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シソンヌライブ[neuf]を見た

念願だった、生での観劇が実現しました。

取れたのが奇跡では?と思うほどの座席数の中、幸運なことに2列目。
しかも前の座席の方がいらっしゃらなかったので実質最前という…。

肉眼で表情まではっきり見える距離で幸せでした。


今回の14公演、全部配信チケット買ったのでほぼ毎日シソンヌさんを見ている。

もうね、夢の全通を家でしているわけですよ。

シソンヌさんの場合は倍率の問題もありますが、地方民からすると全通ってまぁほぼ無理なんです。
大富豪にならんと。

それが1公演1,000円(2公演だけ3,000円)で見れちゃうって…あまりにもお得すぎませんか。
神様なんでしょうか。


同じネタでありながらも、毎日少しずつ変化していく姿が本当に面白くて。
ライブは生物だと改めて思いました。

今回のnoteは私が生で観劇した10/24(土)の2公演目をメインに書きます。

ではそろそろ、各感想に。
タイトルが分からないので、1本目のネタ以外はとりあえずラインナップに出てたタイトルで…。



①FUAN NIGHT!!

時事的で今年ならではのネタだ。
1本目からシソンヌさんの、人に対する優しさが溢れていて本当に好きだなと思った。

私の座席は下手側の端だったので、一直線にじろうさんの前で鳥肌たった。

初観劇の1本目がこんなにしっかり肉眼で見えていいの…?しあわせ…。

タエコさん、めちゃくちゃ綺麗。

衣装と髪型もあってかっこいい女性だった。
踊ってるときに揺れる髪がもう最高でしたね…。
タエコさんあまりにもドンピシャすぎて、只管褒め言葉しか出てこなくなる。好き。

クラブで知り合いたいし、一緒にお酒飲みたい。


バイト先が閉店して職を失ったり、職種で差別を受けたり、見ている人が共感しやすいようなこのご時世ならではの不安や悩みが多かった。

実際見ている人にも同じような境遇の方がいるのだろうな。

私は仕事面はあまりマイナスな影響を受けていないけど、タエコさんの優しい言葉にとても癒やされた。

メンタル的には結構辛い時期があって、そんなときにシソンヌさんのコントに出会って今に至るんですよね。

最初は、コントを見てるときだけは笑って全部忘れて幸せ!と思っていた。

でも実は、コントから垣間見える"人に対する優しさ"に癒やされていたんだなぁと最近になって気づきました。

「コントとは人間愛である」というじろうさんの言葉が本当に刺さる。

話が逸れましたので、戻します。


様々な不安に対するタエコさんの答えが、労いの言葉をかけたり人に寄り添いつつも、とても前向きですごく良いなと思った。

言葉通り、FUANをFUNに変えてくれる素敵な人だ。


そんなタエコさんの不安。

これもまたリアルでグッときた。
きっと今見るからこそ、現在どこかで起きていることだからこそ刺さるんだと思う。

アレのせいで疑心暗鬼になって、どこかでは差別を受けていたり、また別のどこかでは論争が起こっていたり。
本当にいつまで続くのだろう。


「ひとりじゃないのよ」の歌声が頭から離れない。
ず〜っとグルグル回ってる。
初日に配信を見たときにドキッとさせられたコントだった。

3日目喉辛そうだなと思ってたら、この日からオクターブ下げてた。良かった。
あれ、女の私でも綺麗に出せない高さですよ…。

でも本当に気が沈んだときに、タエコさんの歌声が頭の中で流れてきて、それだけでうるっときてしまう〜。
救われているなぁ。

"タエコ a.k.a 達観"がツボすぎて何回聞いても笑ってしまう。大好き。


QRコードはね、初日配信で見てたから読み込んでびっくりした。

あれ?これもしかして読める?でもシソンヌライブのHPに繋がるんだろうな〜と思っていたら…なんとまぁ素敵なお写真が!


