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ニンジャスレイヤーTRPG非公式シナリオ「ヘイル・トゥ・ザ・シェード・オブ・ブッダスピード」

シナリオ条件

シナリオ名:「ヘイル・トゥ・ザ・シェード・オブ・ブッダスピード」
想定人数:4人
想定能力値:能力値合計40(成長上限)

このシナリオは原作3部の同名のエピソードを再現したシナリオである。遊ぶにあたって原作から改編した部分もあるので注意。
またこのシナリオはAoSのセッティングに準じている
極めて長いシナリオであるため、プレイする際は複数回に分けることを推奨する。

ニンジャスレイヤープラスによる元エピソードまとめはこちら↓
https://diehardtales.com/n/n2dd02b076c2a#zXWue

ダンゴウ

ある日、PC達は上司にあたる人物から連絡を受け取り、ダンゴウ部屋や事務所などに召集される

NMへ:このシナリオは改変次第で様々な組織のPC達で行うことが出来る為、ダンゴウを行うキャラをあえて指定していない。例えばソウカイヤ所属で行う場合はソニックブームを上司役にすれば良いだろう
・二週間前、一人の女性とその婚約者が幹線道808号線で無残にも死ぬ事件が発生した。当初は単なる事故として処理されたが、女性の両親が現場で献花する際に血が付いたスリケンを発見した。よってこの事件の犯人はニンジャである可能性が高い。

幹線道808号線においては夜な夜な「ワンダリングマンモス・レンゴウ」と名乗る暴走族クランが縄張りとしている。

・しかしクランにはそもそもニンジャは存在せず、
わざわざ重要性の低い一般人をピンポイントで狙う可能性は低いだろう。

・だが、前々からクランが暴走行為をすると必ずどこからか出てきて小競り合いを起こしている少数のニンジャ集団の姿が確認されている。彼らが何者であるかは詳細な情報は無いが、今回の事件に関りがあるかもしれない。

・PC達には事件の真相究明、および謎のニンジャ達への接触が今回の任務となる。
手始めにクランがメインの暴走場所としている幹線道路808号線へと装甲車両で向い、暴走行為を行っているクランと接触、件のニンジャを捜索する事、その際クランへの武力行為は許可するが、ニンジャを見つけた場合は戦闘ではなくインタビューを優先する事

・また補足情報として、事件の発生から間もなく、ハイウェイにて「クロームシルバーの装束に身を包んだ謎のライダーニンジャ」の目撃情報が相次いでいる。ソウカイヤとして目立つ野良ニンジャは無視できない為、余裕があるならばそのニンジャの正体の特定をしても良いが、基本的には暴走族とアマクダリの排除を優先する事

フェーズ1:幹線道808号線

シナリオが開始したらPC達はまず、ワンダリング・レンゴウが主に活動している幹線道808号線へと向かう事になる。

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描写:君たちが装甲車両に乗っていると…ウォルルルルル!ウォールールルルルルル!ウォルルルルルルルルル!「ヘイヘイ!ヘイヘイ!」「ザッケンナザッケンナ!ススッスッゾスッゾゾゾゾ!」「パパパラー!」改造オートバイや改造スクーターの鳴らす爆音、合成ヤクザクラクションテクニック音が後方からやってくる!
「ヘイヘイ!ヘイヘイヘイ!」「レースの邪魔だオラー!」「チンタラしてねえで早くどけオラーッ!」
ロッカーめいた鋲付き革ジャケットに剃り込みを入れたヘアースタイルのライダー達が装甲車両に並走し、丸みを帯びた書体の「大漁」「頑張り」「無免許運転」のノボリ旗をひらめかし威嚇する!
そして後方を見ると、並走する二台のバイクと乗りて。片方はスパイクモーターサイクルに跨る、裾が足首まである袖無しバッファロー革ロングコートを黒ジュドー・ウェアの上に羽織っている男、明らかにクランの頭(ヘッド)なのだ!そしてもう一人、サイドカー付きハーレーに乗っているのはアフロヘアーにオールドファッション・サングラスをかけた上半身半裸の男…明らかにニンジャなのだ!サイドカーには痩せた長髪の男が座り込み、装甲車を見てニヤリと笑う。
あのアフロのニンジャが君たちの探しているニンジャなのだろうか?ともかく、君たちは
インタビューの前に降りかかる火の粉を払わなければならない!
◆ワンダリングマンモス・レンゴウヘッドの「カケル」(種別:モータル/暴走族) 
アイコン:「カ」
カラテ  3   体力  3
ニューロン 3  精神力 3
ワザマエ  3   脚力  3
ジツ   -   万札  5

近接攻撃ダイス:4
遠隔攻撃ダイス:3
回避ダイス:-

スキル:『◉突撃』
装備:『スパイクモーターサイクル』『チャカ・ガン』『鉄パイプ(カタナ)』
◆暴走族メンバー(種別:モータル/暴走族)
アイコン:「暴」
カラテ  2     体力  1 
ニューロン  1  精神力 1
ワザマエ   3   脚力  2
ジツ   -     万札  0

