブルを観た当時は話が重くてぐったりした挙句睡眠タイムになってしまったけれど、今回のヒュージャックマンは魅力的だった。レミゼラブルも今観直したら感動するのかな?

一番好きなシーンは男二人でバーで商談交渉するところ。来世は男に生まれたくなるくらいに恰好良い。まぶたが役割を忘れるくらいガン見した。あのシーンは洗練されすぎてて言葉に出来ません。

他に感想を言い合ってて気づいたのは、最後主人公バーナムが相棒フィリップにオーナーを譲るのは「愛娘のバレエの発表会があるから」なのか「本心から」なのか曖昧だったよねということ。個人的には前者が本当の理由で、こういう適当さがあったほうがキャラクター的により好きになります。最後にこういう余白があるのがグッときます。

余談、新宿のバルト9で初めて観たんだけど、なんかバルト9に入っているショップが全体的にアニメアニメしてて少し居心地が悪かった。池袋のPARCO別館と同じ雰囲気。あそこにStussyのウィメンズがあるのどういうマーケティングだったんやと疑問。新宿ならピカデリーが一番良いね!
映画『グレイテスト・ショーマン』公式HP
http://www.foxmovies-jp.com/greatest-showman/

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