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シソンヌライブ[huit]を見た

とうとう、最後のシソンヌライブのDVDを見終わってしまいました。
寂しい。

[une]を見てから約2ヶ月。

本当にあっという間すぎて、2ヶ月経ったことが信じられない。

毎日必ずコントなり、ラジオなり、出演された番組の録画なり、シソンヌさんを見ていたなぁ。

地上に出ている芸能人を追うのがあまりにも久々なもので、毎週テレビで見られるのが改めてすごいことだと思った。


そんな感じですけれども、感想を書いていきます。


①閉めたのに

なんとなく、タイトルのイメージで"俺の袋"が思い浮かんでたんですけど全く違いましたね。

ドアを閉めたのに…的な話だと思ってました。

お店のお話。

入り口でのやりとりが、王道らしいのにものすごく面白くて。
床に寝そべっちゃうマスター、可愛いな。


あと立ち上がると大きくて笑っちゃった。
めちゃデカおじいさんじゃん。


まだオーディオコメンタリーは[une]から[cinq]までしか見れていないのですが、2回くらいじろうさんが「このときだけ身長小さくならないかな」と仰ってるのを聞いた。

なるほどそういう面で悩むこともあるんだな…。
でも長谷川さんのほうが大きいから、見てる側としては意外と気にならないんですよね。

今回はマスターのキャラとピンッ!と立つのが相まって、面白くてしんどかった。


スプーンでお鈴を叩くとあんな音になるのか。
全然おばあさんの本望じゃなさそうだよ…。

古き良き洋食屋さんの雰囲気と、おじいさんが作るカレー…間違いなく美味しいんだろうな。

巨泉くんも思わず口が開いちゃってたもんね。

閉店する前より好きな時間に行きやすくなってるし、マスターもアレンジ加えて楽しんじゃってるし、食べログには行けば入れるって書かれるし…。

辞めるに辞められないの、可哀想だけど常連さんには嬉しいよね。


いつも思うけど、シソンヌさんのライブは本物の食べ物を使うのが良い。

カレー食べたくなっちゃう。

大橋巨泉ネタ、じろうさん本当に好きなんだな〜。



②野村くん、登校する

野村くん何してるの?
と思ったら登校中だったんですね。
後ろ向きで。

不覚にも"甘いお酒でうがい"のワンシーンを思い出した。


今回は長谷川先生なんですね!

野村くん、いろんな人との絡みが面白いけど、やっぱり長谷川先生が出てくると嬉しいし安心する。


そして初っ端から優しすぎて涙出そうだった。
探しに来てくれるんだもの。
さーぼりっ?じゃないよ〜。


今流行ってるのは「巧みだぜ」なんだね。
前回は「見破ったぜ」だったけど、流行ってるのは野村くんの中だけなんだろうなぁ。

「巧みだなぁ」って微笑んでくれる長谷川先生…神様に見えるぜ。


邪魔者扱いされて動けなくなってしまう野村くん、シンプルに心配なので病院に行ってほしい。
おば…お母さんが許してくれなさそう。
辛い。

でも邪魔者扱いの自転車のベルの中に、友達がいたよね。
仲良さそうな感じの話しかけ方!

思い返せば野村くん、コミュニケーション能力がないわけではないんだよな。
特殊だけども…。

"お母さん先生"のときアヤネちゃんに話しかけてたもんね。

家庭環境が恵まれてない中、学校生活は悪くなさそうで安心した。
今のところ学校で悪い話はなかったはず。
野村くんの話には、実在しない玉川くんしか出てこないけど…。

邪魔だと思われてないことに安心する野村くん…。
身体が喜ぶとこんな動きになるのか。

道行く人に「きんたま」って言うのやめなさいな!

一度怒るけど、その後すぐに台車持ってきてくれる先生あまりにも優しすぎんか…。

「野村〜!!!台車持ってきたぞ!!!」って笑顔で言ってくれるんだぜ。
眩しいぜ。

野村くん、ひっきりなしにわがまま言うけど長谷川先生に心を許してるんだなぁ…。

なんか救われてしまった。私が。

野村くんに感情移入してしまうので、うるっときたり絶望的な気持ちになるのだけど今回は本当にほっこりした。

長谷川先生がいれば大丈夫だね。

しあわせな気持ちになった。



③キッチンようこ

このコントは公演によって大幅に変わりそうな雰囲気があって楽しかった。

"閉めたのに"と同じセットだ!!!!
と思ったら繋がってる…!