近接攻撃ダイス:2
遠隔攻撃ダイス:3
回避ダイス:-

装 備:『チャカ・ガン』『鉄パイプ(カタナ)』『違法改造モーターサイクル(効果無し)』
◆スーサイド (種別:ニンジャ/アーチ級) アイコン:「ス」 
カラテ     6    体力    6
ニューロン   5    精神力    5
ワザマエ    4    脚力    3
ジツ       5    万札    0

ジツ:『★ソウル・アブソープション・ジツ』

◆解説
『★ソウル・アブソープション・ジツ』:
スーサイドは『精神力』を消費することなくこのジツを使用できる。
このジツは攻撃の代わりに使用する。ジツ発動のための判定は
通常どおり必要。発動に成功すると、スーサイドに隣接する敵全員
は『体力』を1失う(軽減や回避は不可能)。
直後、こうして失われた『体力』ぶんだけ、直ちにスーサイド
の『体力』が回復する(初期値は超えない)。
味方から【体力】を吸うかどうかは任意で決めてよい。
◆フィルギア(種別:リアルニンジャ) アイコン:「フ」
カラテ     4	 体力	16
ニューロン   12	 精神力	12
ワザマエ    12  脚力	6
ジツ        8      万札	5

ジツ:『★★★変身能力』『★★★半神的存在』
『★★★ニンジャ神話知識』 『★★★魅惑』
 スキル:『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
『●疾駆』、 『◉翻弄』、『◉ツジギリ』、
『◉グレーター・ツジギリ』『◉挑発』
 
◆解説
『★★★変身能力』
 フィルギアはコヨーテ、蛇、フクロウの姿に変身して戦える。
また、やむをえない場合のみ、三種の獣を人間態に融合した姿
に変身し、荒々しい格闘を行う。これらはヘンゲヨーカイ・ジツ
ではないが、ヘンゲ系のルールを適用する。
フィルギアは以下のヘンゲ系ジツを持つとみなす。
 『★ヘンゲ・マスタリー』
 『☆ヘンゲヨーカイ・ジツ』(コヨーテやフクロウへの変身時に適している)
 『★アクマヘンゲ・ジツ』(融合形態への変身時に適している)
 『★★グレーター・アクマヘンゲ・ジツ』(融合形態への変身時に適している)
『★★★魅惑』:
フィルギアは高い交渉能力を持つだけでなく、妖しいオーラ
で人々を魅了してしまう
非戦闘時、モータル相手の交渉時に『精神力』を1消費し、
交渉難易度を−2できる。
『★★★ニンジャ神話知識』:
このルールを持つ者は、抵抗や回避が可能な【ジツ】への
抵抗/回避の難易度が−1される。
また、シナリオ内でニンジャ神話などの知識が試される判定
がある場合、難易度が−1される。

ここでNMはPC達を車外へと出させて暴走族を排除させる。

NMへ:スーサイドとフィルギアは攻撃の回避はするが攻撃をすることは無い。また戦闘中にPCから話しかけられた場合は「今はそういう時じゃないだろ」と戦闘に集中させること。

そして敵を全滅させる。もしくは戦闘開始から2ターン目の開始時、イベントが発生する。

描写:その時、君たちの後方から…何かが接近してくる。
フイフイフイフイ……不吉なUNIX音を響かせ接近してきたそれは、鋭角流線的シルエットの……バイク……本当にバイクか?そして乗り手は車体同様のクローム色、まるで映画のサイボーグ兵士を思わせ、関節各部に青いLEDを光らせているのだ!その肩には…ナムサン!雷神のエンブレムが焼きつけてある!それは暗黒
メガコーポの筆頭格、オムラ・インダストリのものに他ならない!
クロームの存在は君達に並走する。驚くべきことに跨るバイクにはタイヤが無い!数十センチの高さで浮いているのだ!
その存在はやや歪んだ音声でアイサツをする「ドーモ、クロームドルフィンです」
(PC達がアイサツを終えた後)クロームドルフィンは君たちに視線を送ることもなく、そのまま一瞬で加速!クロームの風となって駆け抜けていった…この装甲車両では到底追いつけはしないだろう。
NMへ:クロームドルフィンは実際凄まじいライディング・テクニックを持ったニンジャである。故にPC達が攻撃をしても(少なくともここでは)たやすく回避をしてそのまま去っていくだろう。また話しかけた場合でも、彼が耳を貸すことはない。

この後、PC達はフィルギアとスーサイドにインタビューをする運びとなるが、フィルギアは「もっとゆっくり話そうや」「疲れたから家に帰らせてくれ」などの理由をつけてアジトへと戻ろうとする。その際にPC達にアジトに一緒に来ても良いという旨を言う。
このタイミングでPC達の所属組織からインタビューが出来たかどうかを問う連絡が入り、PC達が報告したならば、シマナガシに着いていくように指示をした後、フェーズ2へと進める事

