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仕事の休み方〜自称ナマケモノは休むことが苦手〜

このnoteは6期ビジネスコミュニティとSHEメイトさんを繋ぐ特別企画。9/5~9/18までは「仕事の休み方」をお題に、私たちビジポジとSHEメイトさんで想いをシェアしていきたいと思います。今後も様々なお題を展開予定なのでお気軽に投稿ください。投稿方法などの詳細はSlack 03_ビジネスコミュニティチャンネルへ。

私は自分のことをナマケモノだと思っている。自分の持っている「もうこれ以上頑張れない」という限界のボーダーラインは、人よりもずっと低い位置にあると思って生きてきた。

そう思うに至ったのは小学生の頃に遡る。詳しくはここでは割愛するが、自分が頑張りすぎたり無理をしないために、無意識に「ここまで」と線を引き、頑張り制御の安全装置が作動するようになった。

この無意識の「ボーダーライン」や「頑張りすぎない」ことは私のコンプレックスである一方、無理しないための処世術となり、大人になった私を助けてくれるようになった。

お陰様で(?)身体を壊すまで頑張って働いたことはない。睡眠時間はしっかり確保し、疲れを感じたらブレーキをかける。ほどほどに頑張る。
結果としてその心掛けが、継続的な頑張りに繋がっている。

とはいえ、自分の限界を低めに設定している=他の人よりちょっとだけナマケモノになったつもりで生きている私は「休むことが苦手」という一見矛盾した特徴も持っている。

関西人の気質なのだろうか、根本にあるのはいつも「タイムイズマネー」。
意味もなく過ごす時間に罪悪感を感じ、常に「何かしないと勿体無い」と感じてしまう。時間は有限なので、できる限りのことを経験したいし叶えたい。(それが何かしらの対価となればもっと嬉しい)

社会人9年目、休み方を考える

……話を戻そう。
最近、上手に休むことの大切さを実感する。周りに真面目で頑張り屋さんが多いせいか、休職したりキャリアブレイクしたり、休むことで次のステージに進んでいる方をたくさん見かける。

私はというと。
実は、新卒からずっとかなりお休みの少ない環境下で働いてきたのだが今年、ついに私は自分の人生のためにある決断をした。

時間的制約のために、やりたいことを諦めたくない。正社員を捨てる覚悟を決め、今後の働き方について上司に相談をした。

最終的に私の意向を汲んでもらい、雇用形態を変えずお休みを少しだけ増やした働き方を認めてもらった。(と言ってもようやく人並みの休日数になっただけなのだが私にとってはこの数日の余暇がとても有り難く…😭🙏✨)

職場の人に迷惑かけないかな…?
休むことでかえって激務にならないかな…?
そこまでして休む選択をするのは正解なのか?
私は休みをうまく活用できるのか?

……あげ出したらキリがない不安。

正直、この決断を上司に伝えるまでもかなり悩んだ。

結果として理解ある上司と会社の環境によってこれを実現できたのだが、叶えられたのはこれまでSHEで学んだことをしっかり社内で還元し、実績をもって信用を得たことも大きい。

ただのわがままで休みたいのではなく、会社の外で新しい知識を吸収し、それをまた会社に還元するために必要な時間。
私のためでもあるけれど、ちゃんと会社にもメリットがある。

お陰様で、生まれた余暇を自分のやりたいことに注げるようになり、副業だけでなく、資格取得を目指しているカリグラフィーやビジネスコミュニティCPとしての活動ができるようになった。
(本当のゴールはこれらの学びをちゃんと会社に還元できてこそ、なのだが)

「休む」って難しい

休むのが苦手な私だから、いわゆる「休む(=休息)」という形のお休みではないかもしれない。それでも私にとっては誰かにとっての休息と同じくらい価値があり、学びになり、気分転換になる大切な時間だ。

休むって本当に難しい。
好きなことをやっていても正直身体は疲れるし、とはいえぼーっとするのはもっと疲れる。笑

そんな自分とうまく付き合いながら、サステナブルに働く、ヘルシーに生きる。これが今の私の大切な人生テーマになっている。


(追伸)
「休日にパソコンの前に座ってる時点で、それは日常。余暇ではない。」

つい先日そんな話を聞いて、ギクリとした。
休みの日も常にSNSやslackを追う私。

余暇は「何かをする」ための時間ではなく「何もしない」時間とするならば、いま私が過ごしているのは「日常」なのかもしれない。

余暇について考えることが自己成長にも繋がる、という話を聞いた。
改めて余暇との最良の付き合い方を見つけていきたい。