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コンテンツツーリズム,大洗・ガルパンの町①

雑感

大洗の世界観は,地元の高校が,なんかの全国大会に出場を果たして,地域全体で盛り上がるみたいな感じに近いと思いました。

実際,僕の母校で初甲子園出場するぞってなった時に一斉にのれんとか,ポスターとかを町中の商店街に貼って町全体で高校盛り上げようっていう経験があったのでそれと似てた。

大洗で言うと,戦車道が復活して,戦車道を地域全体で応援する大会期間中,その世界観が表現されているように町を散策して思った。それに関しては,本当に大会が開かれるんだな,最終章やってるんだな,みたいな感覚に近かったんですけど,その舞台を巡るってなった時にいるはずのない敵キャラ, あるはずのない ポスター があるってことは意味が不明なんですよ。

どういうことかっていうと,その背景の元ネタとなった舞台に宣伝用のアニメポスターが出てこないんですよ 作中に。 それは矛盾してて残念だった。

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アニメコンテンツの聖地巡礼というのは,「見立てる」ことが重要なので, 「見立てる」上でポスターなど邪魔なものが入っている,そういう感覚がありました。

「舞台めぐり」っていう ソニーコンテンツツーリズム課が開発サービスを行っている,聖地巡礼を包括的にとらえるサービスがあるんですけど,それを使うと,作中に出てくる舞台になった場所に行くとb g mとか特殊効果とか ドラマcdなんかが聴けるっていうものがあるんですね。それは町中に等身大のキャラパネルや,ポスター貼ってあるような,キャラがあって成り立つコンテンツとは違うよね。 それって 作中に歩いているエキストラ的な 感じですよ。没入感が高い,エキストラ的なエクスペリエンス。

けど大洗にはなかった。 

一方で, ガルパンのキャラずらーと,戦車ずらっと,ポスターが貼ってある店から じいちゃん,ばあちゃんやスーツ着たおっさんが普通の買い物をして,店から出てくる光景はすごい新鮮でした。それが当たり前ですけど何か,と言わんばかりな面持ちで笑笑。

 商工会議所が主導で色々やってると思うんですよね そこのなんですかねそこの 新しいことをやろうびっくりさせてやろうという精神が結構も手に入れて,それもなんか地域活性化につなげられているなって言うのはすごい感心しました 。でも,今それが本当に コアな層が コアのオタクな層が求めているかっていうと 必ずしもそうではないわけですよ 。

例えば あの夏で待ってるで有名な長野県小諸市 のアニメのカットにはアニメポスター貼ってないってさっき言ったと思うんですけど,ポスター貼りまくって 本当,品がない状態になったっていう話はきています 。


話変わりますが,コンテンツツーリズムを考えるにあたって 1つ留意しておかないといけないことか注意しとかないといけないことの1つにアニメの出資側が パチンコ業界であるってことがよくあるんですよね 。 パチンコ業界と地域創生でなんか一見矛盾するように思いませんか? なんかそこまでそこに親和性 かない のは事実だと思いますよね。どれだけ地元の人が理解しているかというのは 重要です 。





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