フェーズ2:サークル・シマナガシのアジト

PC達はフィルギアに誘われて、あるいはシマナガシという組織そのものに興味を持って、彼らのアジトを訪れる事となった。ここではシマナガシメンバーにインタビューをしつつ、事件の手がかりを探ってゆく

画像1

シマナガシのアジトマップはこちらから

NMへ:PC達はフィルギアに招かれて、あるいは自ら足を運んでここに来るだろう。このセクションでは前述の通り真相究明のためメンバーへのインタビューがメインの為、ここでの戦闘はシナリオデザイン上推奨されていない。よって上のマップは使用しなくても良いだろう
描写:君たちはエンガワ・ストリートのとある廃ビルの屋上へと招かれた。張り渡されたケーブルに旗やショドーを吊り下げ、電飾看板、廃バス、雨除けのテント、ソファー、人体模型、ワータヌキ等が無秩序に並べられた空間が、サークル・シマナガシのアジトだ。
「……おい」ソファにふんぞり返っていた巨漢のニンジャが君たちを見て殺気のこもった声を発する。その瞳は金色だ。「何だテメェらは」
もう一方ではマーブル模様の都市迷彩じみたパーカーを着たニンジャが無言でカラテを構え、警戒している。
(アイサツされた場合)「ドーモ。アナイアレイターです」「ルイナーです」
「まあ落ち着けって…客人だよ」フィルギアが冷蔵庫から冷えたコロナを手に取り言う。「サークル・シマナガシへようこそ」
◆アナイアレイター(種別:ニンジャ/アーチ級)
カラテ:7      体力:17
ニューロン:6  精神力:15
ワザマエ:7    脚力:4
ジツ:7       万札:10

近接ダイス:7
遠隔ダイス:12
回避ダイス:11

ジツ:『★★★共振装束生成』『★★★半神的存在』
『★★★塵殺鉄条網』
スキル:『●連続攻撃2』『●連射2』
◆解説
『★★★塵殺鉄条網』:
神話級アーチニンジャ「フマー・ニンジャ」のソウルを宿す
彼は通常のニンジャが大気中の重金属粒子からスリケンを
生成するのと同じ原理で刺々しい鉄の蔓草を生み出し、
それを振り回しイクサ場を蹂躙する
『その他の行動』として『精神力』と『回避ダイス』を2消費し、
難易度:HARDの判定に成功する事で発動。
発動に成功した場合、アナイアレイターを中心とした
24×24の範囲が鉄条網に飲み込まれる。
毎ターン開始フェイズに、この範囲内にいたキャラ全員は、
自動的に「2ダメージと『回避ダイスダメージ2』」を受ける。
これは『回避難易度:HARD(下限固定)』である。
アナイアレイターは未熟であり、このジツを自らの意志で
解くことができないが、維持コストも必要ない。
この効果はアナイアレイターが行動不能になるか、
その【精神力】か【体力】が0になるまで持続する。 
◆ルイナー (種別:ニンジャ)	
カラテ  5    体力	5
ニューロン 4	精神力 4
ワザマエ 7    脚力 5
ジツ    2  万札	 5

装備:オーガニック・スシ
スキル:『◉特殊近接ステップ』、
『◉タツジン(殺人カンフー・カラテ:八極)』、
『●連射2』、『●疾駆』
ジツ:『★カラテ粒子制御』
◆解説
『★カラテ粒子制御』:
 ゴダ・ニンジャ系列のソウル憑依者であるルイナーは、
精神集中により体内のカラテ粒子を一点集中させ、カラテの
破壊力を増す。
手番の開始フェイズに使用する。【精神力】1を消費し、
『ジツ発動判定』で発動を試みられる(発動難易度:HARD)。
発動に成功した場合、そのターン中のみ、術者は以下の2つ
の効果を得る。なお、これらの効果はどちらも『攻撃集中』
時のみ有効である。
・『近接攻撃』時の『素手』ダメージ+1
・『装甲貫通1』

ここでPC達は事件の事、殺された「ケンザ・キシオミ」の事についてインタビューを行う。しかしシマナガシのメンバーからは「身に覚えが無い」と言われ、事件には関与していない事が明らかとなる(疑うPCがいるなら【ニューロン】で難易度:NOMALの判定を行わせ、嘘をついていない事を証明しても良い。)
その後フィルギアが「もし調査を続けるのであれば面白そうなので協力してやっても良い」という旨の話をする。ここで協力を取り付けた場合、フェーズ3および4でメリットが発生する。
他に何もなければ、フェーズ3へ進める事

