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コンテンツツーリズム,大洗 ガルパンの町②

ディズニーとの違い


海外のアニメで言うとディズニーがありますけど,日本のアニメの 聖地 巡礼を ディズニーに落とし込むと,ディズニーのアニメを見てディズニーランドに行くことと同様同等だと考えられる。

その違いは何かというと,それは ディズニーランドはキャストとゲストっていう立場があって, 文字どうり その物語の世界観を体験させてくれるわけですけど,ゲストは見ることしかできない。

ディズニーでは見ることしかできませんけど,聖地巡礼ってのは ファン自体が 現地でコンテンツを生み出して地域と関わることができるんですよね。 その中でその現地住民との交流で人の温かさに触れることができるんですよ 。でもディズニーってミッキーなんて喋ってくれないじゃないですか それって馬鹿げた話。ディズニーランドに喋らないミッキーに会いに行くためにお金を落として帰るだけっていうそういう構図になっちゃってる人がいるわけですよ 。

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でもコンテンツツーリズムって金もうとしますけど,地域を動かすことも可能なんですよ。 動かすというよりも,手を加える。小さいことでも 小さいことなら何でもできると思う。田舎なんて本当に 協力的だと思いますよ 。

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商業主義


大洗のコンテンツツーリズムとしての呼び込んでる状況って商工会議所が 主導して町を作っているわけなんですけども, それも文字通り,商業主義で運営されているんですよ。なので,それどうなのって思いましたね。

そもそも,tvシリーズが始まった直後ぐらいのイベントって,その地域の人の知るはずもないので,そのファンがイベントをボランティア主体で開くんですよ。そこに企業スポンサーとかが乗っかったり。それでどんどん規模がでかくなっていくっていうのが,だいたいだと思うんですけど, それが商業的な ことにシフトしてしまうと,ファンが横のつながりで 盛り上げようとしている のに対して,ファンと同じ目線じゃなくなってしまうんじゃないかっていう懸念は コンテンツツーリズム業界の中でも問題視されていることのひとつです 。

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