こういう配慮、本当にすごいと思うの。

これって劇場で見ている人にはわからないわけで、配信を見ている人の特権じゃないですか。
とっても良い差別化だなぁと。

そして、あの写真を見ることによってより「ひとりじゃないのよ」が効いてくる。
遠くても繋がっているんだなって。

綺麗な言葉並べて自分で気持ち悪くなってきたけど、素直にそう思ってしまった。

優しい。大好きです。


「仕込みじゃないのよ」もじわじわくる。
歌わずにこっちに訴えかけてくるパターンのが好き。

どう見ても仕込みじゃん。

あのラインナップの出し方良いなぁ。

[neuf]はすべてのコントのテーマが「不安」で統一されていて、こちら側にとても近い。

不安を抱えていない人間なんていないけど、それをコントを通して再認識させられたというか。

あ、不安を抱えていない人間なんていない。
二重否定だ。巧みだぜ…。



私は札幌から下北沢にライブを見に行った身なので、タエコさんの不安とリンクする部分があった。

遠征してもいいのだろうかと。

両手放しで「よし、遠征するぞ!」という気持ちにはなれていないわけですよ。

世の中こんな状況で若者が無症状で広めているとか言われているし、もしかしたらもう既になってて持ち込むことになるかもしれないとか、いろいろ考えた。

飛行機も使うし。
でもやっぱりどうしてもシソンヌさんに会いたくて、できる限りの対策はして劇場に向かった。

それで1本目のコントがこれだよ。

何度も言うけど、本当に優しいコントだなと。
ライブを見た時点で今日来て良かったと思うのはもちろんだけど、すごく気持ちが救われた。


じろうさんがどこまで意図して作ったコントなのかはわからないけど、少なくとも私のFUANはFANになりました。

達観お姉さんもとい、じろうさん。
本当にありがとうございました。

1本目からどストライクでした。



②隣人への不安

まずセットが好き。
家のドアというシンプルなセットだけど、ちゃんと古びてたり内側に郵便受けがついていたり。

こういう細かいところのこだわり、良いよ。

個人的には「大河原」と「長谷川」って本名で呼び合うコントがめちゃくちゃ好きです。

何か基準があるのだろうか。


寝坊して長谷川さんに起こしてもらったときの「さすがに今日はさ…おごって!」でズッコケた。
大河原さんがボケかましたときの長谷川さんの反応、本当に面白いよね。


あと長谷川さんの「まぁワンパンっすね」が好きすぎて何回聞いても笑う。
私も「ありがとうございます!」ってなる。

メガネ外させるの、ずるいよなぁ。
小目の人じゃん…。


下手だったから舞台から捌けるギリギリまで表情が見えていたのだけど、長谷川さんすごかった。
捌ける直前まで表情変えてたの。

純粋に尊敬してしまったよね。

感覚的にはコントというより、お芝居を見てるのに近い。

"嫁がいない"ことが判明するまでの流れが綺麗すぎて、普通にいると思ってたもんな…初見。

シンプルにゾッとする話だよ。

でも感覚的には、女ひとり暮らしの家で外に男物の下着を干す感じなのかなぁ。
防犯的な面では割と良さそう。
毎日できるかって感じではあるけど。


いや鍵変えた方が早いわ。

岩倉さん酷い言われようで笑った。
あまりにも信用なさすぎるでしょ。



「厚みが出るから」ってワード、このコントでいちばん好きだな。
結構なパワーワードよね。

挨拶しろって言われて適当に声出す長谷川さん、めちゃくちゃ好き。
この時点で巻き込まれ始めてる…。

寮の人みんなに元力士だと思われてんだろうなぁ。

年寄りは相撲が好きなのは、なんとなくわかる。

ハイヒールまで用意してるの、ガチすぎて笑った。
あの一式揃える金額で鍵直せるのでは…?


この回は「大河原直樹」だった。
"サ裸リーマン"といい、半沢ネタ好きだよね。
見たことないけどなんとなくわかっちゃうからすごい。

「私の隣人大河原さんの〜」のパターンで長谷川さんが「それ主役俺じゃないですか!」ってツッコむ回好き。
そうじゃん。

勝手にオーディション受けさせられた挙句、合格までしちゃった。


9話から最終話が怒涛の展開すぎるんだよな。

9話尺短くない!?
まさしくひとりで片付けたな。


最終話、ものすごく気になるのが経理のゆきえくんが存在しているのかどうかだよね。

また会社でな〜!って言ってたからいるのか…?
だとしたらとんだ巻き込み事故じゃん。

嫌だな〜出社したら、朝から奥さんいる人に振られてめちゃくちゃビンタした女だと思われるの。笑

そして、最終話にして演技が下手になってるの面白すぎるな。

台本なしのほうが自然にできるタイプだったのかな。

ちょこちょこ長谷川さんがミスるの好き。

あ、この回は大河原さんの一人称がいつの間にか"おいら"になってた。

「えぇ!?おいらのことが好き!?」が不意打ちすぎて笑いました。

キャラのブレがすごいよ大河原さん。


また朝っぱらから熱烈なシーンが…!
自分の母親の名前使われるの嫌だろうなぁ。
家の中で一人二役やってるの想像すると面白すぎる。

あの早朝の一件で忍坊が生まれたんだね…。
8,800gって何!?産んだマサコがすげぇよ。


お父さんと結婚したゆきえくんハチャメチャすぎてもうダメ…。
この感じだと架空の人物っぽいから良かった。

お父さんと結婚?嫁さんのお母さんは?と思ったけど………

そもそも奥さんなんていないんだよ!!!!