NMへ:サークル・シマナガシは悪しき権力に反逆するはみ出し者達の独立集団であり、故に外部からの協力には消極的である(PC達がソウカイヤやメガコーポの所属であった場合、その傾向は強まるだろう)。しかし全体を纏めるのはフィルギアであるため(リーダーはアナイアレイターであるが、彼はあまり話の通じるタイプではない)、フィルギアがPC達に友好的である限りはメンバー全員が一応は味方である。

フェーズ3:事件の調査

PC達は事件の真相を探るべく、ネオサイタマの街を巡り証拠を探す。

証拠があると思わしき場所なのは下の4つである。(逆に言えばこの4つ以外には証拠はほぼ無いと見ていいだろう)

以下、行ける場所/情報取集判定に使用する能力値と難易度
・キシオミが通勤していた銀行/【ハッキング】難易度:HARD
・キシオミが通院していた自我科/
【ワザマエ】難易度:HARD
・オムラ・インダストリ本社/【カラテ】or【ニューロン】or【ワザマエ】or【ジツ】+【ニューロン】難易度:ULTRA-HARD
・キシオミの自宅/
【ニューロン】難易度:ULTRA-HARD

ここでフェーズ2にてフィルギアの協力を取り付けている場合、この情報収集判定の内、2つの難易度を-1出来る。

ここでPC達は1人につき1つの場所へ向かうことが出来る。またすでに調査するPCが決定した場所、およびすでに調査済みの場所に向かうことはできない。

◇キシオミが通勤していた銀行◇
判定に成功した場合、銀行のサーバーをハッキングし記録を調べられる
・「ケンザ・キシオミ」という名前の人物は過去2年間の勤務リストに存在せず、そもそもこの銀行に訪れた記録が存在しない。
・第三者によって改変された跡も存在せず、彼の経歴は真っ赤なウソであることは間違いない。
・しかしもう一人の被害者である女性こと「マカナ・ムツコ」については入出金記録が存在し、またその履歴から彼女にも自我科への通院履歴があったことがわかる
キシオミが通院していた自我科◇
判定に成功した場合、過去2年の患者リストのフロッピーを盗み出し、以下の情報を得る
・キシオミの通院理由はサイバネ手術による過負荷によるニューロンの損傷であった。しかしそのサイバネの出どころについては話さなかったらしい。
・さらに同時期に後に婚約者となるマカナ・ムツコも通院していた記録が存在している。違法薬物への依存という理由からか、両親には連絡しないように言っていたようだ。
◇オムラ・インダストリ本社◇
判定に成功した場合、頭の固い重サイバネ外部担当者を脅し、過去の記録やデータ資料を持ってこさせられる。
・「クロームドルフィン」という名のニンジャが在籍していた記録は存在しなかった。
・しかし、数年前に暴徒殲滅八輪走行車両「モーターヘイワ」のテスト時に「ケンザ・キシオミ」という名前のテストドライバーが事故によって死亡したという記録が存在する。
・また最近、ビークル開発チームの一部が「オナタカミ」なるコーポに引き抜かれ、いくつかの試作品と共に社を「裏切り」去ったことが忌々し気に書かれている文書も発見した。
◇キシオミの自宅◇
判定に成功した場合、部屋の中から埃をかぶったファイルを見つけられる。
・ファイルは丸で囲まれた断片的な走り書きを矢印で結んだ、漠然としたメモの集まりだ。そこに度々「モーターカナタ」「タイサ?」「イノエ=サン」という単語が出現する。
・ファイルの中にはさらに「イノエ・オカサマ」というオムラ社員の情報が見つけられる。第三開発部という所属、そして当時の住所情報が確認できた。今もそこに居るかもしれない。

自宅にてイノエ・オカサマの情報を発見できた場合はここでPC達を合流させ、「イノエの自宅」へと向かうことが出来る。できなかった場合はそのままフェーズ4へ進むこと
またどちらにせよフィルギアが同行していた場合、彼は「用事が出来た」として一度PC達から離れるだろう

◇イノエの自宅◇
書いてあった住所へ向かうとイノエはそこに居た。突然押しかけてきたPC達に「アイエエエエ!なんだお前らは!?」などと警戒するが、PC達が今までに得た情報を話すと、観念してインタビューに応じるだろう。
・ケンザ・キシオミはニンジャである。ニンジャネームは「クロームドルフィン」。ただし職務遂行上の都合上その存在とニンジャネームは秘匿事項とされた。
・彼は近年開発が進んでいる「ニンジャに最適化したカスタムモービル」のテストパイロットとして唯一無二の適正を持っており、様々なテストで成果を上げてきた。イノエ自身もキシオミとは良好な関係を築いていた

・しかし最近、ビークル開発チームの一部がライバル企業である「オナタカミ」にヘッドハンティングされ社を去った。イノエ自身もそのチームに属していたが、愛社精神から鞍替えを拒否。その報復としてデータ流出の濡れ衣を着せられオムラをクビになった。以降はキシオミとは連絡が取れない状態が続いている。

