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自分の好きなところ20個書き出してみた

以前、キャリアに悩んだ際、キャリアコーチングをお願いしたことがあって、そのときに自分の好きなところを100個あげるというのをやったことがある。
最近思う自分の好きなところが更新されているように感じたので今日は20個書き出してみた。


1:心身ともに健やかなところ

すこ‐やか【健やか】
[形動][文][ナリ]からだが丈夫で元気なさま。心身が健全であるさま。「健やかな子供寝顔」「健やかに育つ」

コトバンク

「健やか」の意味を改めて調べてみたけど、私は字の通り心身ともに丈夫で元気な人間だと思う。健やかに育っているし、現在進行形で健やかに過ごしている。
病気といえば熱が出ない程度の風邪をちょこちょこ引くくらい。大きな怪我も病気もなく健康そのもの。
現在第2子の育休中だが、幸運なことにメンタル面も問題なし。不調を来たすようなストレスもなく、よく眠り(第2子が本当によく寝てくれる子で助かっている)、よく食べ、ほどよく遊んで過ごす。

育休中だからかなとも思ったが育休に入る前も、帰ってから子供のあれこれや家事でバタバタで夜はすぐ眠くなって秒で寝ていたので、基本的には仕事があろうとなかろうとよく寝てよく食べているところは変わりないなというのが結論。
結局、健康であることが一番で、そうある現状が本当にありがたいなと感じるのは年齢のせいだろうか。

2:よく笑うところ

これは以前と変わっていないかも。特に笑顔になる瞬間は、夫と話しているとき、子供たちと触れ合っていたり、子供のする意外な言動とか。仕事も基本的には好きだし、大枠としてはサービス業に入ると思っている仕事なので笑っていることが多い。
あとは漫画。最近爆笑したのは和山やま先生の「女の園の星」(祥伝社フィールコミックス)。知っている人も多いと思う。かなりおすすめだが、うっかり電車の中で読むと不審者になること間違いなしなので、思う存分笑える空間で読むことをおすすめする。

3:逆境に強いところ

これも以前と変わっていないかな。私は何事もギリギリまでやらないことが多く、自分では「怠惰な人間」と思っているが、一度追い込まれると火がつき、目指した目標を必ず達成する特技?必殺技?がある。
高校受験や国家資格に合格した時も、原動力は「このままじゃやばい!」「絶対に合格してみせる!」だし、人からバカにされたと感じると、負けず嫌いもあいまってめちゃくちゃ努力して見返してやりたいタイプ。
でも努力をひけらかすのは好きじゃないので陰で努力して相手を驚かすのが好き。驚かれると内心ガッツポーズをしている。

これを強みや長所と捉えるのか!と知ったのはキャリアカウンセリングの時。ただ怠惰な人間が追い込まれてやっと頑張ると言う情けないものだと認識していたので衝撃だった。当時の認識は多分間違いではないけど、モノは言いようだし見方が変われば長所にも短所にもなるんだなあと勉強になった。

ときに、甘やかされて全肯定される環境っていいなと考えたりもするけど、私はめちゃくちゃ怠惰なので全然ダメになる可能性が高いし、逆境に強いという強みや長所を活かすなら、やっぱりある程度厳しい方がいいし張り合える相手がいると最高だよね、とは思う。

4:へこたれてもすぐに立ち直るところ

3と若干被るけど、逆境に強いというのはそれだけタフなんだろうと思う。
自覚はないけど、心身ともに健やかなのもあってメンタル面、体力面で多分タフ。そして失敗してもすぐ立ち直る。失敗したかなと思っても切り替えが早い。
若い時はいつまでも失敗したことを引きずっては、「自分なんか何やらせてもダメなんだ」などと考えていたが、ここ数年は、起きてしまったこと、起こしてしまったことは仕方ないので、何が問題だったのか、問題点に対しての改善策を考えたり、現状の自分ができることをやろうという意識にシフトした。これはコーチングだったり、自分の努力でこのように考えることができるようになった。
これもあってへこたれても速やかに立ち直れるようになったと思う。
ちなみに昔から好きな言葉は「七転び八起き」。

