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奥津マリリ小田原凱旋ライブ

どうも亀井です。
昨日(11/13(土))に行われた姿麗人クラウドファンディング『LIVE HOUSE 小田原姿麗人30周年へ向けた、未来へのお力添え。』フィロソフィーのダンス奥津マリリ小田原凱旋ライブ&裏生誕祭が行われました。

書き出すととてもとても長くなりそうで、書き直したらいくらでも書き直せそうなので、勢いで書いたものをそのまま出す事とします。

奥津マリリことマリリは高校生の頃から姿麗人に出入りし、高校生のコピーバンドに始まり、在学中にガールズバンドを組み大会にエントリーするなど精力的にバンド活動をしていました。
その後そのガールズバンドは解散(活休?)を迎えてしまうのだけどすぐに男の子たちと別のバンドを組み、バンド活動を開始。
これまた小田原だけでなく、神奈川県内や都内に活動を広げて精力的に活動をしてました。

その後そのバンドも活動休止、マリリは足を止めることなくソロ活動、シンガーソングライターや、ベースと鍵盤の2人体制(昨日のライブでベースを弾いてた二見がその頃サポート)、ソロ名義のバンドセット(この頃ギターサポートしてたのが、昨日ギターを弾いてたやっこさん)だったりと目まぐるしく活動をしていました。

二見は4〜5年ぶり?やっこは3年ぶりくらいだったけど、2人とも全然変わらないし、元気そうで安心した。
(あ、僕個人も二見ともやっことも一緒に演奏していて、とても好きなプレーヤーです。)

話は変わりますが、今回の姿麗人クラウドファンディング、リターンを考えた時に、今まで出演してくれて姿麗人と縁のあるミュージシャンとコラボして30周年Tシャツを作って、それをリターン品として支援を募ろう、と。
ミュージシャンにして絵を描ける才能を持ち合わせた方も多く、姿麗人と言えば同級生にして元メンバー、藍坊主のhozzyくんに始まり、今はマカロニえんぴつでドラムサポートをしている高浦、手話ダンスパフォーマーHANDSIGNに、インスタやTikTokでもすごく知名度のあるシンガーソングライターの舟津真翔くんなど、更にはパラデル漫画家の本多修くんまでコラボTシャツを書き下ろしてくれました。
(詳しくは今一度姿麗人クラウドファンディングページをご覧ください)

クラウドファンディングと言うのは、確かに資金集めと言う大役はありますが、同時にたくさんの人への周知も期待出来ます。
なので、たくさんの有名人に協力してもらうと姿麗人の30周年をよりたくさんの人に知ってもらえると打算的な発想から、姿麗人に縁があるミュージシャンに打診、みんな本当に快く受けてくれました。
そんな中、高校生の頃から面倒を見てきた(いや、そんなつもりは全然ないんだけど、きっとマリリはそう思ってるはず。根がロックだしバンドマンだから)マリリは、今やフィロソフィーのダンスと言うアイドルグループで大活躍。
ライブはもちろん、ラジオや地上波にまで出てるレベルに。

これはお願いしない手はないと思い、マリリに直談判。
なかなか直接電話で連絡する機会なんてなく、僕的には一生のお願い!の気持ちでアポをとって電話をしてみた。
もちろんマリリも二つ返事で快諾してくれました。
許可をしてくれた、事務所やレーベル関係者の皆様も本当にありがとうございました。

ただマリリはTシャツだけではどうだろう、と。
もっと何か恩返しがしたい、と。

何年か前に直接話す機会があったのだけど、その時に「いつか凱旋ライブしに小田原に行きますからね!」って言っていた。
この機会にファンを連れて小田原に帰りたい、ファンと一緒に姿麗人の30周年をお祝いしたい、と。

いや、もう泣けますよね。
マリリが参加してくれるだけでよりたくさんの周知に繋がる上、更にはある程度Tシャツだって支援してくれただろうに凱旋ライブなんてなったらきっとたくさんの支援者がつくだろう、と。

マリリの小田原凱旋ライブのクラファンリターンは、実は姿麗人クラウドファンディングスタート時にはなく、後半戦のより勢いが欲しいタイミングでの投入となりました。
事前告知なしの情報解禁と同時に支援の申し込みが可能だったにも関わらず、開始2時間で上限100人の支援者が集まり、Out of Stockとなった。

(これに関しては、事前告知してから支援開始時期を決めてのスタートにすれば良かったと反省しております。
チケット取れなかった方、申し訳ございませんでした。)

誰もが見れば分かるし計算も出来てしまうからあえて書かせてもらいますが、この凱旋ライブ参加リターンは1万円以上でのご支援なので、2時間で100万円が姿麗人に支援されました。
(更に言うとクラウドファンディングの特性上、1万円以上でのご支援なので上乗せしてご支援くださる方もたくさんいらっしゃいました)

