見出し画像

換気扇24時間稼働の電気代はいくら?つけっぱなしにするメリットをご紹介!

こんにちは、株式会社シェアコープです!

電気代のことを考えて、換気扇を使った後にスイッチを切る人も多いのではないでしょうか?
お風呂やトイレを使うときにスイッチを入れ、使い終わったら節電を考えて切るという方法。
実は、この方法はあまり効率的ではありません。
なぜなら、24時間換気扇を回していても、使用している電気はほんのわずかだからです。
注目するべき点は、換気扇を切ったときに起きるデメリットの方です。
今回は、電気代についてだけでなく、なぜ換気扇を切るべきではないのか、24時間つけておいたほうがいいのかについてもご紹介していきます。


換気扇を24時間稼働したときの電気代はいくら?

新品の換気扇を24時間連続で回していたとして、1ヶ月で使う電気代はわずか数十円です。
古くなったとしても、数百円のレベルにしかなりません。
これは製品によっても違いがありますが、蛍光灯1本分とさほど変わらない使用量です。
わずかな商品電力で済むことから、24時間連続で稼働しても高額な電気代につながることは考えにくいでしょう。


トイレの換気扇を24時間稼働した場合の電気代

もっと細かく見てみると、トイレの換気扇は3W程度の消費電力量です。
24時間1ヶ月換算にすると、2.23kWh程度です。
仮に1kWhを27円として計算した場合、1ヶ月の電気代はわずか60円程度なのです。


浴室の換気扇を24時間稼働した場合の電気代

お風呂の換気扇は、トイレよりも大きなものが取り付けられています。
それでも消費電力は20W前後のものが多いでしょう。
トイレの換気扇と同じように1ヶ月で計算すると、消費電力は14.9kWh、電気代は約402円となりました。
最近では24時間換気モードなどの機能がついている製品もあり、消費電力をさらにカットすることができます。
この機能では、消費電力は2~3W程度に抑えるので、約60円程度に抑えられる場合もあります。


キッチンの換気扇を24時間稼働した場合の電気代

キッチンや台所にも換気扇が取り付けられており、レンジフードファンとも呼ばれています。
消費電力を見ると比較的に大きなものが取り付けられており、弱で設定すると30W程度の電力に抑えられます。
中には常時運転できるものも出てきており、その場合の電力はわずか3W~5W程度になります。
電気代の計算をすると1ヶ月で約602円常時運転で約60~80円しかかかりません。


換気扇で24時間換気する4つのメリット

電気代はわずかだったとしても、24時間つけっぱなしにするメリットがなければ無駄使いになるのは変わりません。
そこで、なぜ24時間つけておくほうがいいのか、そのメリットをご紹介していきます。


メリット1:部屋の臭いを抑えられる

部屋や家の中にはさまざまな臭いがあり、消臭剤を使って掃除も大切です。
しかし、元から臭いを抑えておけば、掃除の手間は大幅に下げられます。
換気扇を24時間つけておくのは、この臭い対策になるのです。
換気扇は常に新しい空気と部屋の空気を入れ替えます。
臭いを充満させないためにも重要な役割を持つのです。
ペットを飼っている場合にも換気扇を回しておくことで、空気を入れ替え、臭いを抑えることができます。


メリット2:結露やカビを予防できる

湿度対策は生活するうえでとても重要です。
カビを予防するには換気が大切なことは、ご存知の方も多いでしょう。
換気扇をつけておけば、空気を入れ替え、湿度を外部に排出できるのです。
お風呂はこの効果が顕著に現れます。
仮に1年間つけっぱなしにするとして、かかる電気代は1,000円から4,000円程度です。
カビが生えてしまい、除去するのにかかる時間や手間、費用を考えれば、安いと感じるのではないでしょうか。
換気扇をつけっぱなしにするだけで、特別なことをしなくてもカビの発生を抑制できるのです。


メリット3:お家の寿命を延ばせる

もっと大きな目線で考えてみましょう。
どんな構造のお家であっても、木材は使われています。
壁の下地にも木材が使われるのが一般的ですが、木材にとって湿度は天敵なのです。
例えば、お風呂の換気扇を止めていたとしましょう。
その湿度が家の全体に広がり、木材に少しずつダメージを与えていく可能性があり、これが原因でお家の寿命を縮めてしまいます。
24時間換気扇を回しておくだけで、湿度を外部に排出でき、乾燥した状態を作りやすくなります。
お家を守るという面でも、換気扇を24時間つけておく価値があります


メリット4:ホコリがたまりにくくなる

換気扇は、空気を入れ替えるだけではありません。
空気中に漂う小さなホコリなども排出してくれます
部屋の中にたまりやすい小さなごみも減るのです。
特に注目してほしいのは、花粉症の方です。
換気扇によって空気の流れができあがり、部屋に持ち込んだり、窓から入ってきた花粉も排出できるのです。
空気をきれいに保つ面でも、見逃せない効果といえます。


より効果的に換気扇を使用するために、古い換気扇は交換を検討しましょう

換気扇を24時間回しておくことで、多くのメリットが得られます。
それでも、やはり電気代が気になるという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで注目して頂きたいのは、新しい換気扇ならモーターの負担も少なく、効率的に空気を排出できるという点です。
つまり、新しい換気扇の方が効率的に換気できて電気代も抑えることができるのです。
しっかりと換気したいのであれば、新しい換気扇への交換をおすすめします。
古い換気扇は、どうしても経年劣化していき、不具合が生じるケースも少なくありません。
換気機能としても衰えてくるため、しっかりとお家を守ることを考えれば、新しい換気扇への交換を検討してみましょう。


まとめ

換気扇を24時間連続稼働させた場合に、実際にかかる電気代と得られるメリットを比較すれば、その効果の高さについてお分かりいただけるのではないでしょうか。
さらに、どんな家電製品でもスイッチをつけたり消したり瞬間が最も電気を消費します。
頻繁につけたり消したりを繰り返すよりも、連続で稼働させた方がお家も守れて快適な生活もできるのです。
さらに、電気代を抑えながら効率的に換気を行いたいときには、新しい換気扇への交換を検討しましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?