「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」EP5について

ジョン・ウォーカーの「I am Captain America」はエンドゲームにおけるトニー・スタークの台詞「I am Ironman」と対となる悲痛さもあってやり切れない思いがした。
国のために最前線で命を懸けた帰還兵、特に不名誉除隊となった者の不遇さが新たな悲劇を生むというのは「21ブリッジ」でもテーマとなっていたが、例えばスティーブ・ロジャースのように正義を体現した英雄となるか、ジョン・ウォーカーのように国辱(ただしレマーの遺族からすれば未だ英雄だろう)の烙印を押されるまで落ちていくかの分水嶺、それはもう紙一重のことであり、さらに本人の思惑ではどうにもならない、巨大なシステム内の奔流に呑まれるようなことなのではないだろうか。

それとイザイアがサムに語った第332航空部隊、通称「レッド・テイルズ」は実際に第二次大戦中に存在した黒人航空部隊で、かれらの活躍を描いたドキュメンタリー作品も制作されており、こちらで観ることができます。

https://www.youtube.com/watch?v=mAurCWEzfA0&t=20s

あと新キャラのヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ヴァル)がジュリア・ルイス=ドレイファス!