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エレキマスター決定戦運営レポート

☆日時→2022年8月21日(日)

☆参加者→55名

☆上位入賞者

【優勝】
あんさん(🆕エレキマスター⚡️)
(ロトムVSTAR+いちげき+エモンガ+モルペコ+ボルトロス)

エレキマスターあんさん使用【ロトムVSTARデッキ】


【準優勝】
そえじさん
(ロトムVSTAR+れんげき+マイナン)

【3位】
フローズンさん(アクアマスター💧)
(ライチュウV+ロトムVSTAR+ゼクロム+モココ)

【4位】
螺旋さん
(ロトムVSTAR+いちげき+マルマイン)

【トップ8】
ハガネさん
遥さん
ちろさん
かげみーさん

【トップ16】
トミオカさん(ファイアマスター🔥)
むさしさん
はばねろさん
アリアさん
モリ・キリンさん
かねこさん
yuyakeyさん
あっくんさん

※マスターズポイントランキングの確認はこちらの記事から


☆予選参加者のデッキ(使用率が高い順)
①ロトムVSTAR
②モココ軸バレット(ゼラオラVSTAR、ジバコイルVSTAR、ライチュウV、ピカチュウV-UNIONなど)
③カプ・コケコVMAX
④サンダースVMAX
⑤パッチラゴンVMAX
⑥パルスワンVMAX
⑦ピカチュウVMAX
※運営しながらの記録の為、抜け漏れがあったらごめんなさい。

☆予選を突破したデッキ
ロトムVSTAR×7
モココ軸バレット×5
カプ・コケコVMAX×2
ジバコイルVSTAR×1
サンダースVMAX×1


☆主催による大会前環境予想

【Tier1】
ロトムVSTAR
ジバコイルVSTAR

【Tier2】
ゼラオラVSTAR
クワガノンV

【Tier3】
サンダースVMAX
れんげき(ゼラオラV、ゼブライカ、レントラー)
ライコウV


☆主催による環境考察のポイント
①新登場したロトムVSTARの評価
②ポケモン2体同時きぜつ可能技の価値
③マリィが強い


①新登場したロトムVSTARの評価

【ロトムVSTARデッキの長所】
・VMAXすらいちげきできぜつさせる火力が出る
・エネルギー2つで技が撃てる
・進化前も進化後も特性で山札を引ける

【ロトムVSTARデッキの短所】
・非ルールポケモン採用デッキの対策が難しい
・後半に向けての火力確保が難しい(弾切れのリスク)
・エネルギーが貼れないと一気に遅れてしまう、リカバリーが難しい

新登場したロトムVSTAR。
ロトムVSTARに特化したデッキを回してみると分かるのですが、序盤からそこそこ高いダメージを出すことができます。中盤以降はVSTARどころか、VMAXもいちげきできぜつさせる火力が出せるので、高評価でした。
V、VSTAR同士でサイドを取り合うゲームになることは容易く予測できたので、(ロトムVSTARデッキ同士のミラーマッチも込みで)サブアタッカーにどの非ルールポケモンを採用してサイドレースを有利に進めるかがカギになると考えてました。(ゼラオラ、モルペコ、ゼクロムなど)
ロトムVSTAR以外のデッキは、ロトムVSTAR対策を厚くしたデッキでないと勝ち上がれないのでは?と思うくらいにはロトムVSTARの評価が高かったです。


