幽霊たちのユートピア
この社会はまがいものでできている。
本来、人間のソサイエティーであるが
時々幽霊が入り交じる。
まるで夜は幽霊のユートピアだ。
人々がハウスの中に入り込むと、
外は幽霊どものダンス会場だ。
たまに内に入り込む幽霊を見逃して消えるのを待ち、
追い出せる物には外に除霊し、
夕闇から深夜帯、朝焼けが出る頃には皆消えて姿を失われている、その実体。
隠れて見ていた子猫は、
住み処へと帰っていった。
夜空が煌めくたび、また幽霊たちのユートピアは開幕を迎える。
小説執筆家・評論著者として創っていく気概は十分あるので応援・サポートよろしくお願いいたします!いずれ本になる日を待ってください。できる所から動きます!