マッチングアプリ体験記③
今回は番外編、会わなかった人たち3選。
1.先輩
まさかの高校の先輩とマッチング。しかもお互い面識あり。顔写真も何枚か載っていたのに気付けなかった。
当時、恋愛感情はなかったものの、先輩は好みのタイプだった。それもあって、卒業から数年たって少し変わっていても、相変わらずタイプだったということだ。
マッチ後、メッセージでの会話はテンポよく弾み、「初めて会った感じがしない」とまで言われた。実際にそうだったんだよ、ウケる。
出身地が同じで、よく聞くと市まで同じ。高校の方面も同じ。あれ、と思った瞬間すべてのパーツがぴったり繋がったような気がした。
先に気づいたのは私だった。
「〇〇部の、〇〇先輩ですよね?」
「〇〇さん?笑」
気まずい。
当時、すごく親しくしていたわけでもないが、面識はあったし、お互いの名前も知っていた。当たり障りのないメッセージを数通やり取りしてフェードアウト。
2.家事嫌いアラサー
私は一人暮らしをしていて、家事の面倒で大変なところを知っているので、家事を一切やらない男性は少し苦手。将来、全部自分に任されたらとてもじゃないからだ。
初めは誰でも難しいし、ルーティン化するまで大変だ。得手不得手ややり方の違いはあるとは思うが、できないことはないと思っている。
彼は、以前一人暮らしをしていたことがあるが、今は実家に戻ってきているとのこと。理由を聞くと
「家事が嫌いで、出戻った」
なんて奴だ、と思ったけど、メッセージのやりとりは楽しかったし、会うだけ会ってみることにした。
その時、焼き鳥が食べたい気分だったので、言い出しっぺの私が、焼き鳥屋を探して予約。
が、数日前に音信不通。
家事もできない、予定を決めるだけ決めて、お店の予約までしてもらっておきながらドタキャンする奴なんて。
次へ行こう。
3.体調不良サラリーマン
コロナ禍でマッチングアプリをするのは、リスクも伴う。
彼は駅前のビルで働くイケイケのサラリーマン。結構ノリも良かった。
駅の近くにおいしいご飯屋さんがあるんです、なんて向こうからお店も決めてくれて、日にちも決まって、いよいよ。
2日前。連絡が取れない。これはやられた、と思った。
前日に、「体調崩してしまって... このご時世なので明日はなしで...」
これが本当だったら、向こうからのお誘いだったし、後日お詫びの連絡と共に代替案を出してくれるはずだが、それもなかった。
記憶に残っている、会わなかった人たち。
LINE交換して会わなかった人は他にもいるが、覚えていない。
当日ドタキャンもキツいが、日にちを決めてからのドタキャンもなかなかの罪。その日の予定をあけておいたのに。
会いたくないなと思ったら、早めに。日にちが決まる前にフェードアウト。ここまで来て、なぜ?と思うだろうが、その方が良いのだ。そんな人とは会わなくて済んだと、ポジティブにとらえて次に行く。
一人の人に固執するとやっぱり余裕がなくなるしキツいので、同時進行できるアプリだからこそ、積極的にいいねをしてマッチしていけば良いと思う。
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