危ない、引き込まれてしまう。
大河原さん、この寮の引き込みなの?

ひょうきんな息子が頭を過ぎっていった。


無理やり感満載の最終話でしたけど、おそらく朝日を正面から浴びてるであろう大河原さん、かっこよかったな〜!さすが主役!

寮の人たちも楽しみにしてるの、可愛いよね。
というか岩倉もこのドラマの大ファンじゃん。

絶対良い人だよ。


このあと仕事先に向かうまでのパターンもいくつかあった。

私の回は上着を脱がないパターンでした。
上着を脱いで肩にかけて颯爽と歩くの、好きなんだよなぁ。

「長谷川くん家のも壊れたら…」とか大河原さんやる気満々で笑った。

今のところ、セカンドシーズンのくだりは確定してるんだよな。

こういうちょっとした変化を見つけるのも楽しい。
間違い探しみたい。


そしてラスト。
もう私ここが好きすぎて………。

ここまで協力してもらってあんたかい!!!


周りを見渡して、長谷川さん家のドアを開ける瞬間の顔。

やばくない…………?

鳥肌立つんだけどあの怪しい笑み。

このシーン何回でも見れる。
悪い顔してましたよね〜…。
いや良い顔です、悪い顔だけど。

かっこよすぎてゾクゾクした。


ブラックなエンド最高。大好物です。
シソンヌさんらしいよな〜。


これ何が面白いって、公演によってここで笑いが起きるか静まり返るか極端に分かれてたんだよね。

私の回は笑いが起きてた。

正直、ここ笑っていいところ…?って迷うんだよ。

は〜好きです。非常に。
あの後内側から鍵閉めて、どうなったのか気になって仕方ない。



③恋人への不安

長谷川さんのスーツ姿、かっこいいよね。

ケイトの乳に目が行ってしまってダメだ。
たまにああいうロケットみたいなおっぱいの人いるよな…。

これがTwitterで言ってた、アクション指導を受けたコントか〜!
確かに良い動き。

シャンプーは無臭のものを使うことを心掛けているケイト。
どんなこだわりだよ。

「コンディショナーの香り」より「シャンプーの香り」の方が聞こえ良くない?

言い回しがちゃんと海外ドラマの吹き替えっぽくて好き。
これだけで外国人なんだな〜ってスッと入ってくる。
ケイトはまだしも、ロジャーに関しては見ため普通の長谷川さんだからね。

ケイト、罪な女だよ〜。
ロジャーにあんな思いさせて…。
本来出会っちゃいけない関係のふたりだったのに、3年も一緒に過ごしていたのね。

仕事をとるか恋愛をとるか、究極の選択だよな。

恋人を撃てるわけないよ…。

このコントの照明の使い方、すごく好みだな。

ロジャーが気絶したときの絞り方と、起きるまでの間が。
細部までこだわってるのがよく伝わってくる。


ロジャーが「婚約者」ってポロッとこぼすところが好き。
咄嗟に出ちゃったんだろうな〜。

もうこの時点で何回気絶させられたか覚えていない。

三度目ですか?四度目ですか?
皆さんにおまかせします。

首ゴキン!は、死んだかと思ったよね。
いや逆になんでロジャー生きてるんだよ…。
強靭な身体すぎるでしょ。


ケイトが振り向いて迫って、ロジャーが後退りするシーン、アタッシュケースに突っかかっるのじわじわくる。

書いててふと思ったけど、ボケを解説するのって野暮だよね〜。

なるべく入れたくないと思いながらも、書かないとなんのこっちゃだから書いちゃうけど。

そもそもあらすじ書いてないんだから、なんのこっちゃなんだけども。


話を戻します。


ロジャーがケイトを抱きしめるシーン、一瞬映画かと思うくらいキュンとしてしまった。

ケイトの表情が良い…。
「また…会える?」っても〜!
ロジャー愛されてんなぁ…。

いくら特殊な訓練を受けていたって、女の子じゃん。

はぁ…可愛いね…。

そしてロジャーの「生きていれば、いつか会える」がかっこよすぎる…。

溜めも含めてめちゃくちゃいいセリフだった。

長谷川さんの声好きなんだよなぁ。



追手から身を潜めて、良い雰囲気になってきたと思ったのに。

ここでの一発はどういう理由…?