ここでイノエは話せることは全て話したといい、PC達を返そうとするが、彼の表情には明らかに何かを隠しているアトモスフィアが浮かんでいる事だろう。
PCはここで【ニューロン】の値で難易度:ULTRA-HARDの判定を行っても良い(全員が判定し、だれか1人が成功していればよい)。成功した場合PC達はイノエが嘘をついている事を見抜く。それを問いただすとイノエは観念し、さらに以下の情報を喋る。

・失意のままに暮らしている時、ある時謎めいたIRCメッセージが届いた。送り主の名前は「タイサ・ルニヨシ」面識はないもののイノエよりもずっと上の役職者であり、微かにオムラ本家の血を引いてもいたはずの人物だという。
・「オナタカミ社に鉄槌を下す時が訪れた。諸君の情熱が是非とも必要だ。連絡を求めています!」そのメッセージに共感したイノエはキシオミに再び接触し、その後経緯は不明ながらオナタカミより試作のインテリジェント・エアロバイク「イルカクロイ」を盗み出すことに成功する。
・しかしその後、キシオミは婚約者と共にオナタカミのエージェントに襲われ、婚約者は殺され、キシオミも瀕死の重傷を負ったものの、隠していた
イルカクロイが登録者の危機を感知し自立走行、彼をイノエの元へ送り届けた。
・その後イノエはキシオミにサイバネ
手術を施し命を助ける。だがある時から彼はイルカクロイと共に行方知れずになってしまったという
・イルカクロイはオムラの最高傑作の一つであり、もし試作品が解析されれば
オナタカミの兵器軍は大幅な飛躍を遂げ、オムラ、ひいてはネオサイタマの裏社会の新たな脅威となるだろう。そしてその技術が詰まった中枢はブラックボックス化され、持ち主として登録されているキシオミ…クロームドルフィンによってでしか解除できない。
NMへ:ここで重要なのは「キシオミ=クロームドルフィンがイルカクロイをオナタカミから盗み出し」「その報復として彼は婚約者を殺され自身も重傷を負い」「そしてイノエによって治された後に狂ってしまった」という事実である。それ以外の情報はPCから質問されれば話すくらいで良いだろう。

話し終えた後にイノエは「婚約者を失ってしまったショックでキシオミ=サンはおかしくなってしまったのかもしれない」「オナタカミの手に渡さないでくれ」と懇願する。
さらにこのタイミングでPC達の所属組織から連絡が入り「現在、ハイウェイ上でクロームドルフィンと思わしきニンジャが『オナタカミ』を名乗るニンジャ数名と謎の兵器軍に襲われている」と連絡が入る。それに加えてPC達に得た情報を話すように促し、PC達が話したならば、オナタカミの行動を阻止すべくハイウェイに向かうように指示した後、フェーズ4へ移行する事

フェーズ4:最終決戦

PC達はアマクダリの戦力アップを止めるため、あるいはクロームドルフィンをスピードの世界から解き放つべく、ハイウェイへと向かう。

画像3

描写:装甲車両で指定されたポイントへ近づく君たちの目に飛び込んできたのは…「クオオオー!」「クオオオー!」「クオオオオオオー!」道路を高速で走行する歪で武骨な黒い人型マシーンの群れ!
BRATATAT!BRATATAT!黒い人型マシーンが機銃掃射を再開、轟音、そして闇を照らすマズル光!上空ではVTOL鬼瓦フライングパンケーキが漢字サーチライトを投げかける。サーチライトに照らされ輝きを放っているのは…クローム色のボディ、地面から浮遊している流線形の機体に跨っているのは…間違いない、クロームドルフィンだ!執拗な十字砲火を神業的テクニックで回避している!
君達がスピードを上げ近づいたその時!「「イヤーッ!」」鬼瓦フライングパンケーキから二体の人影が「御名高嶺」とショドーされた装甲バンの上に降り立つ!「ドーモ、ソウカイヤの野良犬共、オーファンです」「アルバレストです。ボーナスが向こうからやってきやがるとはな!今夜は幸運だ!」さらに鬼瓦フライングパンケーキからもスピーカー音声が響き、操縦席に座っているニンジャがアイサツする「ドーモ、レクティファイアーデス。邪魔ヲスルナラバ、貴方達カラ排除シマス!」銃口と殺気が君たちへと向けられた。戦闘開始だ!
◆クロームドルフィン(種別:ニンジャ/重サイバネ)アイコン「ク」
カラテ   9  体力  14
ニューロン  8  精神力 7
ワザマエ  9   脚力  14
ジツ   4    万札  10
ジツ種:ヤブサメ・ニンジャクラン
近接攻撃ダイス:9
遠隔攻撃ダイス:9
回避ダイス:9

