清阪テラスの畑は循環してる。

清阪テラスの畑の土について
もう少し詳しく。。。

以前ブログで書いた記事の抜粋です。

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土曜日にかねてから横峯氏が植えていた
アピオスという
マメ科の芋を収穫しました~。
収穫は楽しい。
自分は植えてないけど。。。(笑)


しかしアピオスは
地中で数珠状にできる芋なんで
掘るのが大変💦
しかも手がねっとりする。。。(笑)


こういうちっちゃいいも🥔は
大きいものは土の中に保存したあと
来年の種イモにします♪


アピオスさんは
今年は草に呑まれてたみたいで。。。
草を伸ばしてしまった場合は
横峯氏いわく

下手に途中で草を刈ると
誤ってつるを切ってしまったりする。
すると、周りの草に保護されていたのが
急になくなることになり、
生育がわるくなりやすい

らしいのでそのままにした模様。

そもそもつる性の植物は
周りの草木に巻きついて
上に伸びていくので草に負けることが
あまりないようです。


前日から朝にかけて雨が降りましたが
そんな日に芋掘りしても
どろまみれにならない。
草生栽培だからこそ。です。
草のおかげで
掘り返しても程よい湿り気。



このように横峯氏の提唱する(笑)
「鶏糞盛るだけ農法」
では畝の表層には
しっかり腐植の層ができていて
下にある元々の粘土層も含めて
団粒構造が出来上がっているので
排水性と保水性のある土になっています。


左が元々の粘土層。
右側が鶏糞をおきだして二年たった土。
これが層になってるの。
ちなみに通常の粘土層よりも柔らかい!!


これを混ぜこんじゃうと
鶏糞の分解が早く進みすぎるため、
よくないらしい。。。
(理由を教えてもらったけど、
詳細忘れた(-_-;)。。。)
そのせいか、鶏糞は
肥料としてよくない
という意見もあるみたいだけど、


横峯氏は
それなら混ぜこまず、
表面におくだけなら
じわじわといい感じに
鶏糞が分解されていくのではないか

と考え、実験した結果
前述のようないい土になったそう。


こういう実験をしながら畑をしてる
といってはります。
そうやったんかー。。。
はたからみると一見放置プレイ。
しかし、ちゃんとやってるらしい(笑)


掘り終えた後はまた鶏糞をのせて
来年までお休み(。-ω-)zzz



こうしておくと
次に何かを植える時、
すぐに植え付けできるのです♪
ちなみに畝の両サイドは踏みしめて
土が固くなるのをふせぐ効果も含め、
刈った草をおいてます。
そして、鶏糞盛った土の上にも
被せたりします。



人間が廃棄とするよい素材を餌とし、
それをたべた鶏が鶏糞として
それを分解した状態で土に還す
そしてそれがいい野菜をつくる。。。


鶏糞をもった土でできた野菜は
なにもしなくても虫もつかず、
はっぱも綺麗な左右対象で、
自然界にある緑と似た緑色なんです!
(これ、実はいい野菜の条件) 

濃い緑になるのは
肥料のチッソ分が多いから。
濃い緑がいいのかと
思ってたけど違うんだね。。。


動物を介し、自然界の力によって
すくすく育っている畑をみて、
いろんないのちがあって
大事にいかされているなぁって
なんだかとても嬉しい。


いろんなやり方がありますし、
規模によっても違いはありますが、
きちんと野菜が育つ状況にするために
人がどこに手をいれるかが
大事な気がします。
とくに土力、これ大事(。・_・。)ノ


循環の流れを断ち切らず、
うまくまわせば
土に力があり
少ない労力で元気な野菜が育つのかなと。



いろんないのちが循環するように。。。
これからも
横峯氏の実験の日々は続きます。