と呆気に取られてたら
「これより、5分間の~」って休憩のアナウンスが入って、これにはもうやられたなと思いました。


コントの最中に休憩を入れる勇気に乾杯。
そんなシソンヌさんに完敗。

何も上手くないので踊れません。


こんなことできるの、この人たちくらいでは?
もうすごい通り越して怖い。

今の時点でかれこれ6回見てるけど、全部笑ってる。

ずるいよなぁ、もはやアナウンスそのものが面白くなってくるもん。

「これより」だけで笑える。


本来なら集中が途切れてしまうから、この方法は選ばないと思うんですよ。

それをうまく転換に組み込むあたり、本当にプロね…。

再開しても、全く違和感がない。
すごすぎてため息が出る。

いつも想像を上回る技術力に圧倒されている。
面白いだけじゃなくて、感心してしまうんだよな。

そんなところが大好きです。



幕が上がったらロジャーが吊るされている。

ケイト、さすがにこれはどういうこと…?

ロジャーがケイトを罵るところは、ちょっとだけ辛くなったね。
でもそんなの吹き飛ばすくらい、怒りを顕にしたケイトを見たらどうでもよくなっちゃった!


ケイトが銃を突き付けているときの二人の顔、
古典的で良かったな〜。

このコントでいちばん好きなシーン、ロジャーが漏らしたところですね。

「そりゃ漏らすよ…あんなに何回も銃突きつけられたんだもの…」の言い方と表情がすごい。
めちゃくちゃ良い演技。

私まで冷静さを取り戻してしまうわ…。

なんだろう、あの声を絞るように出す感じ。
舞台だと小さすぎてもいけないし、難しそうだな〜と一般人なりに思った。

「ありゃ〜だめだよ」推しですね。


じろうさんばっかり見てると思いきや、しっかり長谷川さんを見ていることに気づく。

細やかな表情の変化が、見てて本当に面白い。
果たしてこれは芸人さんに求めることなのか…。
私、本当にコントを見てる?と疑ってしまうほどの演技力に惹かれてしまうんだよな。


なのに「おしっこ様々ね」で、あ!私コント見てた!って引き戻されるの。
この感覚が良い。

お芝居とお笑いのバランスが天才。

ケイトのあの、フッて一瞬笑うような表情も含めて面白すぎる。

ロジャーは面白くないだろうけど、私は超面白かったよ。
ごめんねロジャー。


勢い余って気絶させちゃった…。
びっくり顔のケイト可愛いね。


ふたりの幸せだった暮らし、もっと見たい。
子猫飼ってた時期もあったの?


待って、お布団なんてどこから持ってきたの。
おしっこでべちゃべちゃなスーツのままお布団入るの嫌だな〜!!

お手紙書いて、新しいパンツもプレゼントして、これはいよいよお別れか…と思ったのに!



もうこれ一生やっててほしい。
パーティーって何!?

ロジャー、もう諦めて一緒に逃げたほうがいいよ…あなたの身が保たないわ。

人のいないような山奥で、ずっとしあわせに暮らしてください。
美味しいボルシチ作ってね。



④お店の不安

導入の映像を最初に見たとき、じろうさんオン眉の女性気に入ってるんだな〜と思ってたら、まさかのようこさん!!!

ロールキャベツ専門店をやる女性なんてあの人くらいでしょ〜。


もうね、[huit]を見たときからどハマりの大好きなキャラだったから嬉しくて…。

初日配信で見てて、私ようこさんに会えるんだ!!!!って興奮したよね。

別のライブで登場したキャラが、再登場するの良いよな〜。
今回はアナウンスでしか会えなかったけど、野村くんもそうだし。
あとアキラもね。


ようこさんめちゃくちゃ少食じゃん。
絶対一食分も食べてないよ。

「巨人」ってワードが出てくるあたり、メルヘンで可愛いなぁ。
今打ってて、頭に野球の方しか出てこなかったけど。


残飯の神様は「残していい」しか言わなさそうだけどダメなの?

じろうさんの度々出てくる"神様信者"キャラが好き。

前にインタビューで、自分のことを"神様信者"って言ってたのを思い出した。

じろうさんの人柄がキャラに反映されているのを見ると、あ〜やっぱり生みの親だなと思う。

そして半分はじろうさんそのものなのだと。

人柄は正直わからない(当たり前)けど、少なくともインタビューやコラムで綴られている言葉から、コントのキャラに結びつくような話が結構あるので。

そういうのを見つけるのも楽しい。




警察呼ばれてパトカーで連行されちゃった。
サイレンの音で繋ぐのめちゃくちゃ良いな…。


転換の時って本当に真っ暗で何も見えないんだね。

他のコントは少しも光がなくて、生で見てても全く分からなかった。

4本目でやっと、スクリーンの光でうっすら見えた。

映像が流れている間に舞台袖までセットを持ってきて、サイレンが鳴っているほんの少しの暗転中にスッと配置していた。

あまりの早業に感動した。


スピードもだけど、一切光がなくて視界も悪いはずなのに。
純粋に「すごい」しか出てこない。


4列目にいても全く見えないのよ?本当に。
はぁ…。


これは生で観劇しないと分からないことだな。

コントのみならず、裏方さんにも驚かされてばかりだ。



そろそろ本編のお話を。

わ〜!あのセットだ!
"閉めたのに"のマスターから引き継いだお店!
引き継いではいないが!