ジツ:『★サモン・モーターサイクル』
スキル:『●連続攻撃2』『●タツジン(バイカー』
『●人機一体』
装備:『タクティカルニンジャスーツ』『フルヘルムメンポ』
『**インテリジェント・エアロバイク「イルカクロイ」**』
サイバネ:『▶︎生体LAN端子』『▶︎▶︎テッコ+』
『▶︎サイバネアイ』『▶︎▶︎ヒキャク+』

◆解説
『●タツジン(バイカー)』:『バイク』を装備している時に
以下の効果を得る。
・『脚力』14、敵を2体まで通過可能、ナナメ移動不可
・通過移動時に『轢殺攻撃』が発生する
・手番中いつでも「降りる」ことを宣言可能
・回避難易度+1、攻撃難易度+1

◆『轢殺攻撃』:通過した敵いずれか2体までに対して、
直ちに自動ダメージ1を与えられる(回避可能。カウンター
カラテ不可)。同じ敵に対して2回以上のダメージを与える
ことはできない。このダメージは移動フェイズ中に発生する。
どのような移動をしたかに関わらず、手番中にダメージを与え
られる数は2体までが上限である。
『●人機一体』:クロームドルフィンはイルカクロイを体の
一部であるかのように操る。『バイク』装備時、『●タツジン
(バイカー)』の攻撃難易度と回避難易度の+1を無効化する。

『**インテリジェント・エアロバイク・「イルカクロイ」』::
ビークル、バイク、『●飛行移動』が可能、
伝熱ブレード:『轢殺攻撃』のダメージ+1
◆オーファン(種別:ニンジャ)アイコン:「オ」
カラテ  8    体力  7
ニューロン 6   精神力 6
ワザマエ  7   脚力  4
ジツ   0   万札  10

近接攻撃ダイス:8
遠隔攻撃ダイス:6
回避ダイス:8

スキル:『◉タツジン(ムチ・ドー』『◉攻撃専念』
サイバネ:『▶︎テッコ』
装備:『ロングレンジ鎖鎌』

◆解説
『ロングレンジ鎖鎌』:ムチ、『近接攻撃』時に出目6
があった場合ダメージ+1
◆アルバレスト(種別:ニンジャ)アイコン「ア」
カラテ  7    体力  7
ニューロン 7     精神力 7
ワザマエ  10    脚力  5
ジツ   2      万札  10
ジツ種:遠隔攻撃系のソウル
近接攻撃ダイス:7
遠隔攻撃ダイス:12
回避ダイス:11

スキル:『●連続攻撃2』『●連射2』『●時間差』
『●マルチターゲット』『●タツジン(フタツイシユミ・ドー)』
『●スリケン乱射』
装 備:『スリケンボウガン付きブレーサー×2』

◆解説
『●タツジン(フタツイシユミ・ドー)』:二つのボウガンと
近接格闘を使い分ける特異なスタイルのカラテ。
「スリケン」に分類される武器を使用する場合、
隣接している相手にも『遠隔攻撃』が可能となる。
また、以下の射撃スタイルを使用可能
・『防御的スリケン投擲』:『◉タツジン(スリケン)』と同様
・『制圧射撃』:『攻撃専念』をする場合、『精神力』1
と『回避ダイス2』を消費する事で『連射+1』を得る
・『誘い込み』:射撃難易度HARD、この『遠隔攻撃』
の対象となった相手が次のターン自分を攻撃した場合、
『カウンターカラテ』がダイス数が同値でも発生する。

『スリケンボウガン付きブレーサー×2』:
スリケン、遠隔武器、ダメージ1、連射3、時間差、
『●スリケン乱射』を併用可能、
さらに『連射+』の効果が重複して適用される
◆レクティファイアー(鬼瓦フライングパンケーキ操縦)
(種別:ニンジャ/戦闘兵器)アイコン「レ」
カラテ  -  体力  18
ニューロン 7  精神力 -
ワザマエ   6  脚力  12
ジツ-         万札  10
近接攻撃ダイス:-
遠隔攻撃ダイス:6
回避ダイス:-

スキル:『●大型』『●飛行移動』『●戦闘兵器』
『●機関部脆弱』
装 備:『オナタカミ・ヘヴィマシンガン』
『空対地ミサイル』『電磁錯乱弾』『漢字サーチライト』

◆解説
『●大型』:このキャラは大きさが2×2となり、また
『サツバツ!』の効果を無効化する(追加ダメージは発生す
る)が、例外として出目6が出た場合は即死する。
『●常時飛行移動』:このキャラは常時飛行状態にあり、
『飛行移動』を行っていないキャラ以外は『近接攻撃』が
出来ない
『●戦闘兵器』:このキャラは戦闘兵器に騎乗しており、
『☆カナシバリ・ジツ』などの『精神力』にダメージを与える
効果を無効化する。また電磁コーティングが施されているの
で『電磁ショック』のダメージが2倍にならない。
『●機関部脆弱』:鬼瓦フライングパンケーキの機関部は
装甲が薄く、また位置の関係上攻撃によって損壊した場合
燃料タンクまで引火しかねない。1度の攻撃で『体力』が
一気に3減らされた場合、D6を振る。6が出た場合、機関
部に致命的なダメージを与えたとして残り体力に関係なく
炎上し墜落、即死する。

