学校・教育関係者向け情報
教員のみなさま、および教育関係者の方に関連する新型コロナウイルスの情報についてまとめました。ご活用いただけますと幸いです。(5月8日時点)
休校に伴い、外国ルーツの子どもが直面する課題は、学習面のみならず、精神面や生活面をはじめ、保護者の経済状況が悪化することによる影響も懸念されます。教育のみならず多岐に渡る課題に対して、子ども達を少しでも支えられないかと、一般社団法人kuriyaで集めた情報です。また、この情報は学校や教育関係者の方にも参考になるのではないかと考え共有させていただきます。よろしければ、ご活用ください。
生徒へのサポート:オンライン教材や学習サイトなど
●文部科学省「子供の学び応援コンテンツリンク集」に「外国につながる子ども向けの教材が知りたい!」というコーナーがあります。日本語学習に加えて、算数や社会科などのリンク集もありました。
●多言語の教材・資料などの情報検索サイト「かすたねっと」では、生徒への指導・学習に利用できる多言語対応の教材・資料や、保護者へのお知らせに利用できる多言語対応の文書資料なども検索できます。
●「(小中高生向け)3月に無償で活用できるオンライン学習サービス一覧」Future ed Tokyoの記事も参考にしました。外国ルーツの子ども達の家庭環境によっては活用が難しいかもしれませんが、多言語対応の学習サイトなどは、工夫に仕方では使えるかもしれません。
家庭へのサポート:多言語での情報や相談窓口など
(主に東京の情報が中心です)
●東京都外国人新型コロナ生活相談センター(TOCOS:Tokyo Coronavirus Support Center for Foreign Residents)
コロナウイルス(COVID-19)で困ったときに相談することができます。14か国語(やさしい日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語、インドネシア語、タガログ語、タイ語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、カンボジア語、ミャンマー語)で、だれでも相談することができます。お金はかかりません。
平日:AM10:00~PM5:00。
電話:0120-296-004
●東京都公式COVID-19対策サイトでは、新型コロナに関する感染状況や症状が疑われた時の相談方法などについて、多言語(英語・中国語・韓国語・やさしい日本語)でも見ることが出来ます。(PCで日本語を開くと左に言語が選択できるバーがあります。)
●多言語での学校のお知らせなど(近日中に更新予定)
保護者へのサポート:経済面、DV、メンタルヘルス、在留資格など
●特別定額給付金は、外国籍の保護者でも一定要件を満たして入れば、申請出来ます。申請方法について、リンクの中段ぐらいに多言語での説明PDFがあります。
●DV相談plus
配偶者やパートナーから受けている様々な暴力(DV)について、専門の相談員が対応します。10ヶ国語対応です。https://soudanplus.jp/language.html
●メンタルヘルスなど
多言語対応のカウンセリング(有料)を行なっているクリニックです。
TELL Japanでは、英語でのいのちの電話相談を行なっています(無料)
●在留資格について(coming soon)