いやいや、とんでもないことをしてくれたな、マリリ、と。
これはもうマリリに足向けて眠れないなと思うから、北枕になろうが東へは足を向けて寝ないことにした。
どこに住んでるか知らないんだけど、多分小田原よりは東だろうから。

そんな経緯のあるライブを昨日迎えた。
たまたまではあるんだけど、その日居合わせたスタッフはマリリが高校生の頃から知っているスタッフばかり。
照明の斉藤なんて、初めて先輩にライブに誘われて来た姿麗人で、対バンにマリリのバンドが出ていたって言うんだから運命的で面白い。
斉藤のハタチの誕生日イベントで、マリリのソロ名義のバンドを呼ぶくらいの間柄ではある。

ギターやっこ、ベース二見もマリリに会うのは久しぶりだし、スタッフ達とも久しぶりに会う。
なんだか入りから同窓会みたいな雰囲気に。
近況報告なんてしながら。

リハーサル前にマリリに今日のイベント、一部と二部両方参加する来場者が複数名いる事を伝える。
すると事前に決めていたセットリストを変え、リハーサルの最後まで来てくれる姿麗人の支援者となったファンの事を考え、準備をしていた。

そして本番。
マリリなりに過去の生誕ライブの軌跡を追う形のステージ構成となっていた。
その中のバンドセクション、メンバーはマリリからはドラムは亀井さんで!あとはお任せします!との事だったんだけど、結果的にマリリとも縁の深い素晴らしく胸熱なメンバーが揃った。

その中でマリリの歌う人生のきっかけになった曲、チャットモンチーの恋愛スピリッツから始まり、立て続けに散々姿麗人のステージで歌ったであろうThe Clapのオーガストを演奏した。
当日リハの限られた時間の中でのリハーサルでもバッチリ合うくらい息がピッタリなメンバーだった。

(小田原スーパーマリちゃんバンドのみんなと←当日バンド名知った)

その後、少しの間ステージに残りトークライブ形式でのトークをして退場。
僕はステージセットの仕事が残っていたから袖から見たりしていたのだけど、二部で歌ったサラバ青春、これは泣けた。
マリリはこれを歌いに姿麗人のステージに帰ってきたんじゃないかって思ったくらいドラマがあった。
MCの内容や当日の様子は言葉にするとニュアンスが違って伝わったら嫌だから書かないでおきます。
すみません。

マリリは姿麗人クラウドファンディングでの応援メッセージでこんな事を言っていた。

私の人生の中で1番と言っても過言ではないターニングポイントである、姿麗人との出会い。
反響して返ってくるマイクを通した自分の声、バンドメンバーと目を合わせ音を合わせ高ぶる気持ち、盛り上がると上がるフロアの手、何もかもが私の内側を刺激するもので、一生歌い続けていきたい!と私の音楽人生が始まりました。
何にも夢中になれずにいた私がライブハウスって最高!!!と足繁く姿麗人に通い、ライブがない日にも遊びに行くとなぜかいつも誰かしらの知り合いがいて、何をする訳でもなくただいる、そんなあの空間が大好きでした。
バンドを見ながら泣いたあの時間、姿麗人で仲間達と過ごした青春としか言いようがないかけがえのないあの時間は、いつまでもいつまでも大切だと感じるんだろうなと思います。
そんな姿麗人にいつか少しでも恩返しがしたいとずっと思っていました。
そんな機会を頂ける事に感謝しています。
どうか姿麗人に1度足を運んでいただき、駅の何もなさ、住宅街のど真ん中さ、田舎さに驚いて頂き、温かい人だらけの姿麗人、ここが私の育った場所なんだと胸を張って紹介したいと思います。

本当にね、この文章だけで胸がいっぱいです。
全てを叶えてくれました。
マリリ本当にどうもありがとう。

そして改めてフィロソフィーのダンス、奥津マリリのファンの皆様そして関係者の皆様、この度は姿麗人のために貴重なお時間とご支援を頂戴しまして本当にありがとうございました。
僕が一部でも言いましたが、過去にTwitterでご支援に対するお礼を伝えたところ、ファンの方がこう言いました。

マリリさんを育ててくれてありがとうございます。
今度は僕らファンが姿麗人を応援する番です。

と。
育てたつもりなんてないし、ただかけがえのない時間を共有して笑ったり泣いたりしただけなのに、大きくなって帰ってきたマリリ(とファンの皆様)に特大の恩返しをされてしまいました。
本当にどうもありがとうございました!!!

僕も皆さんと一緒のマリリ推しとして、これからもフィロソフィーのダンスを応援して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いします!

では、また。

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