5:寝たらすぐ忘れるところ

私の忘却機能は本当に優秀で、優秀すぎてたまに必要なこともうっかり忘れてしまうが、おかげで嫌なことを引きずらない。
夜は眠くなってくると秒で眠るし、起きたら前日の嫌なことはスッキリ忘れて元気よく動けるのはありがたいなあと感じる。

6:意識して柔らかい言葉を遣うところ

特に人に向けて放つ言葉は、何が凶器になるか分からないのでどれだけ近しい人でも最初のジャブは柔らかく、なるべく前向きな表現に言い換えるようにしている。これに関しては夫がそのような言い方をする人なのでその影響が大きいような…。
親しき仲にも礼儀あり。まだまだ良い言い方を研究して、これからも柔らかい言葉遣いをしていきたい。

7:ストレス発散は料理と睡眠なところ

素晴らしい忘却機能と心身の健やかさを兼ね備えた私でも、ストレスを感じることはある。そう言う時は無心で料理をするか眠るかに限る(ちなみに掃除は苦手なのだが、やるとストレス発散になるし、スッキリするが料理の方が頻度が高いので料理を挙げた)。
料理は自分も家族も満たしてくれる。何を作るか決めてしまえば、材料や手順、他の料理も作るならタイミングとかも考えなくちゃいけないしやることがたくさんあるので目の前のことに集中する。そうすると、気がつけばモヤモヤがなくなっている(特に、夫がいる時は料理中は基本的に集中させてもらえる)。
作っている間にストレス値は減り、家族には美味しく食べてもらえて結果みんなハッピーでいい発散方法だと思っている。

8:ご飯を美味しくいただくところ

私は食べることに喜びを感じる人間だ。
食卓に並ぶまでに関わった全ての人たち、穀物や野菜や魚や動物たちの命に対して、おいしく残さず食べなくては失礼だと思ってるし、夜中のスイーツやお酒だって、心や体が欲したならたまには食べちゃって良い、と言う自分ルールにしている。
だから私は食べられるうちは、ありがたく頂戴し美味しさを存分に味わっていたいなと思う。

9:他人と自分を比べないところ

若い時は自分と他人を比べては、「あれが出来ない」「これが足りない」「もっとこうだったら…」とマイナスなところばかり考えていた時期があったけど、今は、他人から見たら不完全な自分も、それでいいかと思える。大事なのは、以前の自分と比べてどうかだと思う。

10:感情の波が穏やかなところ

これは主に、怒りに関して。女性は生理周期に伴いホルモンバランスが大きく変動するので、私もまだまだ生理前や生理中はイライラしたり少し悲観的になったりもするが、それ以外では基本的に穏やかになったと思う。
でも思うに、感情はしばしば悪者扱いされるけれど、周囲に多大な迷惑をかけないなら、大いに感情表現をすることも大事だなあと思う。自分がいま、喜んでいるのか、悲しんでいるのか、怒っているのか、何に、どうしてそう思ったのか。そういうことをちゃんと感じながら、うまく付き合っていきたい。

11:家族が大好きなところ

両親も嫌いではないが、ここでいう家族は夫と子供たちのことだ。
夫は自分が選んだ人だし、その夫との間に生まれた子供達なのだから大好きなのは当然と言えばそうだが、夫の両親(義両親)も本当に最高なので、ここだけでもう、結婚できたことを本当に感謝している。
いつまでも仲良くいたいし、子供たちにとって、我が家が安心できる場所であり続けたいなと思う。
家族団欒のひとときが本当に幸せだと感じるのは夫のおかげのところが大きい。本当に感謝だ。

12:「自分なら出来る」という根拠のない自信があるところ

ここ最近、めちゃめちゃ勇気づけられることがあり、それ以降こういう自信が少しずつ出てきている。行動って大切だなと思う。

13:いいところを言われるとめちゃくちゃ素直に受け取るところ

私はお世辞だろうとなんだろうと、良いことを言われたらそのまま素直に「ありがとう」と言って受け取ることにしている。自分ではそう思わないなあと思っても、他人から言われたら、実はそうなのかも?→なんかそんな気がしてきた!→私ってこんなところもあるんですよねと、めちゃくちゃ素直に受け止め、思い込める素晴らしい能力がある。
というか、私自身があまりお世辞が得意ではなく、本当に良いと思ったことしか言えないので「ありがとう」と言われる方が嬉しい。
いつも「そんな、そんな…」と遠慮しちゃう人は、ぜひ「ありがとう」と言ってみてほしい。きっと喜ばれると思う。

