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今なら無言でいなくなった彼の気持ちがわかるかもしれない

2年前、付き合っていた大好きな彼氏が
突然いなくなった。

9月くらいにマッチングアプリで出会い
当時の私の条件(会社、身長、学歴、やさしさ)にピッタリだった。
1つ前の恋がぐだぐだに終わり、いや正しくは進まなくなり辞めた直後だった。

若かった私はすぐに「運命だ!」と思って
会う前から好きだった。笑

当時の私の恋愛体質ポイント
・マッチングした時点で勝手に両思い気分
・会う前の電話で好き確定
・プロフィールを覚えただけで、相手のことを知ったつもりになる

そんなこんなで出会ってから、付き合うまでにそう時間はかからなかった。

あるデートの帰り、少し早いクリスマスのイルミネーションを横目に彼の家へ。
そして翌朝、話は年末の旅行になっていた。

彼からの提案で山梨へ行こうということになり、旅館も彼が予約してくれた。
クリスマスのレストランも予約してくれた。

幸せの絶頂すぎた。
次の日から世界中のすべての人に感謝できるくらい、テンションが高いまま出社した。

ある日朝起きたら、LINEがきた。
「(私)ちゃんの愛が重すぎて答えられない」

頭のおかしかった私は、ちょっと好き好き言いすぎたかな。反省反省!くらいに思ってた。
次会った時、話し合おう!と言った。

そこからLINEが返ってくることは一生なかった。
突然のことすぎて、頭も心も追いつかず
ただただ泣いて悲しんで、辛い年末年始だった。

「なんでLINEの一言が返せないの?」

今考えても最低の彼だけど、今ならちょっとだけ彼の気持ちがわかる。笑

きっと、いろんなことがいやになって
全て0からやり直したかったんだと思う。
いわばリセットボタンを押したんだと思う。

仕事がいっぱいいっぱいなのに
毎日私からの好き好きLINE。
先はデートの予約でいっぱい。
彼女を喜ばせなきゃ、期待に応えなきゃ
しあわせにしなきゃ。。。

全てが嫌になって
でも、気持ちで振り回すのが後ろめたくて
無視という核爆弾を発射して、落ちたのも確認せずに逃げたんだと思う。

あぁ。彼もつらかったんだな。
なんて子供だったんだろう。
わかるのに2年かかった。

でもね、
大変だけど人に向き合うことから逃げても
なにも解決しないと思う。
だから、共感はできたけど、激しく抗議する。

もう2度と女の子にそんなことすんなよって
東京へ言葉を送り届けて
この恋は本当に終わりにしよう。

Shearly

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