②ポケモン2体同時きぜつ可能技の価値

特性エレキダイナモを持つモココを採用したデッキが多数いるだろうと考えると
・ジバコイルVSTARのエレクトロスター
・ゼラオラVSTARのいかずちスター
・ゼラオラVのクロスフィスト
・サンダースVMAXのダイジンライ
等、これらの技を持つポケモンも活躍しそうだと考えました。
エレクトロスター、いかずちスターはVSTARパワーなので、一度撃ったらおしまい。タイミングが難しいです。
クロスフィスト、ダイジンライは、連発することができますが、それぞれ条件付きとなってます。
現行スタンダードでは簡単に条件を達成できるダイジンライですが、エレキマスター決定戦ではクイックシューターインテレオンや、かんしゃくヘッドジグザグマが使えません。
クロスフィストはもうどうすればいいのかさっぱり分からん状態で、構築難易度が凄く高いデッキとなっていました。
私もれんげきマイナンのなかまをよぶから盤面を作り一気に詰めて行くデッキを作……ろうとしましたが、やはり構築難易度が高く、時間も足りなくて諦めてしまいました。
これらのデッキを完成させて持ち込んだプレイヤーがいれば優勝もあるのでは?と考えていました。


③マリィが強い

お試しでデッキを作り、回していてまず最初に感じた事が「自分のマリィで自分が止まる」でした。
自分のマリィで止まるという事は、相手のマリィで更にとんでもない状態になってしまうという事。山札を引く特性を持つポケモンがロトムVとロトムVSTARのみのカードプールだったので、『とにかく事故率が低いデッキを作る』事が優勝に向けての大きなカギになると考えました。そういった意味でも、ロトムVSTARデッキは今大会での環境トップのデッキタイプだったと言える思います。
大会当日、参加者のデッキにはポケギア3.0やポケストップが入っていたり、ロトムVSTARデッキ以外のデッキにもロトムVが採用されていたり、とにかくドローに繋がるサポートカードが大量に採用されていたり、様々な工夫がされていました。
それでも、初手事故や、相手のマリィで完全に止まってしまった盤面をたくさん目撃したので、予想は的中していたと思います。

大会当日は
ロトムVSTAR
vs
ゼラオラVSTAR。ジバコイルVSTAR
vs
その他大勢
vs
この三竦みをすべて刈り取ろうとするクワガノンV
という環境になるんじゃないかと思っていました。
結果はロトムVSTARだらけのロトム祭り。
優勝デッキもロトムVSTAR。
ロトムVSTAR、凄く強かったですね。


☆反省点とお詫び

①大会当日の進行が大幅に遅れてしまった。
・マッチングに時間がかかってしまった。
・対戦準備の際、手札にたねポケモンがいない事による引き直し案件が想定していたより多かった。

これらが遅れの大きな原因だと考えています。
次回大会以降では、タイムスケジュールの見直しや、オンラインマッチング制度導入等の対策をしていこうと考えています。


②投了した際の取得サイド数についてのルール設定ミス。
各タイプマスター決定戦では、予選の順位決定に勝利数だけでなく、取得したサイド枚数がより多いプレイヤーが上位となるルールを採用しています。
それなのにも関わらず、対戦相手が投了した場合はその時点での取得サイド枚数を記録するというルールで進行してしまいました。
投了することにより、取られたサイドの枚数を最低限に抑える事が可能になってしまっていたのです。
このルール設定ミスが無ければ、予選通過者、トップ16のメンバーが大きく変わっていたかもしれません。

次回大会から
・投了したプレイヤー(敗者)が取ったサイドは0枚とする。
・投了されたプレイヤー(勝者)が取ったサイドは6枚とする。
このようにルールを設定させていただきます。

「最後まで諦めずに対戦をして欲しい」という主催の強い想いから、順位決定にサイドカードの取得枚数を採用しています。
にも関わらず、全く噛み合っていないルール設定になってしまっていた事を深くお詫びいたします。
申し訳ありませんでした。


☆おわりに

会場の問題やコロナ禍の影響等があり、開催に3年も掛かってしまったエレキマスター決定戦に参加していただきありがとうございました。やっっっっっとできました。
過去のタイプマスター決定戦に参加してくださった方だけでなく、新規の方にもたくさんエントリーしてもらえてとても嬉しかったです。

次回大会についてですが、すぐに企画を進めて告知できるよう準備をします。
最低でも年内にあと2回は開催します。

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