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映画のこと

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映画愛を語る時、映画レビューなど
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2020年5月の記事一覧

映画は短い。

幼い頃から映画に魅了されてきた。 小説は全く読まなかった。 映画は長い。 長い映画を観られる私はイケてる。 と幼い頃、思っていたが 誰かの人生や物語を詰め込み、 視聴者に何らかの感慨を持たせるという作業が2時間というのは、 短すぎるくらいだ。 映画を何回かに分けて観る人はいないだろう。 映画は一気に観るものだ。 一気に観るために、短く作られている。 対して小説は、連続ドラマに近いと思う。 一挙に読み切る人も中には居るのかもしれないが、 読み慣れない私

スカーレット・オハラ

スカーレット・オハラが嫌いな人も居るだろう。 私は好きです。 スカーレットの魅力は「強さ」。 その強さに、皆が引き寄せられ、彼女は愛されるのだ。 「もう2度と飢えに泣きません」 と立ちがる1部のラストには心震える。 『風と共に去りぬ』 80年も前の映画とは思えない。 南北戦争を背景に、南部に住む女性の栄華・没落・再生。 戦争の後に続くのは、普遍的な愛と向き合う苦難。 どんな時にも全力で立ち向かうスカーレットは本当にかっこいい。 人はまず、生きなければいけ