『オナタカミ・ヘヴィマシンガン』:
連射6、範囲攻撃3×3、ダメージ1
『空対地ミサイル』:
遠隔武器、連射2、爆発(カトンLv2)
『電磁錯乱弾』:
遠隔武器、連射3、ダメージ0、この武器の攻撃が命中した
相手は、次のレクティファイアーの手番まで『サイバネ』に
よるあらゆるボーナスを失う。
『漢字サーチライト』:遠隔攻撃、範囲3×3、ダメージ0、回避ダメージ2
◆ドラグーン(種別:戦闘兵器)
カラテ  5  体力  5
ニューロン 3  精神力 3
ワザマエ 6  脚力 4
ジツ   -  万札  0
近接攻撃ダイス:5
遠隔攻撃ダイス:6
回避ダイス:3(基本回避難易度:HARD)
スキル:『●タクティカル移動射撃』『●シャープシューター』『●ダッシュ移動』『●突撃』『●生体脳』『●高度連携』
装 備:『アームバルカン』『強化アーム』
◆解説
『●生体脳』:ドラグーンは高度な連携を可能とすべく
クローンヤクザから摘出した脳を制御ユニットとしている
このキャラは回避難易度:HARDで回避を行う事が可能。
ただし『☆カナシバリ・ジツ』などによる精神ダメージ
は受けてしまう。
『●高度連携』:同じマップ内にドラグーンが3体以上存在
する場合、複数体のドラグーンから集中して攻撃された
場合それらの攻撃は『纏めて回避』が出来ない
『アームバルカン』:遠隔武器、ダメージ2
『強化アーム』:近接武器、ダメージ2
NMへ:この戦闘で登場する敵ニンジャ達は皆、クロームドルフィンの無力化、鹵獲を命じられている。よってPC達に狙われていないニンジャは手番が来たら積極的にクロームドルフィンを攻撃しようとするだろう。またドラグーン達は敵ニンジャ達によってオペレーティングされているため、敵ニンジャが狙った対象を優先的に狙う。この事はPC側にも伝えた方が望ましい

オーファン、アルバレスト、レクティファイアーの内1体が死亡した場合、イベントが発生する。

描写:その時「クオオオー!」後方からバイク形態のドラグーンが接近!その背中には黒いステルス装束を纏ったニンジャ!
ニンジャはドラグーンのシートから跳躍、装甲車の上に着地する!
「ドーモ、ブラックオニキスです」

NPC「ブラックオニキス」を任意の装甲車両の上にPOPさせる。

◆ブラックオニキス(種別:ニンジャ)アイコン「ブ」
カラテ  12    体力  12
ニューロン  7  精神力 7
ワザマエ  10   脚力  7
ジツ   0   万札  10
近接攻撃ダイス:12
遠隔攻撃ダイス:10
回避ダイス:12

スキル:『●連続攻撃2』『◉タツジン(イアイドー)』
『◉グレーター・ツジギリ』『◉常人の三倍の脚力』
装 備:『カタナ』『ステルスニンジャ装束』
『ブレードガントレット×2』
サイバネ:『▶︎サイバネアイ』

◆解説
『ステルスニンジャ装束』:シナリオ中1回のみ、
『☆ステルス・ジツLv2』および『ステルス・アンブッシュ』
を使用可能。
『ブレードガントレット×2』:近接武器、内臓型、
攻撃難易度+1、連続攻撃+1

また、戦闘開始から3ターン後にもイベントが発生する。

描写:「イヤーッ!」突如として背後から巨躯の影が降り立つ!「ほう…貴様らが我々の狩りを邪魔しているという犬どもか」鼻下を覆う生命維持装置めいた鋼のメンポを装着する、体毛の一切存在しない顔と、太陽の意匠の描かれたプロテクターが威圧感を放つニンジャが、君たちを品定めするかのような視線で見つめる。
「ドーモ、スターゲイザーです」

NPC「スターゲイザー」を任意の装甲車両の上にPOPさせる。

NMへ:スターゲイザーはあくまでミッションを邪魔するPC達の殲滅を目的としているためクロームドルフィンを攻撃することは基本的に無く、自分以外の敵がすべて倒された場合は撤退する。
◆スターゲイザー(種別:ニンジャ/重サイバネ)
アイコン「ス」
カラテ  18  体力  20
ニューロン  12   精神力 12
ワザマエ  16   脚力  9
ジツ   0   万札  100
近接攻撃ダイス:24
遠隔攻撃ダイス:16
回避ダイス:36

