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その1 米国公認会計士4科目一発合格体験から考える効果的な勉強法

昔の話ながら、1998年11月にイリノイ州の公認会計士試験(USCPA試験)を受験し4科目一発で合格しました。

全く会計の知識もなく会計に全く興味もなかった自分が1998年5月に受験を決めて予備校に行ってお金を払い、死に物狂いで5か月間勉強して下記の高得点で合格しました。

AUDIT 82
FARE 99
TAX and Gvernmental A/C 87
LAW 88

当時、予備校や先に合格された方などに勉強法などいろいろと確認しながら勉強したのですが、正直な話をしますと、特にいい勉強法というやり方を聞き出すことができませんでした。

合格後、わけもわからず努力して合格した私の勉強の仕方なども予備校の人やその後勉強された方にやり方について話をしたものの、、、

あれから20年経過して、
もしそのやり方が浸透し、
また改良されているのであれば、

日本における合格者も相当増えているのではないかと思いますが、、、、
果たして実態は私にはわかりません。

その後、私は2010年に縁があり北京で仕事をしていましたが、その時に中国語の試験である漢語水平考試(HSK)という試験を受け、最上級の6級を一発で合格しました。212点。

私は、1984年の大学受験(東大落ちて、慶応合格)、1998年のUSCPA試験を受けたことから、いろいろと考えて、もしかしたらこういう試験は勉強の仕方をうまく考えれば実力以上の点数が出るのではないかと考えて、大学受験の時とUSCPA試験の時の勉強の仕方などをレビューしてみて、やり方を考えて2009年のHSK5級、2010年の漢語水平考試(HSK)6級を受験したところ、一発で2つとも合格をしました。

私は、福井県の藤島高校(公立)という、福井一番の進学校出身ですが、今は知りませんが、当時の高校のカリキュラムは恐ろしいことに文部省の言う通りのままで、進学校と言われながらもおよそ受験に対応した戦略的なカリキュラムなどがほとんどないと思われるやり方でした。

私は33才(1998年)にUSCPA合格後、これまでにマレーシアに5年住んで(大手会計事務所)、その後、中国(北京3年半、上海2か月、深セン2か月、香港4か月)に滞在経験があり、ハノイ、ホーチミン、バンコクにも何度も出張経験があります。
海外で灘高校や開成、その他日本全国の進学校から一発で東大法学部を合格して一発で弁護士を合格された5大事務所の中国東南アジア事務所に勤務される弁護士の先生方々とお会いする機会が多く、その先生方に非公式にお受験勉強などのやり方について議論させて頂いた時に、

受験勉強はやり方がある

ということを確信しました。

今の自分の経験を以て、何も知らないでただバカみたいに努力だけした自分の経験を再考察して、
今の自分が

1984年の自分(大学受験時)にアドバイスをしていたら、
1998年のUSCPA受験時の自分にアドバイスをしていたら、、

相当違う結果が出ていた、いい意味で違う結果が出ていた
ということを
年を取ってわかるようになりました。

受験勉強にはいろいろなやり方があり、私の体験が一番いいとも思いません。自分のやり方に合わないことを採用しても、身が入らないのでそういう話を聞く必要もないと思います。

ただ私の体験談から、何かしら使えるものがあればということで、これから私の体験談とそれを踏まえたちょっとして勉強の仕方に対する提案をさせて頂きます。

恐らく、、、
予備校とかでは聞けないような
もしくは
受験生同士、互いにプライドがあって、聞きたくても聞けない
そういう話をさせて頂きます。

個々の問題の解説、受験資格や会場の詳細などは予備校や他のネットの情報をご確認願います。

やり方や考え方が違う方にとっては、不快に感じるような内容もあるかと思いますので、先に謝罪させて頂きます。
意見は違っても、本当に思うことを書かないと、心に残らないしまた受験勉強に役に立たない可能性があるからです。

それでは本日は

米国公認会計士4科目一発合格体験から考える効果的な勉強法
その1 

ということで、、、、
以下について語ります。

1.学歴、偏差値は関係あるのか (受験資格は満たすという前提)
2.どれくらい勉強しないといけないのか
3.マルチ3回廻せば受かるのか
4.マルチ1問にかける時間はどのくらいか
5.高得点で受かったのことですが、自信はあったのか?
AUDIT 82 FARE 99 TAX and Gvernmental A/C 87 LAW 88

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