〇〇味って味じゃなくね?

※この文章は大した知識もないティーンが書いてます。知識のある方は鼻で笑いながら読んでいただくよう、お願い存じ上げます。


皆様方はお菓子を食べるだろうか。
お菓子じゃなくても構わない。


カップ麺でも、ヨーグルトでも、ジュースでも、とにかく〇〇味とついていれば良いのだ。


例えば目の前にグミがあるとする。
そのグミのパッケージには「ぶどう味」と書いてある。




………味?





味と言うのは舌で感じるものである。(おそらく)
また、舌で感じるのは味覚である。

味覚はたしか甘味、塩味、酸味、苦味、旨味あと
辛味(痛み)だけだった筈である。




ぶどう味とは……???




ぶどうじゃなくても、しょうゆ味、プレーン味などよくパッケージに書かれている〇〇味というものは存在しない。

となるとぶどう味と書かれたグミを口に放り込んだ直後のあの風味豊かな香りは味ではなく何になるんだろう。






香りじゃん!!!






どうやらぶどう味のグミはぶどう味では無く、
ぶどうの香りがしているようだ。

しょうゆ味のラーメンも、プレーン味のヨーグルトも、味ではなく香りがしていたのだ!
(プレーンの香りとは…?)


空想だけでは無意味なので勿論証拠も用意してある。
諸君らは早急に〇〇味の食品を目の前に用意して欲しい。

そしてそれを"鼻をつまんで"食べて欲しい。

この行為をするとよく「味がなくなる」と言われる。
しかしこれは大きな誤りであって、意識してみると
しっかり甘さや苦さを感じるのである。


以上の事から
ぶどう味は「味」では無く「香り」である事の証明ができた。きっと。

(このような文章に「多分」だとか「きっと」等はよろしくないと思うが無知な故、許してほしい)


〇〇味というものが存在しないと分かったところで次の話に進めたい。

ではなぜ商品のパッケージに「〇〇の香り」ではなく「〇〇味」が使われているのか。
1歩間違えれば食品表示法に違反してしまうかもしれない。

もし、パッケージに正しく書くのならば


「甘い味!〜ぶどうの香り〜」


これが正しい筈である。

しかし、ぶどう味と書く理由……




まぁ、分かりやすさからだろう。


もしグミのパッケージに「ぶどうの香り!」と書かれていても
「え?何?開けた瞬間ぶどうの匂いがして終わり?」
みたいな事になってしまう。

しかし「ぶどう味」と明記してあれば、
「あっ、ぶどう味(香り)のグミなんだ」
と、一瞬で理解させる事が出来る。

食品表示法の方でも暗黙の了解というか、
数が多すぎて手が出せないというか、
とりあえず許されているのだろう。




各商品を売っているのはそれぞれの企業だ。
企業間ほどの激しい戦いはない。

売れたら生  売れなかったら死
のサバイバルである。


そんな中、
「甘い味!〜ぶどうの香り〜」





舐めてんのか



生き残る為には多少の嘘も必要である。





だから僕は明日も菅田将暉として生きてゆく。
(すみません)


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