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臨床実習3日目

こんばんは、卒後研修2年目のおおがねたけしです。
今回は、実習3日目。学生さんも担当が変わり実習に臨みます。

まずは、前回からの経過の確認。いろいろなことが重なり、とてもお疲れの様子。
横になって休む暇もなかったようです。そのせいか痛みも強く出て、時折しびれのようなものもあるようです。
学生さんが、患者さんの話を共感しながら聞いていきます。
患者さんも少しずつ慣れてきたのか色々とお話ししてくださっています。

医療面接でお聞きした情報をもとに一度カンファレンスルームに戻り、先生と今後の方針を話し合います。
痺れのようなものがあるので、自動運動と病態鑑別のための徒手検査に加えて、神経学的所見を追加で行うことに決まりました。

徒手検査担当の学生さんが、落ち着いて検査を進めていきます。
自分が学生の時とは大違い。日頃練習しているのでしょう。
全ての検査が終わり、再度カンファレンスへ。

検査の結果気になる点があったので、追加で検査を行い特に異常が認められなかったので
施術することになりました。

施術も無事に終わり、最後にVASをお聞きしたところ施術前と比べて大幅な減少。
学生さんも驚いていました。これは施術の効果はもちろんのこと、患者さんとのラポールがしっかり形成されていた部分も大いにあるのではないかと感じました。
患者さんの話を丁寧に聞き、共感することで患者さんの心もほぐれたのではないか。

鍼灸にとって、技術も大事ですが心に寄り添うことの大切さを感じた良い研修でした。

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