巨泉くんすごいな。
あのマスターの最後の客であり、キッチンようこの最初の客なんだ。

ようこさんの「ほんとにぃ?」の言い方、フワちゃんっぽい。

ロールキャベツ専門店ってどうなの!?
私も良いと思います。

「上手だよね」ってめちゃくちゃ使いたい…。

厨房の神様との儀式、客が来るたびに毎回やるんだろうか。

49歳のお姉さん、おちゃめで可愛いなぁ。

壁に貼ってある紙人形と同じポーズしちゃうの…🤦🏻‍♀️

もうこの辺りから巨泉くんとようこさんのバトルだよね。

巨泉くんすぐ上手なこと言うから…。

街頭インタビューのくだり、本当にお腹抱えて笑った。

「本当にぃ?」
「本当です!」
のやりとりだけでなんでこんなに面白いかなぁ…。

潜水艦のシステムも好きなんだけど、ようこさんなんでお玉と対話してるんだよ。


そして大本命のロールキャベツ、バカデカいな。
1玉くらいあるんでないの…。

お母さんって読んだときのようこさん、ほっぺが!ほっぺがふくらんじゃって!
複雑なんだな〜、可愛い…。


これまた可愛いしか言ってない。


そして"野村くん、登校する"を挟んでセット組み直してるの、こだわりなんだろうなぁ…。すごい。

ひとつ挟んだことによって、時の流れを感じやすかった。
見せ方にもいろいろあるんだな〜。
どこかで使うわけじゃないけど、勉強になる。



④知らない自分

最近YouTubeに上がったので初見ではないのだけど、ラストで泣きそうになった。

いやこれ、泣かせることを目的につくられてないんだと思うんだけども…。
感情が迷子になってしまった。


まず、セットと音楽があまりにもお洒落すぎませんかね…。

バーカウンターでの見せ方がすごく好きでした。
京田さんのお尻がしっかり見えた。

弘岡さんが京田さんのお尻が見たくて仕方ない話なのに、セットと照明と音響のこだわりがえげつない。

あれ、私コントじゃなくて舞台見てる…?と思うくらい。


「お尻が見られるのは今日だ(京田)」がパワーワードすぎて頭から離れない。

弘岡さん、なんの気の迷いだったんだろうなぁ…。

働いて結婚して子供がいて、所謂普通の人生を送ってきた人にも起こり得る。
突然知らない自分の感情が現れたらびっくりするよね。



あのとき、京田さんが尻を見せていたらどうなっていたんだろう。


言い方悪いけど、巻き込まれた京田さんを思うと辛いな。
もう最終的に見られたがってたもん。
弘岡さんに。

そして、テニスに何の魅力を感じてそっちに行ってしまったのだろう…。
ここがいちばん気になる。

散々見たがってた京田さんの尻を超えたものが何なのか。

テニスコートを双眼鏡で覗くの、シンプルに不審者っぽくて笑ってしまった。

本当に罪な男だよ、弘岡さん…。
京田さんが雷に打たれるのもなかなか衝撃的だった。

せつね〜!!!!!!!


このコントを見てから、BGMで流れてた英雄ポロネーズが頭から離れないんですよ。
最近通勤中に聴いてる。

あと、長谷川さんがサックス吹けることに驚きました。

京田さん、バーテンやりながらプライベートは公園でサックス吹いてるって…どんだけお洒落な人なんだ。

メガネもいつもと違って紳士的な雰囲気が良かった。

死に間際尻出してたけど。


初見で衝撃を受けて、言いようのない感情になってしまった。
面白いのに切なくて、苦しくて泣いちゃうくらい。

なので、何回か見て理解を深めようと思った。
3回見た今でも理解できていない。

この作品を見ているときの私は
"知らない自分"なのだと思う。


⑤飲み会のあと

本題に入る前にごめんなさい。

あまりにもお着替え早すぎない?

前にじろうさんがあげていらっしゃった衣装香盤を見たのだけど、30秒だって。
まじか。

"閉めたのに"から"野村くん〜"までも30秒みたいだけど、やっぱり"知らない自分"の空気がそう感じさせたのかな。

確かに余韻に浸っていた。
また新たな感動だ。

私が素通りしていただけで、裏の大変なところはもっとあるんだろうな。
次見るときは気をつけて見てみよう。

さ、ここからちゃんと"飲み会のあと"のお話をします。

これもYouTubeにあがってて、好きで何回も見てる。

女社会で働く男の人は大変だなぁ…。

「これ、運べる?」はリアルに言われてそう!
力仕事任されがちなんだろうね。

保育士の肩身の狭さがかなり伝わってくる。

早い自転車に乗るところは別に見られてもいいだろ!!!

