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【25周年特別企画コラム】ショーンと一緒に暮らしを祝福する

一年を終わらせる前に心に華やぎを

12月も終わりに近づき、そうです、今日はクリスマスイヴ。
街はどこも華やいでいて、自然と心が弾む季節ですね。
家族と過ごす人も、恋人と過ごす人も、今年はどんなクリスマスを過ごそうかと計画を練るだけで楽しい時間になるのではないでしょうか。

覚えておきたいアドベントという言葉

クリスマスの楽しみは当日だけのものではありません。
クリスマス前の四週間のことをアドベントといい、各週末親しい人とシュトーレンを食べながら過ごす、そんな習慣がドイツにはあります。
一日一日、クリスマス当日が来るのを心待ちにして過ごすことができるひとときです。

シュトーレンはドイツの菓子パンのことです。
ドライフルーツやナッツがたっぷり練り込まれ、洋酒にじっくりつけられ、表面には雪のように真っ白な砂糖がまぶされている特別なお菓子。

イベントを迎えるとき、その日を待ちわびるからこそ気分が高まり、最高の一日を迎えたいとわたしたちは願います。
特別な時間は、楽しい未来を意識したときから始まるもの。
一日一日を祝福するように丁寧に楽しむことの大切さを思い出させてくれる4週間は、一年の終わりにふさわしい時間かもしれません。

今年シュトーレンを食べ損ねた方も、来年こそは試してみてくださいね。

華やぐ季節にも温かい手触りを

わくわく感が高まり、気分があたたまってきたところで、見た目も手触りもあたたかいものを近くに置いておきましょう。

皆さんはクリスマスツリーのお好みのデコレーションはありますか?
ありもののデコレーションも可愛いけれど、一工夫してみるのもいかがでしょうか。

ツリーをよく見ると、ショーンやシャーリ―、ビッツァーがちらほら。
普段鞄や鍵につけているキーリングたちをこの12月だけツリーに飾ってみました。

ひつじたちの白いからだがふんわりとした雪のようで、冬のデコレーションにはぴったりです。いつもと一味違うクリスマスツリーの飾りつけは、お子様のいる家庭だけでなく、大人だからこそ楽しめる新鮮さがあります。ぬいぐるみのやわらかな手触りを楽しみながら、ここに飾れば綺麗に見えるかな、と工夫する時間は童心に戻れる尊い時間です。


ツリーに飾れないくらい大きなぬいぐるみは窓辺にそっと置いてみて。
少し間抜けな表情を見るとふっと気が緩んで笑えてしまうかもしれませんが、それで良いのです。
毎日目にするうちに、気付けば心に沁み込むような安心感を与えてくれる存在に。

特に年末は、一年を駆け抜けた自分を振り返る暇もないかもしれません。
肩の力を抜いて、頑張った自分を褒めてあげて、ゆるりとした冬を過ごしてみてください。


新しい年を迎えるために


一年の終わりに位置する特別なイベントと、間もなくやってくる新しい年。
あわただしい中でも、大切なことを思い出させてくれる素敵な時間を噛み締めるように楽しんでみてください。

皆様の新しい一年に、またショーンが寄り添えることを祈って。

メリークリスマス!

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