これからどうなる!?電気代の値上げについて

最近どんどん電気代が値上げしていますね。これから本格的に冬が到来するというのに、一体どうなってしまうんでしょうか?

「燃料費調整額」

そもそもなぜ電気代が上がるのか。それには燃料費調達額に注目していただきたいです。燃料費調整額とは、火力発電への依存度が高い日本で、燃料費の変化をならし、電気料金の急激な変動を防ごうという仕組みです。

過去3か月間の天然ガスや石炭・石油の価格の平均から燃料費調整額が決まり、それが電気代に反映されます。急激な変動を防ぐ仕組みなのに、電気代の値上がりが続いているのは、それだけ燃料費が上がっているためです。
ウクライナ侵攻・円安で燃料高騰しているのも原因の一つですね。

この先の電気料金はどうなるのでしょうか?


電気料金には2種類あるのをご存じですか?値上げの際に許可が必要な「規制料金」と、電力会社が独自に料金を決められる「自由料金」で、利用者が選ぶことができます。

規制料金は燃料費調整額に上限があり、それを上回った場合は、電力会社が負担することになっています。
一方、自由料金は一部で燃料費調整額に上限を設ける会社もありますが、基本的にはいくらでも燃料費を価格に転嫁できます。

本来は電力会社の間で競争を促し割安になるはずの自由料金ですが、現状では規制料金より高くなってしまっています。

では規制料金のほうがお得なのかというと、注意が必要です。
今は規制料金を導入する大手電力10社すべてで料金が上限に達していて、中国電力のように“値上げの検討に入る” 動きも出てきています。

西村経済産業相は「来年春、 電気料金に2千円から3千円の上昇が想定される」としていて、負担が減ったと実感しやすい仕組みを目指すとしています。

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