天獄ストラグル -strayside-フルコンプ感想

楽しみにしていた獄スト、勢いで発売日から4日でフルコンプまで辿り着きました〜!!
オトメイトさんの気合いが伝わってきてたのでわくわくしながらスイートボックス予約して待ってた。
ニルアド、オラソワと同じチームの作品だけど、ちょっとイメージ違う感じ???ポップで可愛い!
始めて最初のアニメーションとOPですでにフロアが沸いた。
色々言われてましたけど私は治安悪い男が大好きだし楽しめました〜!
忘れないうちに纏めときます。

※マイナスなことも書いてるので自己責任で見てください
※ネタバレ全開なので未プレイの方は注意
※引くほど長い備忘録


閻魔凜

ヒロインである凜ちゃん。このチームの特徴な世間知らずで恋愛にも疎い男嫌いなお嬢様。期待を裏切らずにっこりしちゃった。
作品の傾向上えっちなことに対してくそちょろすぎるところあるけど凜ちゃんは割とその上で、結果すけべに積極的だったし好奇心旺盛恋に憧れるけど秘めたる前世の男に対する嫌悪する記憶が刻み込まれてるのかな〜と。
だから途中途中とても男嫌い……?ってなったけどそれはもう生前の無意識的な意識なんだろうなぁって。
なによりビジュアルが可愛い。

宇賀菊之助

年下可愛い獣もふもふキャラ♡こんなん可愛くないわけがない。
私自身はそんなに年下の可愛いキャラにハマることはないんだけれど菊之助は良かった〜!純粋ちょっとツンなショタ枠って感じではなくて、いや見た目ではそうなんだけども。
基本的に菊之助ルートは薊ちゃんと菊之助との話になるからお兄ちゃんムーブでその塩梅がよかったのかなぁ。純粋に可愛いし、でもかっこよくありたい!っていうのも伝わったし。
可愛い少年がヒロインと思い通じあって急に男出してくるのそんなに〜なんだけど菊之助の場合は割と最初からだったからよかったのかも。
他のルート同様に二人ともちょろで好きになってしまうのは否めないけどこの二人は一緒に居るうちに…もだもだ…もわかる。
写楽の煽りとか「男嫌いと女嫌いはどうした?」みたいな台詞に大頷きだよ。どうした?
凜ちゃんが「満足させてほしい男ならいる」ってかなりグイグイなのもよかった!終わった今こうして見ると菊之助ルートの凜ちゃん割と好きかも。
グイグイ凜ちゃんに負けじと「めちゃくちゃ頑張って満足させる」菊之助に、待てができる凜ちゃんのこの、攻防というかめっちゃ良い🫶
ただ薊ちゃんが地獄に帰る前に一日だけ時間頂戴?でいーよ!はあまりにも浅はかすぎない?
甘すぎるというか……。後述すると思うけど今作は敵側の行動理由がう〜んとなってた中で薊ちゃんはもう全てが嫌で憎くて人間の世界に行きたい!って理由はわからなくはないなと思ったけどさぁ。
あと菊之助、最初の声揃えての「犯すぞ」もそうだし過去の兄妹で交配〜の部分もそうだしそういうのオープンでしかも途中で「血が……」とか言ってるからどうせなら特典小冊子とかドラマCDとかで純粋ムーブ出さなくていいよ〜!となってしまった。

ってまぁ好き勝手言ってるけど、たまに出る狼耳とか凜ちゃんが飼い慣らす感じとか凄い好きでした!結構意外かも!

村上善那

最初にキャラクター発表された時の第一印象は実は善那が一番だった。
粗暴で喧嘩早くてちょっとだけ照れ屋。みたいなイメージだった。けど思ったよりも可愛い要素多かったな。
女なんて嫌いだー!みたいな入りだったけどあまりにもちょろくてオタクはニコニコしてしまう。
最初のバイトの衣装、善那は立ち絵出てたからわかってたけど凜ちゃんもオソロのラムちゃん衣装なの可愛かった〜!このシーン本当に善那のいいところ詰め込まれてたなぁ。
善那ルートは凜ちゃんと善那の恋愛部分はよかったんだよなぁ。消えてもいいっていう善那に消えて欲しくないって思っちゃう凜ちゃんとギャーギャー言いながらも近づいていくところ。
善那は照れるけれどちゃんと思ってること言ってくれる男だと思うからそういうところとかほんと可愛い。
でもさ〜〜VS山三郎の部分に対しての全員の行動があまりにも私にはわからなすぎた。
あまりにも善那の行動の意味がわからなくて途中混乱しちゃった。
そもそも山三郎がそこまで善那と戦いたい理由も私はしっくり来てなくてひいては阿国と山三郎が何故絲ノ比丘尼に着いてきたのかもイマイチわからない。
確かに戦いたい未練があったのかもしれないけどそこまで深く話す訳でもなく……。それに加えて善那も断固拒否してワガママ言うのに次にはすぐにやっぱり戦いたいって言うし、それでなんとか戦ったら決着着く前に、なんか、山三郎と阿国も帰ることに納得しちゃうしさ……。
武士としての誇りとか武士としてのプライドとして戦いたいと思っていた山三郎だけれど、人間の世界でもうそんなことは古いんだって気づいた善那が俺たちもアップデートしよう!みたいな事言いたい物語なのかなぁとは思うけど、思うけど……!
阿国も山三郎も善那も凜ちゃんもみんな凄く素敵なキャラクターだったからこそなんか悔しいなぁ〜〜って思っちゃった。
もう少し阿国と山三郎の恋の話にフォーカスして凜ちゃんを傷つけてしまった善那とのあれこれで上手くできたのでは……?と思ってしまったという、、、。
まぁそれはそれとしてやっぱりキャラクターとしてはとてもよかったので善凜は可愛い♡とは思います。善那にはぜひガツガツ行って欲しいな。