14:助けて欲しい時、すぐにヘルプを出せるところ

これは仕事でもプライベートでも、あまり溜め込みすぎるとストレスになり、イライラしたり落ち着かなかったりして自分のパフォーマンスが発揮できなくなった経験から、すぐにヘルプを出すようにしている。
仕事では先輩や他部署の人に相談したり、家では夫にも今やって欲しいことを分担してもらったり。時には上の子にも助けてもらったりする。
私がやりたいことが周囲に伝わると、仕事がしやすくなるし相手からも頼ってもらえたり環境が整ってくるので、頼ることも時には大切だと思う。

15:平和主義なところ

基本的に争いを好まない性格なので、どこかの肩を持つと言うよりは両者の落とし所を探っていきたいタイプ。ギスギスした職場は本当に居た堪れない…

16:寄付をしちゃうところ

これは完全に自己満ではあるが、毎月少額だが寄付をしている。
子供の貧困は、子供たちの問題ではないだけに心が痛む。子供が生まれてからは特にそう感じるので、自分が稼いだお金を、自分や身の回りの人だけで使うのではなく、日本の子供たちが少しでも幸せになるなら…と言う気持ちで寄付をしている。


17:困っている人を見ると助けてしまうところ

電車で妊婦さんに席を譲ったり、駅のホームで歩いている白杖をもった方に声をかけたり。断られても、次の機会があればまた声をかける。
これは単に、そのままスルーした方がいつまでも気がかりになってしまうから、と言うのが大きい。
余談だが、私が妊娠中に席を譲っていただいた方々には本当に感謝しているので、もし譲れそうなら優先席でなくともぜひ譲ってあげてほしい。


18:自分の「好き」に正直なところ

人のことばかり考えていると(人の目を気にすることも含まれる)自分の好きなものがよく分からなくなってくるので、私は母親でありながら子供ばかりが楽しいところではなく、大人も楽しいとか、自分が行きたいと思うところにも子供を連れて行くようにしている。あとは、気になる展示があると美術館に行ったり、映画に行ったり。好きな小物を揃えたり。
「これが好き!」を忘れずに生きていきたいし、自分の好きに正直な姿勢を子供にはみて欲しいなと思っている。

19:自分の成長に投資するところ

大人になると学生時代とはまた違う勉強が必要になったり、興味が出てきたりする。ここでいう勉強は資格試験とかじゃなくても読書や勉強会に参加するとか。好きな本でいいし、何も仕事関連の本や勉強会でなくてもいいと思う。
向上心を大切に、興味や関心があるものはなんでもやってみる精神のおかげで、いろんな知識がついたなと感じている。

20:至らないことがたくさんある自分だけど「まあいいじゃん」と思えるところ

私は片付けや掃除が苦手で、タイムスケジューリングも下手で、書類関係も抜けがたまにあるような人間だが、とにかく明るい(らしい)し、良心に従い行動できるし、幸いにも周囲の人に恵まれている。
至らないことはたくさんあるだろうけど、それが私だし、それでいいのだと思う。みんなもどこか抜けているけど、それで良くて、本当お互い様だなと思う。


まとめ

今回20個書き出してみて、それぞれについて自分の考えとか、思うことを描いてみた。以前書いたものと比べると、意外とそんなに変わってない部分が多かった。変わったのは、自分なら出来るという自信がついたこと、ダメな自分も自分だしそれは別に悪いことではないと思えた部分だと思う。

子供が産まれ、環境が変わるに連れて度胸がついてきたというのもありそうだけど、向上心や行動の量が自信につながっていくんだと思うし、自分を客観的に見る癖がつくことで、ダメなところは私の一部分だし、それもまあ昔よりはマシになっているよね、というふうに分析ができるようになったのが今回の変化の部分だと感じた。

こういうふうに書いてみることでまた内省ができそうなので、折を見てまた振り返ってみたいなと思った。


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