プロレスリングアラビアンナイト後記

プロレスリングアラビアンナイトとはなんだったのか。

一応、時代に合わせ、迫りくる地底人との未知の遭遇、ランプの魔人が地底人だと想定し、何でもかなえてくれるというアラジンと魔法のランプの物語を現代風に解釈し、世界最高のコーチによる自己実現法を提示、希望をもつこと、目標を持って生きることの大切さを伝える。だいたい伝えたいメッセージをこんな感じに設定してはいた。

だが、終わってみればどうでしょう?

なんだったの?という感じ?いつのまにかランプをこする場面も地底人もいなくなってしまった。

こんなつもりではなかった。わたしの予測では、皆が感動し、未来へ希望を持ち、目標を設定し、その具体的な方法は、わたしが主宰するNOTEのサークル「平日クラブ」を通じて伝授していく、という流れになっており、平日クラブの会員は下手したら30人くらいになっているはずだった。
現在会員は2人。ずっと2人のままだ。

このイベントスタイルは前回の西遊記で確立したと思っていたが、甘く、肝心の天丼が全く当たらない、スタッフは当日キャンセル、客席からの絶・天狼抜刀牙など、試練の毎日だった。
しかしあきらめず毎日試行錯誤を繰り返し、客席に伏兵をおいたり、レイの妹さんやユリアを仕込むことを覚え、最終日にはようやく形にはなった。だけど、結局我々は何を伝えたかったのだろう。
?だけがのこった。


最終日開場前、わたしはサイゼリアでウラノさんに徹底的に論破されていた。イベントがはじまってからも折をみてウラノさんはわたしや的場を論破したが、あれで、平日さん、的場さんかわいそう、と思う人がもしいるならこの時のウラノさんをみせたい。

あんなもんじゃないから。

ウラノさんによると、わたしを論破する時はドーパミンが最高潮にでて中毒になりつつあるらしい。迷惑な話だ。

論破しまくった後、ウラノさんはわたしにいった。

平日さんに今の世の中を救ってほしい、と。平日さんは影響力があるから、これからどうすればみんなが良くなるのか、導いて欲しい、と。

その時のウラノさんの顔は、論破してわたしを見下したあの半笑いの顔ではなく、熱い顔をしていた。

これは本心から言っている、と直感した。

そうだ。わたしのすることは、するべきことは苫米地さんの言ってる難しいことをリツイートすることじゃない。意味もわかってないのにとりあえずリツイートすることじゃない。わたしのやり方で、みんなを幸せにすることなんだ、と理解した。

わかったよ、ウラノさん。オレ、みんなを導くよ!!



平日クラブで。


平日クラブでわたしがもがき、試行錯誤し、時には後退しながらも執拗に進化を目指す様をリアルに投稿するよ。そして会員さんたちと夢を語り合い、ほめてほめて誰かの成長をみんなで分かち合い感動していくよ。そして、自分の幸せ=みんなの幸せ、にできるくらい視点の高い人をどんどん育て、そこから世界を変えていくよ。

ウラノさん、それでいいかい?

全てのはじまりは、プロレスリングアラビアンナイトだった。

プロレスリングアラビアンナイトとは、あなたとわたしを繋ぐ「縁起」です。どうか、良い縁起を。


第42代平日マスク

ありがとうございます。