東洲斎写楽

写楽はプロフィール出てから一番気になってた〜!CV石川界人もどうなるんだろうって思ってたけどとてもよかった。江戸っ子歌舞伎者意識してる喋り方合ってた。
ちょっとだけ荒れていた写楽の過去も口の悪さも、衆合地獄にいた写楽だし、そもそもみんな地獄の悪党っていう設定なので私は違和感なかったな。というか私は多少治安悪いの好きなので。そこが苦手な人はそもそもこのゲーム全体的に厳しいだろうなぁという印象。
ここまで共通から菊之助善那ルートを通じての写楽の言動めちゃくちゃ好き〜煽る〜!ってペンラ振ってたけど、こういうキャラって自ルートでは軽いこと言いながら最後まで手出せないタイプなんだろうなっていうのは大谷羽鳥と縁で知ってるんだよね。
「寝たらわかる」のくだりもしかして、もしかしてそこから始めるパターンもある〜!?って期待しちゃった。まぁ、うん、そうだよね。でもそうさせるように仕組んでる写楽にはきーーって歯軋りした。
こういうタイプって相手を好きだと自覚するととたんにポンコツになってしまうことが多いけど、写楽はいい感じにそれでも押してくれる感じがいいなぁ。
1歳だけだけど、年下なのに翻弄して上手で、すぐに手をだしてきそうだけど、でも本当にちょっとだけ甘える年下感だしてくるこの絶妙さが好き〜!となった。
写凜の凜ちゃんはわりと好きだなぁと思った。甘やかし方がうまい。
もう後は朝ちゃんと絲ノ比丘尼様だよね〜。こんなもんオタクみんな好きじゃん。そこのところもっと詳しく見せてほしいと思った。
写楽vs朝ちゃんのバトルは他に比べてなんか納得できたのもよかった。生前からの因縁というか。(善那と山三郎を引きずってる)
ただここまできて絲ノ比丘尼様があまりにもあっさりとしすぎてて、ん……?ってなってしまい。

あと写楽ルートで1番フロア沸いたのはあの温泉のシーンだよね、わかる。凜ちゃんいつの間に水着脱いだの??ってみんな声揃えたように言ってて本当に笑う。それな。
もうここまで凜ちゃんが覚悟決めてるのに何よりもエンド迎えるまで手出さないのもほんっとうに写楽の行動の全て“わかっている”って感じ。ほんと、ありがとう。

JacK

ここまであまりにもJacKのことなにもわからないまま進んできてしまったので楽しみだったJacKルート〜!って始めたんだけど、始めたんだけど、、、。
キャラクターはめっちゃくちゃ良かった〜!古のビジュアル系みたいなこと言ってポーズ決めて、全ての立ち絵おもろ。さては90年代にSHOXXとか出てた?誰がわかるねん。
のの先生との因縁も五右衛門を恨むのもわかるし良かったんだけど、あまりにも五右衛門の波動強すぎない〜?
もうここまでで十分五右衛門が生前からずっと凜ちゃんが好きなことは分かりきっている状態でそのムーブかまされると気持ちはご、ご、五右衛門〜〜〜ってなってしまうよ。人のルートで準備運動始めないでもらえる?
タマがいるとはいえ2人でお風呂入ってだいじょぶ?色々バレちゃわない?ってかこのシーンの五右衛門きつすぎない?

動物に好かれないJacKあまりにもわかる。猫カフェとかいって1人きりで寂しく過ごしてほしい。可愛い。
なんかJacKも凜ちゃんも気づいたら相手のこと好きになっててものすごく置いて行かれてしまった感じだったんだよね……。本来敵だと思っていた相手を好きになるってものすごい良なテーマだからなんかもっと熱い展開にもできたんじゃないかな〜って。
とにかく五右衛門(真相)ルートの助走になってる気がするんだよね。

でもポンコツで好きになったらブレーキかけないJacKおもろくて好き。人と話していてJacKのことずっと喋っちゃうのもしかして好きなのかも……?て思えてきた。不思議。
みんながいつ帰ってくるかわかんないお風呂で始めるのやめてもらえるか?五右衛門地獄の責め苦じゃん。