保育士節も看護師のブルースも聴きすぎて覚えた。

保育士節、結局父ちゃんなのか母ちゃんなのかわからなくて好き。

「ここじゃおいらが父ちゃんだ」で始まるのに「乳は出ねぇが母ちゃんだ」で終わるんだよ。

こぶしがあまりにも志村で、志村だなぁ…と思ってたら長谷川さんも同じこと言ってた。

やっぱりじろうさん歌上手いよね、マジ歌聴いてみたい。


看護師のブルースは途中で止められるから、最後まで聴きたい〜って見るたび思う。

動かないステップは確かに気になるけど。



じろうさん松山千春の真似上手すぎてめちゃくちゃ笑った。
それにしても松山千春からのLINEって誤魔化すにも無理がありすぎる…。

「すけべな女だなこの野郎!」はこのコント断トツで好きなワードです。
勢いがツボに入って駄目だ。
千春ちゃん、悪い女だね〜。

マイクパフォーマンスで楽しくなっちゃった。
天龍…何言ってるか全然わからん。
何も言ってないよね。

あの後どうしたんだろうな。
ふたりのカラオケずっと見てたい。

⑥叔父と甥っ子

この叔父さん、なんかどこかで見たことある気がするんだけど気のせいかな。

長谷川さんこのくらいの年齢の役多いからかな。


個人的に嬉しいポイントがあって。

小道具の写真、超地元!!!!!!

はい。
それだけなんですけれども。


じろうさん、大学生の役も上手だなぁ…。
「マックス」とかつい出ちゃうよね。


「いつ死ぬの?」ってデリカシーの欠片もない発言に爆笑しました。
嘘でしょ、それ聞いちゃうの?
本人もわからんて!


未来ある若者、確かに内定捨ててまでやろうとしてたことなら重いな…。
しかも2人分か。


だからって老兵士の命を飛ばすんじゃないよ。

喋る内容がちょっとイキった大学生なの本当にすごい。
まさに起業とか副業する大学生感。
Twitterのプロフが怪しい奴だよ絶対。


甥っ子くんの本音が止まらなさすぎてひどい。
叔父さん病気よりストレスで死んじゃいそう…。

天秤シリーズ結構好き。
絶対老兵士の命遠くに飛ばすじゃん。
ゴミ箱に入れちゃダメでしょ!こら!


オチがしっかりしてて良い!
お鈴ネタで始まり、お鈴ネタで終わるのね。






死が絡むネタが多いけど、好きなんだよなぁ。
バックボーンまで想像してしまう。
シソンヌさんのコントは、キャラへの愛着の湧き方が全然違う。

感情移入しやすいのもあるのかも。

じろうさんと長谷川さんの、同じ年でも役によってちゃんと年齢差あるように見える演技力、やっぱりすごいなぁ。

[huit]は比較的オチがしっかりしてるネタが多かったような気がする。

[une]から[huit]まで一通り、コントを見終えましたが個人的には[trois]と[sept]が好きでした。

どっちもベクトルは違うけど、心にビビッときた。
正直8本通してハマらないネタはほとんどなかったし、コントのみをピックアップしたら他の巻からも好きなコントあげる。

全体的な完成度が高くて、まるでひとつの舞台を見ているかのような錯覚に陥る[trois]と、個人的に好きなネタが多くて1本目から心を鷲掴みにされた、言うなれば一目惚れをした[sept]は本当に印象深かったです。


今度好きなコントを選抜して組む、マイベストシソンヌライブなんかも考えてみたいわね。
選べないだろうなぁ…。

だって野村くんシリーズだけで1本DVD出ても良くない?って思うもん。
あと親子くくりのコント選抜とか。


そのうちその話とかもnoteに書いてみよっかな〜。
いややりたいもん、選抜。勝手に。

あとはモノクロ。
YouTubeにあがってるコントだけでも感想書きたいなと思ったり。

"田村さんと丸山さん"の話はこの間、勢い余ってTwitterに長々と書いてしまったけれど。

"甘いお酒でうがい"とか"サムガールズ"の感想も書きたいなと少し思ったけど、たぶん普通の読書感想文になるからやめた。
いやそれでいいのか。


とりあえずシソンヌライブの方は見終わって、あとはオーディオコメンタリーが[six]から[huit]まで残ってる。

[neuf]行くまでには全部聴く。

この空気感を生で味わえると思うと、あまりにも楽しみすぎます。

あと1週間で幕が上がるんだな。


まぁこんなところで。

まずは[une]から[huit]まで感想備忘録にお付き合いくださり、ありがとうございました!

次は何書こうかな〜悩んじゃうな!
それでは、また。

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