[huit]の"キッチンようこ"からお店続いてたんだね。
巨大なお箸が気になるなぁ。


おちゃめなようこさんを見ると安心する。
「ほんとにぃ!?」が健在で嬉しい。

どうしてこんなにおばさんっぽい言い回しが
出てくるんだろう。


警視庁48時じゃ長いな~。


じろうさんの演じるあれくらいの年齢の女性、
よく掛け算するよね。

“甘いお酒でうがい”の佳子さんも「月に2を掛けたら日付になる日」って掛け算してた。


これはじろうさんが思う女性像なのか、それともじろうさんの部分なのか。
どっちなんだろうなぁ…。


事情聴取されているのにその場を楽しんじゃう45番さん、ポジティブで素敵。

私もああいう大人になりたいな~。


個人的に「野暮だよねぇ~」がツボ。
肩のあたり叩きながら言うところなんて、ものすごくリアル。いるじゃん、あんなおばさん。


早く帰りたそうな長谷川さんの顔も良い。
まじで興味がなさそうな顔をしているよな。

よく喋るおばさんに捕まったお兄ちゃんって感じで。


人が来たのが嬉しくてくるくる回っちゃうの、可愛すぎるね。
私の周りもくるくる回ってくれないだろうか。


もうこの辺から公演ごとの色が出てくるよね。

三半規管ないんじゃなくて、取れてた。
じゃあ付けれるじゃん!と思ったら
同じこと長谷川さんがツッコんでた。

他の公演から六半規管って言ってたのも好きだったな〜。
す~ぐ2掛けちゃうんだから。


ヤクルトのくだり。

ヤクルト1000だけじゃなくて、なんとミルミルもありました!

これ今のところ他の公演で言ってないっぽくて嬉しい。
その代わりに、ヤクルト2000がなくなってた。

結構好きだったんだけどな、テキーラ割り。


足したり引いたりを目の当たりにしてわくわくが止まらない。
これがないとか、あれが増えたとか、自分で見つけるのってゲーム感覚で良いよね。


ちなみにヤクルト1000、じろうさんから影響受けて毎日飲んでいるのですが、ようこさんの言う通りかなり目覚めが良いです。

朝一で「ほ〜んとにっ!!!」と突っ張りが出ちゃうくらい。


"答えなさい大明神"なんて、どこで思いつくんだろう。
大明神シリーズめちゃくちゃ好き。


回を重ねるごとにようこさんが進化していくので、note書いてるうちにどんどん更新されちゃってもう大変。

このコントは特に変化が大きい。
[huit]の"キッチンようこ"を見たときの感想に、「アドリブが多くて公演ごとに全く違うものになりそう」的なこと書いたんだけど、その通りだったよね。

自分の見た回の話だけと思っていたけど、見れば見るほど書きたいことが増えちゃって…。



あ、そういえば私の見た回は割とコンパクトだったように思う。

クラウチングスタートがなかったんだよな。


あぁ、でも代わりにマナーのくだりがあったのか。
どっちもやった日もあったような気もするけど、どうだったかな。

あのくだりも2パターンくらいあったよね。

どっちもこんなおばさんいる!って思ったけど、私が見た2パターン目のほうがリアルな言い方だったな。


前半のマナーの教え方は超優しかった印象。

「お手紙は~…入ってないのね!」
みたいな間のあるゆったりした話し方。

それに対して後半は
「お手紙は入ってないのね!」
って一気に言い切る感じ。


このシーンだけでもこんなに違うのか…とびっくりさせられたわね。

後半のほうがちょっと素っ気なかったけど、あれもあれでおばさんっぽかった。

散々おばさんって言ったけど、ようこさんはお姉さんですからね。キュートなお姉さん。

文字に起こすとうまく表現できないな~難しい。

おばさんはお手紙が入っていると嬉しい、覚えたよ。


あと「じょ↓おず↑だよね」に近い「じょ↓おず↑だね」が聴けたので満足〜!

