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ベイビーシャークの口の中

先日、人気のベイビーシャークのご紹介をしたので↓↓↓

今日は彼らのアゴを紹介したいと思います。


最初はアオザメから。

アオザメ幼魚
下の歯の形がよく見えますね


アオザメは外見からも良く見えるとおり、鋭く尖っている歯が特徴です。

アオザメ幼魚のアゴ。上の歯。
特に尖っているのは前歯。

アオザメはメカジキと対決しているなんて噂を聞いたことがありましたが、大きなアオザメからアゴを切り出したときに、頭部の筋肉中から2本のメカジキの吻端が見つかったことがあります!

その噂の裏付けになるような出来事でした。


次はイタチザメ。

イタチザメ幼魚
この写真だと歯をよく観ることができない

イタチザメの歯はハートの形をしていることが特徴です。泳いでいるイタチザメを観察しても、この歯は良く見えません。

イタチザメ幼魚。上の歯。

しかしながら、イタチザメは成魚になると、ハートの歯の厚みも増してきて、ウミガメの甲羅もバキバキにできるのです。

3.5mを超えると、イタチザメは人を襲う確率もあがるので、もし海で目撃された場合はすぐに水から上がってください。

もちろん、ベイビーシャークも見た目はかわいいですが、野生生物。触ったり、つかんだりすると危険なので、けして触らないようにしてくださいね。指を一本噛まれただけでも、彼らはデスロールするので、おそらく大怪我になります…

今回はアオザメとイタチザメでしたが、また他のサメについてもご紹介していければと思います。

よろシャーク!


サメのアゴの標本を作ってみたいけど、作り方がわからない、サンプルが手に入らないなどサメに関するお困りの方は、ぜひサメサメ倶楽部にご入会を。今年の夏はサメ好きのみんなとシャーキビリティを上げちゃいましょう。サメサメ倶楽部、よろシャーク。



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