石川五右衛門

もうさ〜〜これは無理だよ。最初からわかっていたけどまぁ、うん。
好きにならないわけがないんだよな。
五右衛門ルートは今までのルートと比べて作り込みから違うしもうこのルートのための天獄ストラグルって感じだなって本当に思った。
この話が一本あって、そこから派生して他のルート作りました感がすごいんだよな〜そこがちょっと残念。いや、五右衛門ルートはすごくすごく良かったんだけど。
意外と普段コンタクトで家ではメガネって攻略キャラにはいるけどヒロインには珍しいなぁと思ってたけどそこにかかってくるのか〜と思った。
臣くんずっと弟ムーブかましてきてたから本当に弟……?って思ってたけどまさかの五右衛門の舎弟(?)で五右衛門とのやり取りとかも良い👌👌臣くん好きだ。
思い出して欲しいけど思い出したら辛いことまで思い出してしまうんじゃないか、っていう葛藤も伝わってくるし、ゲーム通してここまで待ってた五右衛門とプレイヤーの気持ちリンクするからあの焼きおにぎりのシーンは泣いちゃうよ😢
思ったけど今回獄スト各ルートで男たちよく泣くよね!泣く男好きだから嬉しいけど!
五右衛門ルート、血因が最初0%で???ってなってたけどその後すぐにほぼMAXで笑う。そうだよね、うん。バレバレじゃん。
このルートの凜ちゃんもいつの間に好きになってる!?って勢いだけどもう運命だし五右衛門ルートだから!で納得できちゃうわね。
とにかく五右衛門しか勝たん!なルートで想像してはいたけどやっぱりよかった。
ただやっぱり戦うところから色んなことめちゃくちゃ駆け足感はあったな〜〜。JacK急にどうした????ってなったし、えっ神榁っ、えっえっえ〜!だったし四鹿はやっぱりか〜んんん??????って。
作品全体が軽めだからそこさらっとしたのかもだけどもう少し欲しかった気持ちもある。
あとさ〜〜〜、ステラ小冊子の五右衛門SSすっっっっっごい好きだった。のの先生の件はまぁ置いといて(置いておけないけど)洗面台に乗せてがっつくシーンだいっすきなんだよね〜。今まで私も何回も書いてるわ、それってなった。
五右衛門は優しい兄貴分て感じだけど極悪人だしヤンチャなところも出てたし本当、勝てません。

総評

結構う〜〜〜ん?なところ多かったんだけどやってる最中夢中になるくらい楽しかったし、終わってちょっとだけ咀嚼した今、やっぱり好きだなぁとなる。とにかくキャラクターがみんないい。

のの先生はオタクみんな好きでしょあんなものは。ステラ小冊子にさらっと爆弾落とすのやめてもろて?
阿形と吽形が可愛すぎて大好き〜!推し(???)
パパも楽しかったし声でかくて音量調整したわね。

敵?キャラたちもみんなそれぞれいいキャラしてた。あさしのはオタクが好きなやつ。わかんだよね。
ただ全員に閻魔大王を敵に回すような、そこまで強い気持ちがあったの……?ってところイマイチ分からなかったんだよね〜。
だからこそ黒幕?ってか全ては閻魔大王(withのの先生)で、脱獄囚も神榁も四鹿でさえも閻魔大王の手のひらの上って感じなのかなって最後まで思ってたよ。手記で明かされるのかと思ってドキドキした。
神榁は最初から絶対なんかあるでしょ〜と思ったら、いやなんかはあったんだけどあまりにも最後までポンコツで笑っちゃった。へたれすぎ。
序盤から、好きな人のために一直線で明るく可愛いお七ちゃん大好きだったんだけど、強火(物理)なお七ちゃんと神榁ありだな〜〜〜って思った。お話考えるのここかなぁって創作意欲一番は神七(?)
キャラとして写楽が好きだしでも五凜には勝てん感じするし意外に菊凜も好きだし善那も可愛いし、えっJacK気になってるまさか好き……?だから推しが選べないんだよな〜
でもサブキャラ含めてキャラクター本当みんな良い!!!!!!

今回片桐先生もちょっと変えたって言ってたけど作品の傾向とかからポップでコメディな感じがテーマなのかなって思うんだけど、このチームのセクシーでメッセージ込めたストーリーがちょっと入りきってない感じはした。
閻魔ノートに攻略書いてあったり選択肢思いっきり答え出してくれてたり主題歌少年tだったりEXTRASTAGEあったりで初心者に手出しやすくしたのかなぁと、思うんだけどまぁそれならラストの凜ちゃんの生前の死に方は、うん、ちょっと乙女ゲーム初めて、の人にはキツイのかなぁ〜そこは救いがないので。
EXTRASTAGEも私は良かった。

とにかくまだ明かされて無いことたくさんありそうで最初から続編視野に入れてる感じじゃないかなぁって印象。
これだけ色々書いたけど私は獄スト面白かったしイラストも好きだしキャラクターも良いので続編で色々腑に落ちたら大好き!になると思うな〜どうなんだろ。

長すぎた感想おしまい!

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