ボケのなれ果て②:狐

ボケのなれ果て:Twitterで特定個人に対してボケまくった結果生成された物語群。ある意味私の唯一の創作物となっており、その形態はツイートを適当にメモにコピーしておいただけのものなので途中からはじまり途中で終わる。完結させる気も続ける気もないただの設定。


まあ戦闘中にとかだと3人が限界かなって言ってたけど普段は6人くらいで仕事回してるって言ってたし

あの人ああ見えて狐の中でも結構古い家系だからさ、なんか先代からのノウハウ?的なのを結構持ってるし、次の狐会の座長クラスには強いよ

尻尾も7本くらいあるし本気出せばあともう一本増やせるって言ってた

でもまだ九尾になるには修行?試練?みたいなのが必要らしくてそれ受けるのに年齢が足りないらしいんだよね〜〜私狐族じゃないから詳しく知らんのやけど

まあ年齢さえ追いつけばもう次の頭領くらいのすげえやつってことだよ

まあそんなわけだから分身できますか?ってことを聞くこと自体が失礼。正しい聞き方は「今日何人まで出勤できます?」だよ。失礼のないようにね〜

そんなんじゃ頭領になれないっすよ?もっとしゃんとしなきゃ。

自信持ってくださいよ先輩。俺は先輩の背中ずっと追いかけてきたんすよ。その先輩が大事な試練の前にこんな弱気じゃ弟子の俺もちゃんと立てねえっす

またそうやって俺を寝かせようとして〜やだなー先輩、俺はもう大人だ。睡眠なんてなくても大丈夫っす。もう先輩の尻尾に挟まれて寝る時代は過ぎちまったってことですよ

先輩。先輩が最後の試練に臨む前に伝えなきゃいけねーことがあるっす。先輩が何度も俺に語ってくれた、頭領を目指したきっかけの、家族を皆殺しにした犯人。それ俺なんすよ。

やだな、嘘なんてついてないっすよ?先輩不思議に思わなかったんすか?家族が死んで何故か先輩に寄り添うように寝ていた血まみれの小狐がどこからきたのかなって。ああ、そうですよ。先輩の力を確実に覚醒させるために家族を殺し復讐という目的を作ったんです。

ふふ、無理ですよ先輩。今のあなたに僕を殺すことはできない。九尾の狐にしか解けない不死の呪いが僕にはかかっているんです。僕を殺すためには先輩は九尾の狐になるしかないんですよ。復讐を果たすためには最後の試練を先代の九尾の狐であるあなたの恩師を確実に殺さなければならないんです

やっとやる気になってくれたみたいですね。え?なんで僕が先輩の家族を殺したかって?それは、あなたの恩師をからの命令だったからですよ。あなたの恩師はあなたの才能に気づき、それを芽吹かせるための舞台装置として僕を使ったんです

それじゃ、そろそろ始めましょうか。最後の試練、僕が、確実に見届けましょう。

にしても今回の話別に僕君いらないんだよな。恩師さんが家族皆殺しにして恩師の教えを受けてってやればよかったんだけど後付けで付け加えるなら恩師が教えている最中に家族が襲われる形にしたかったからとかなんだろうな
そうすれば恩師には疑いの目はいかない

あと先輩と後輩っていう関係性?ライバル関係によって伸ばせる能力が必要だったから僕君は作られたんだろうな

復讐心で努力し、さらにライバルと切磋琢磨することで自分の技の幅を見出しって感じで復讐心で狭くなった視界をライバル関係で広げる作戦だったんだろうな

主人公の優しさは弱さでもあって、一番上に立つ以上は優しさは捨てなければならなかった。だから最後に師匠と弟子が裏切って彼らを自分の手で殺すことによって彼の優しさは失われたんだろうな。

そして狐さんは歴代最強の狐族となったが、心もなくただ戦闘のために使われることを厭い、自身が自殺することで九尾の狐の試練を封印したんですよね。そう、彼の優しさは消えなかったんだけどそれ以上に九尾の狐というシステムに絶望したんだ

だから今の狐族は八尾しかいないらしい。もっとも八尾でも彼らはとても優秀な部族だよ

僕君、最後に「…はは、先輩はやっぱ甘いなこんな僕にトドメ一つさせないなんて。ほら、ちゃんと構えて?あなたの敵は、ここですよ」って言いながら笑顔で親指で心臓指して泣き顔の狐さんに刺されて笑顔で死にますやめてください

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