スキル:『●連続攻撃3』『●連射3』『●マルチターゲット』
『●時間差』『◉タツジン(アイキドー)』
『◉ヒサツ・ワザ:ポン・パンチ』
『◉ヒサツ・ワザ:カタパルト・スロー』
『◉鉄拳』『◉カラテ拘束』『◉痛覚遮断』
サイバネ:『▶︎▶︎生体LAN端子+』
『▶︎▶︎▶︎▶︎スターゲイザー・フレーム』

◆解説
『◉ヒサツ・ワザ:カタパルト・スロー』:相手からの攻撃
を受け流しつつ相手を掴み、その攻撃の勢いのままに相手
を投げ飛ばすアイキドーの技。
『カウンターカラテ』の成功時にその回避ダイスに「出目6・
6」が含まれている場合宣言可能。宣言した場合、その連続
攻撃を即座に終了させると共に、本来のダメージに加えて
「ダメージD3」を与え、強烈な投げによって敵を強制的に
術者の望んだ1方向(ナナメ含む)へ2マス移動させる。
更に攻撃によって敵は転倒し、「ウカツ!」状態になる。
この特殊な「カウンターカラテ」は回避することができない

『▶︎▶︎▶︎▶︎スターゲイザー・フレーム』:スターゲイザーの
体を覆う謎めいたサイバネ外装。彼はこれによって、
腹に風穴を開けられようが首を切られようが全身をバラ肉に
されようが瞬時に元通りに再生する事が出来る。
以下の効果を得る。
・『近接攻撃』ダイス+6 『回避ダイス』を
『現在最も高い能力値』×2の数値で算出する
・『体力』および『精神力』が0以下になっても行動でき、
また体力が-1以下にならない(死亡しない)
・『サツバツ!』などによる『部位欠損』および『即死』を
全て無効化する。
・『電磁ショック』によるダメージが2倍にならない
・『電子戦』による『精神力』へのダメージを全て無効化
できる。ただし『電子戦』に敗北した場合、このサイバネの
効果が次の手番開始時まで失われる(この時点で体力が0に
なっていても行動は可能)

またフェーズ2にてフィルギアの協力を取り付けていた場合、シマナガシメンバーがスターゲイザーを足止めしてくれる為、イベント発生が3ターン後ではなく、5ターン後になる

スターゲイザー以外の敵を全て倒す、もしくは7ターンが経過した場合、ミッション完了となる(残った敵は全て撤退する)

エクストラフェイズ:クロームドルフィンの顛末

クロームドルフィンは、自らの存在のせいで起きてしまった悲劇に耐え切れず発狂し、スピードデーモンと化してしまった。本来ならば彼を救うことは不可能に近い。しかし…君たちの言葉が彼に届けば、正気を取り戻す可能性も全くないわけではない。

戦闘終了時、NMはPC達にクロームドルフィンを説得させても良い。そうした場合、クロームドルフィンの【ニューロン】の値とPCの代表一人の『精神力』の値で『対抗判定』を行う。難易度はクロームドルフィンがNORMAL、PCがULTRA-HARDだ。ただしNMはPCの説得のロール次第ではPC側の難易度を下げても良い。

『対抗判定』に成功した場合、クロームドルフィンはバイクを止め、PC達に歩み寄るだろう。その後の彼は、ソウカイヤに入るのか、フリーランスとなるか、オムラが存続しているなら企業ニンジャとして復帰するのか、あるいは己を運命を狂わせたテックから離れるべく岡山県へ向かいテクノピューリタンとなるのか…可能性は様々なものがある。

失敗した場合、彼は自らに付けていた結婚指輪をPCに投げ渡し、振り切るように加速、いずこかへと去ってゆくだろう。自らのわずかな人間性を繋ぎとめていた指輪を…婚約者との思い出さえ捨ててしまった彼がどこへ向かうのか、誰にもわからない。

リザルト

◇クロームドルフィンをオナタカミから守り切り、正気を取り戻させた◇
【万札】50×PCの人数分、【名声:ソウカイヤ】+3。さらに所属組織に関わらず公式ルールでのカルマ・ロンダリングを行ってよい(DKKの消費は必要ないものとする)。
◇クロームドルフィンをオナタカミから守り切ったが、正気を取り戻させることは出来なかった◇
【万札】30×PCの人数分、【名声:ソウカイヤ】+2、『結婚指輪』(家族の写真読み替え)×1
◇クロームドルフィンがオナタカミによって鹵獲された(体力が0になった)◇

【万札】10×PCの人数分、【名声:ソウカイヤ】-1

マップ

Googleスプレッドシートで利用できるマップはこちら(コピーして利用してください)
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1eALveA7cdGRYnK_VKly3-fbImh9X8y1CoIe3kR4z6YI/edit

謝辞

このシナリオを作成するにあたってネヤ=サンからNPCのデータをお借りして参考にし、またシカナ=サン、ICBluce=サンに記事の推敲をしてもらった。
自分のシナリオ作りに協力してもらった方々にここで感謝を述べる

利用規約

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