地方で進むEVの普及

January Saturday 22. 2022
Verbalization Practice 367th day

Reference:EVシフト、地方が先行 岐阜・愛知は東京の2倍普及データで読む地域再生 日経

地方でEVの普及が進んでいる。地方でガソリンスタンドの廃業が進んでいることが、導入のきっかけになっているようだ。自治体にガソリンスタンドが3カ所以下しかない給油所過疎地は、現在全国の自治体の2割に及んでいる。今後さらに過疎化が進めば、維持コストばかりがかさみ、廃業が増えると考えられる。一方で、EVでは設備さえ整えれば家庭で給電できる。地方での移動手段を維持するためにも、地方でEVが注目されているという。

例えば岐阜県は、やはり給油所の不足が問題となっていた。そこで、EVの普及を進めようと県内の道の駅の7割以上に急速充電器を整備し、県内の全域をカバーした。その結果、1万人当たりの普及台数は47都道府県でトップとなっている。

先端技術は地方や高齢者など課題の多い場所や人々にこそ、活用の道がある。しかし、技術がそこまで広がるのに時間がかかってしまい、有効利用されないことも多いような気がする。その点、EVはこのような形で地方で普及が進んでおり良い例となるのではないだろうか。今後、無人運転なども積極的に活用されることに期待したい。


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