「ほんとにぃ〜!?」も好きだけど「じょ↓おず↑だよね」が好きすぎるんで…。
言ったときのにやにや半端なかったと思う。


すぐに厨房から飛び出してきちゃうようこさん、安定だな〜。

おばさんは小学生の話が好き、覚えたよ。


やっぱり何度見てもロールキャベツ、大きいねぇ。
拳3つ分はあるよね。

これ食べに来たお客さん、みんな食べ切れてるのかな?
それどころか、あの少食っぷりを見たらようこさんですら食べ切れなさそうでは…。

おなか膨らむ系じゃなくて、夢が膨らむ系。

ワードセンスも素敵だ~。

チャレンジ成功したら欲しいもの何でも買ってくれるなんて、たしかに夢が膨らむわ。

語尾に「さ」って付ける喋り方、こっちの方言っぽくて落ち着くんだよな。

「あんなさ、喧嘩した二人がさ、こうしてまたあってさ〜」って。
たぶんこの回だけだったんじゃないかな。
勝手に親しみ湧いてしまう、嬉しい〜。


小さい椅子を可愛いですねって言う長谷川さんが可愛い。
しかもチョンチョン触りながら。

椅子も小さいけど、やっぱり長谷川さん大きいな…。

報酬がでかいから当たり前なんだけどさ、このゲーム難しすぎないか…?

どうやって持ちながら、ちゅってするんだろう。

もうようこさんのロールキャベツに見慣れてるから、ボールキャベツがちっちゃく見える。

ようこさんのインスピレーション、ほぼ無から湧き上がってるの面白すぎるな。

長谷川さんのはっきりと言う「いいえ」が好き。

物語の説明、後半何言ってるかわからないよ!
おばちゃま感がすごい!

はぁ~。
ようこさん、本当にキュートで好きだ。

同じコントでも公演ごとに全然違うお顔をするんだもの。

こんな魅力的な女性が経営しているロールキャベツ屋さん、毎日でも通いたいよ。

仕事帰りに寄って癒されたい。

大巨人チャレンジに出てくるミニようこさん、超可愛い。
ちゃんとようこさんと同じお洋服着てる~!

このチャレンジのために用意したのかな…。

長谷川さん、お箸片手で持てるの本当にすごいと思う。

でかいしあんまり軽そうに見えないんだけど…。
握力ゴンちゃんくらいあるんかな。


ここら辺のようこさんの邪魔の仕方も、毎回かなり違ったよね。

ミニようこさんが巨人さんに登っていくの、可愛くて好き。

そしてチャレンジしながらなのに、ちゃんと会話してくれる長谷川さん優しいなぁ。


「ワンモア大巨人?」ってずるい。
面白いもん。
長谷川さんが「サンキュー」って言う回大好き。

2回目からようこさんの妨害が半端じゃない。
「入ってくるところからやって!」って1分しかないのに!?

ミニようこさんも答えなさい大明神になるんだ!
でもやっぱり寝ちゃうのね。

急に「わ〜!」って大声出して妨害するのめっちゃツボ…。
雑すぎて、長谷川さんもよくわかってない感じが最高でした。

このパターンは初めてだったから不意打ち食らったな〜。


ミニようこさん、長谷川さんの頭がねばねばするってどういうこと!?
ベタベタとかじゃなくて、ねばねばなのやばい。

ねばねばする!何かついてる〜!ってボールキャベツに飛び込むの。
なんだそれ!!!

なんだそれって言い出したらキリがないんだけども。


この辺はテンポが良くて気持ち良いな〜。

タイムアップした瞬間とてもドライなようこさんも良い。

チャンスタイムの長谷川さんの顔、面白かったなぁ…。

キス顔でようこさんを追っかけまわす図が平和な空間すぎる。


コントを見てるのにさ、ふたりが本当に楽しそうで癒やされるよね。
たまにマジ笑いしてるときもあるし。

これくらいアドリブ効いてるコントは尚の事楽しくなっちゃう。


やっぱり大好きなコントだ。
正直このコントがある時点で、全公演買って正解!って確信した。

いや、なくても全公演買うんだけどさ。
変化が大きいコントは1本足りとも見逃したくなくて。

全公演配信って本当に有り難い。

この状況だからこそ、実現した全公演配信だと思うのだけど、これからもあると嬉しいなぁ。

最初の話に戻るようだけど、1公演1,000円で見れるってお得すぎるよ。

ようこさんとだいきょじん、読み聞かせCD付きで絵本欲しいです。

あれ、ようこさんが犠牲になったけどめでたしでええんかね?

