見出し画像

IHヒーターの電気代はいくら?節約方法もご紹介!

こんにちは、株式会社シェアコープです!

昔はガスコンロが主流でしたが、近年ではIHクッキングヒーターの普及率が高くなっています。
IHクッキングヒーターの導入を考えた時、やはり一番気になるのは電気代ですよね。
この記事では、IHクッキングヒーターはガスコンロより安く使えるのか、またどのような違いがあるのか、さらに電気代の節約方法についてご紹介します!

IHクッキングヒーターの1ヶ月の電気代は?

IHクッキングヒーターの1ヶ月の電気代は、標準的な4名家族世帯で朝・昼・夕食時に標準的なメニューを作った場合、およそ1,000円です。
ここではガスコンロ使用時との比較、またIHクッキングヒーターの理想的な使用環境についてもご紹介します。


ガスコンロ使用時との料金差

都市ガスとプロパンガスで、ガスコンロ使用時の利用料金は大きく変わってきます。
プロパンガスは火力が強いという特徴があり、1㎡あたりの単価が都市ガスに比べて高くなります
使用する時間帯や条件によって細かな違いは生じますが、1時間使用した場合の一般的な光熱費は以下の通りです。

電気代…1kWh:22円、都市ガス…165円/㎡の場合
IHクッキングヒーター 約56円
都市ガス 約20円
プロパンガス 約74円

ただしガスコンロの場合、夏は熱がこもってキッチンが暑くなるため、扇風機やエアコンを入れる方が少なくありません。
そうなると、調理機器以外の光熱費もかさみます。


使用環境によっても電気代は変わる

使用環境によっても電気代は変わってきます。
オール電化住宅に住んでいたり、新電力を利用していたりすると、お得な料金プランを選択することも可能です。
また、IHは熱効率が高く、例えば湯を沸かすときにもガスコンロよりも短時間で沸かせることができます
つまり、都市ガスの基本料金が安かったとしても、使い方や使用環境によってはIHのほうが電気代はかからないともいえます。


IHクッキングヒーターが向いているのは?

ここではIHクッキングヒーターが向いている方の特徴を説明します。
自分の家庭の特徴を理解しつつ、検討してみてください。


お得な電気料金プランに加入している方

まず、お得な電気料金プランに加入している方にオススメです。
電気料金は、夜間や休日の電気代がおトクになるオール電化向けの電気料金プラン、また契約しているプランごとに基本料金が変動するプランなど、お得なプランも多くあります。
もしお得なプランに加入している方であれば、IHクッキングヒーターをプランに合わせて使用することで、光熱費を節約できます。
ポイントになるのは、やはり「使用する時間帯」です。
自分の生活スタイルに合わせて適した電気料金プランを選ぶことが光熱費節約のカギとなります。


安全性を重視する方

次に、安全性を重視する方にもオススメです。
IHクッキングヒーターは、火を使わないことからガスコンロに比べて安全性が高いといえます。
小さなお子様がいるご家庭や、ご高齢の方がいるご家庭は、やけどや火災の心配がつきものですよね。
IHクッキングヒーターは加熱時に火を使わないため、火災の心配をすることなく使用できます。
また、IHヒーターには安全に使用するための、さまざまな便利機能が備わっています。
鍋を外したままにすると、自動でヒーターが切れる鍋なし自動停止機能や、最終操作から一定時間が経過すると自動的に停止する切り忘れ防止機能などで、火災を防止できます。
他にも、全ヒーターが使えないようにできるチャイルドロック機能、鍋底やグリル庫内が高温になりすぎないように、自動で火力をコントロールする温度過昇防止機能などが搭載されているものも少なくありません。
充実した機能のIHクッキングヒーターが多く販売されているため、安全性を重視している方はぜひ参考にしてください。


掃除をラクに済ませたい方

IHクッキングヒーターはトッププレートが平らであるため、掃除を楽に行える点が特徴です。
こまめにお手入れや掃除をすることを考えた時に、ガスコンロであれは五徳などをその都度取り外さなくてはいけません。
IHクッキングヒーターであれば隙間に洗剤などが入ることもなく、細かな部分に気を遣わずに、サッとふき取るだけで日々の掃除を楽に済ませられます。


IHクッキングヒーターの電気代の節約方法

ここでは、IHクッキングヒーターの電気代の節約方法を紹介します。
調理時間や方法を工夫することで毎月の電気代を簡単に節約できるため、日々の調理の際にちょっとしたことから意識してみてください。


保温調理をする

保温調理は余熱を利用して行います。
電源を切ったあとも鍋やフライパンは、しばらくの間は熱を持っているので、最後の仕上げは余熱を使って調理すると、余計な電気代を使わずに済むでしょう。
カレーや煮込み料理の最後の仕上げや炒め物の最後の味付けにも、この方法は有効です。


電子レンジを併用する

電子レンジを併用するのも効果的です。
野菜を炒める前に電子レンジで加熱するのもオススメですし、電子レンジで最初から最後まで調理ができてしまうメニューもあります。
IHクッキングヒーターで調理するよりも時短で済ませられますし、電気代の節約になるので、ぜひ日々の調理に取り入れてみてください。


こまめにお手入れをする

クッキングヒーターや鍋が汚れたままでは熱がうまく伝わらず、電気代の無駄になってしまいます。
また、鍋底が濡れてしまっていても、乾くまでに時間や熱を要するので、鍋底はしっかりと乾かしてから使いましょう。
熱効率の良い鍋を使用するのもおすすめです。
SG-IHマーク、またはSGCH-IHマーク(財団法人 製品安全協会のマーク)がついた鍋は、熱効率の良さが認められた鍋です。
このような鍋は食材への火の通りを早くするため、時短調理につながります。


フタや落し蓋を使う

鍋にフタをすると、鍋に伝わる熱を有効に利用できます。
煮物を作る際にも、落とし蓋を使うことによって食材に早く熱が伝わり、時短化できるでしょう。
また、味も染み込みやすくなって一石二鳥です。


自動機能を使う

IHクッキングヒーターには温度調節機能やタイマー機能、自動湯沸かし機能が備わっているものが多いです。
自分で調節しなくとも、適した温度に保ってくれたり、時間が経てば自動的に電源をオフにしてくれたりするので、必要以上に熱源へ電気を使わずに済みます。


まとめ

IHクッキングヒーターを利用した場合の光熱費は、プロパンガスよりは安く都市ガスよりは高いことが多いです。
しかし、使い方や使用環境によってはIHのほうが電気代がかからないともいえます。
お得な電気料金プランに加入している方や安全性を重視する方、掃除をラクに済ませたい方にはIHがオススメです。
日々の調理の際にできるお手軽な節約方法もたくさんあるので、ぜひIHクッキングヒーターの導入を検討してみてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?