市場を知らない経営者

January Sunday 2. 2021
Verbalization Practice 347th day

Reference:ウーバーに乗らない経営者、市場の変化見えず 日経

今回の記事は、社内官僚が市場の現場を知らないために、若手が提案する新事業が無碍にされていると述べられていた。

読み終わった際に思い出したのは、以前聞いたPodcastだった。起業のアドバイザーをやっている人が、ある講習会で参加者に「最近はやっているポケモンGOをやったことがある人はいますか?」と聞いたという。しかし参加者が誰も利用したことがないことが分かると、「なぜ流行っていることを知りながら、自分で体験してみようと思わないのか?」と疑問を呈したそうだ。世間では何がヒットするのか知るには、自分で体験するのが一番だということを意味している。

今回の記事の場合、ポケモンGOの代わりにウーバーが挙げられていた。日本では特に企業の上層部にこの傾向が強いという。その傾向はスタートアップの買収で日米の差を生み出している。日本ではスタートアップの買収を他社と共同で行うマイノリティー出資がメジャーだ。それは単独での買収を決定できるような経験が上層部にないからだと記事は述べる。

私もへそ曲がりなので流行っているものを毛嫌いする傾向があるが、社会で働き始める以上、しっかりと流行も経験していこうと思う。


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