長谷川さんの「ほんとにぃ!?」と「それってどうなのかなぁ?」が[sept]の"野村くん、オーディションを受ける"のトリコロール滝沢にしか聞こえなかった。


⑤老後への不安

これめちゃくちゃ良いコントだね。

ふたりとも全く系統が違うけど、このおじいちゃんたち絶対どこかに存在してる。
それくらいリアル。

けんちゃんのスリッパ、あれおばあちゃん家にあるなぁと思いながら見てた。

甘党なおじいちゃん可愛い。


じろうさんの演じるおじいちゃんは、どこかやっぱり志村さんを思い出させるよね。

と思ったら名前がけんちゃんだもんな。
なるほど。



おじいちゃんふたりの喫茶店の会話を覗き見しているようで、ほのぼのしつつも内容の重さが心にきた。

嫁に先立たれて、残ったふたりが「どっちが先にあの世に行くか勝負だ!」って。


えっちゃんの葬式出なかったくせに、香典返しの話するの好き。
ど三一すぎる。
でもけんちゃんの雰囲気に合ってるな〜。


けんちゃんが子供料金で乗ろうとしているところに、「孫です」って言いに来るしんちゃん見たい〜!
運転手さん困らせてるところ見たい。

けんちゃんがしんちゃんのことを煽って、乗ったところに即抱きついて甘えるの大好き。

「大きい声出したら元気出たか?」って、元気づけようとしてたのか…。
ふざけているようで実はめちゃくちゃ優しい。

でも「遠い目をしたらしんみりするから罰金1万円」ってルール、騙して遠く見させたりするのは理不尽だよ〜。
しんみりしてないじゃんか!

これも元気づけるための優しさなんかな。


けんちゃんが後ろ振り返って「参ったな、こりゃ無人の葬式だよ」ツッコミいれるの、超おじいちゃんっぽくて感動した。

常に動きがおじいちゃんなんだよな、足の動かし方と身体の移動のさせ方と。

おじいちゃん憑依してるの?ってくらい足腰弱そうですごい。

あと笑い方。
どうしてあんなナチュラルに「ヒャヒャヒャ」って笑えるんだ。

これがさっきまで洋食屋のお姉さんを演じてた人と同一人物…?
やっぱり恐ろしい人だ。


しんちゃんはあまり大きな動きはないけど、喋り方と雰囲気が怒ると怖いおじいちゃんっぽくてすごいな〜と思った。

長谷川さんの演じるおじいちゃんも、絶対どこかで見たことあるんだよ。

演技力がずば抜けてるコンビ…。
好きだ。


高速で通り過ぎていくけんちゃん好き。
何回見ても絶対面白い。


食べ物の話。

けんちゃん甘党だな〜と思ってたら糖尿やってたのか。
そりゃ砂糖2個も入れちゃダメだよ。

シュークリームの上の蓋だけって斬新すぎるし、クリームたっぷり付けたら同じよ!

マスターなんでも聞いてくれるんかな。

大好きな甘いものを食べられないのは可哀想だけど、お互いが健康管理するのは良いね。

一方しんちゃんはカレーを白米にされたり、にんじん1本でうさぎ扱いされたり。
しょうが焼きは、生姜を1本焼いただけのものにされたり。


クリームソーダピッチャーで飲んでも真緑にならないよ!

お互いが先に死のうとして言い争ってるの、悲しいけど面白くて不思議な気持ちになる。

醤油を大量に飲んで死のうとするのは何!?

「灯油ぶっかけて火付けてくれ」ってお願いされるマスターも大変だな。


暗転してるときのBGMも好きだな。
暗転ごとに若干違うんだけど、ほのぼのBGMで。


お互いが長生きさせようと、お守りを買ってくるの最高!!!!

