秋田のマリアさま物語9

ミサが終わると、大抵の人は
シスター含めぞろぞろと出ていきました。
中には残って涙を流したマリア様の前で
祈っている方もいましたが。


わ。。。
どうしよう、皆出ていっちゃう。。。💦

このままじゃせっかくここまできたのに
絵を渡せない。。。

誰か、誰かシスターにお話聴いてもらわないと。。。


誰に声をかけたら良いのかと
見渡していると、一人の年配の
笑顔が優しいシスターと目が合いました。


よし!
あの方ならきっと大丈夫!



一瞬の直感を信じて思いきってわたしは
そのシスターにかけより、声をかけました。


私「あの。。。お忙しいところすみません。」

シスター「はい。なんでしょう。どうかな
さいましたか?」

私「あの、実は私、大阪からこちらにきたんですが。。。」

シスター「あら、まぁ。。。大阪からいらしたのですか。」

私「そうなんです。実はちょっと先月不思議な絵が
描けたので、出来たらでかまわないのですが、
是非こちらの教会に捧げたくて。。。」

そして
描いた絵は絵が苦手な自分が
不思議とすらすらと描け、
ルルドの泉もベルナデッド・スビルーさまの存在も
知らない自分がなぜか、
彼女に似ている絵を描いていたこと


北朝鮮をはじめとする平和への危機感が
強くなっているこのタイミングで、
もうすぐこちらに
ファティマのマリア像がやってくることが
わたしには偶然とは思えなかったこと


これら一連の流れから
自らの平和への想いを行動にし、
願い から 祈りに
することが促されているのではないかと思い、
ここに来たこと

などを話しました。

シスターは拙い話を
じっと聞いてくださり、


「それはとても興味深いといいますか。。。
神様からのお告げかもしれませんね。
是非拝見させていただけませんか。」

といってくださりました。



さっきまでの心配がうそのよう!

なんだか信じられないくらい
あれよあれよというまに
シスターに絵を見ていただけることになったのです。