自分が身体に悪いことして先に死のうとするのが無理だったから、せめて相手を長生きさせようとする手段とるの良いよ。

しんちゃんなんか中国まで買いに行ったって、どんな気力だよ。


人生ゲームのくだり、何パターンかあって面白かった。

「自転車盗まれて借金2億」って割に合わなさすぎる…。

いつかの回が借金8億で、その後借金16億になってたので、あっ!2掛けてる!って思ったんだよな。

おばさんじゃなくて、やっぱりじろうさんが掛け算好きなんじゃ…。

自転車盗まれたり、家燃やされたり、色々あったね。

全部自分で始めて負けるの面白すぎるわね。
さじ加減で勝てるじゃないか。

しんちゃんの「病院行けよ」の言い方、この回のが好き。



ここからちょっとピリッとして、ドキドキする。

予約した病院に行かないけんちゃんに怒ってるのかと思いきや…。

「この勝負、俺に譲ってくれ」と頭を下げるしんちゃん。


このコント、私の席からほぼ長谷川さんのお顔しか見えないのだけど、やられてしまったよね。

ここから本当に切ない表情をするもんだから、自分でも予想してなくてびっくりしたんだけど、泣けてしまって。

奥さんを亡くしてまだそんなに時間が経っていないこと、家にひとりでいても楽しくないこと、いつも寝る前に起きたらあの世に逝ってないかなって考えてしまうこと。

それ全部頭に入ってきて、想像してあの表情を見たらもうダメだった。

唯一楽しいのがけんちゃんと会ってるときだけで、そんなけんちゃんが先に逝ったら…。

はぁ、もう今思い出しながら涙腺キテる。

配信では事前に何回か見ていたけど、泣かなかったんだよね。

生であの表情を見たら違うんだなと思った。

劇場の空気感もあるのだろうけど。


事前に見ていた分、このあとに糞のくだりがあるの分かってたからさ。

え、私今泣いてるけどここから面白いやつじゃん!どうしよう!ってひとりでプチパニック起こしてた。
ウケる。


還暦大王ってなんなんだ。
何に効く薬なんだ。

糞と薫…確かに遠目で見ると同じに見える。

糞飲んだらブッ飛びそうではあるよな。


まぁ兎にも角にも、ふたりが無理して死のうとしないで病院だけはちゃんと行って薬も飲もうねで落ち着いたので良かった。

なんか平和だなぁ。
"死"という題材を扱っているのに、日常の風景だとこんなにも丸くなるのか。

もうふたりともきちんと病院行って、薬も飲んで"無理に死のうとはしない生活"を送っている。

親友がいて本当に良かったねぇ…。


それでも、けんちゃんに自分の葬式で着てくれって喪服を持ってきてしまうのだけど。


これ31日公演の6カメで分かったんだけど、スーツカバーに「紳士服の今井」って書いてあるんだ…。細かい!

そもそもしんちゃんのサイズ感じゃ、けんちゃんに合わないんじゃないかと思うけどいいのか。ないよりは。


これから死にますんでって挨拶回りされたら、なんて返すのが正解なんだろう。

難しすぎないか。

お疲れ様でしたも変だし、長生きしてよ〜ともバックボーンを思うとなかなか言えないし。

紅白饅頭を渡すのが間違いだってことくらいしかわからん!


けんちゃんの言うとおり、嫌われてるんじゃないのかね…。
なんもおめでたくないよ。

それにしても、甘いものを控えているけんちゃんの前に紅白饅頭を出すのは酷だよ。
しんちゃんのいじわる!

特急列車の人生を送ってきたしんちゃんと、各駅停車の人生を送ってきたけんちゃん。

そんなふたりでも親友でずっと仲良くやってるの、なんかいいなぁってしみじみ思ってしまった。

通勤快速の流れで饅頭食べようとすな!

後半にあった「とんとんとん♪」って各駅停車しながら饅頭に向かって行って、しんちゃんにはたき落とされるやつ大好き。


けんちゃんに食べさせまいと2つ一気に食べたら喉つまらせちゃった。

確かにこれは助けていいのか悩む!
今までのやりとりで、先に逝かせてくれって言ってたしこれがしんちゃんの望みならって思うよな。

いや見殺しにはできないわ!!!

画が強すぎるんだよなぁ。

このための喪服だったんだなって着るんじゃないよ…。

還暦大王、豪速球で投げ返されるの好き。

あ、この回の饅頭はギリギリのところにいました。
落ちそう!と思って見てたら耐えてた。


どうにか一命を取り留めて、やっぱり死にたくないよって。
あぁ、良かったなぁ…。

最後はショーツで笑って終わり。
平和だ。




本当に良いコント。
シソンヌさんらしい。

暗い題材なのに明るく、それでいて不謹慎ではなく、泣けるところもあったり。

純粋にすごいという気持ちでいっぱい。

語彙力が追いつかなくてうまいこと言えないんだけど、シソンヌライブを見終わった後、いつも感銘を受けている。

"老後への不安"のラストのBGMからEDの流れが綺麗すぎて、毎回鳥肌立ってた。
大好きです。


今回、初めて生で観劇することができて心から幸せでした。
いつものシソンヌライブとは違う形ではあったけど、本当に行って良かった。

今年ならではのネタがあったり、弱っているメンタルに刺さるコントが多くて救われた気持ちになった。

シソンヌさんのコントは優しい。
いつも寄り添ってくれる。


こんなにも素敵なコント師に出会えて、良かったよ。
遅かったけど。

これからもシソンヌライブが続く限り、応援して追っかけていきたいなと思いました。

最後のコントのように、いつまでもおふたりが仲良くコントをやっている姿が見たい。


当たるかどうかは別だけど、また来年の公演も必ず行くという気持ちでいます。


シソンヌライブ[neuf]、最高でした。
ありがとうございました。

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