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ハードボイルドジャパン

日本のハードボイルドを読んでいる。 これらの作品は昭和から平成、というかほとんど昭和の時代に作られたものであり、今はそれらのジャンルを引っ張る人材作家がいない。

だが過去のこれら作品を読み返すうちに、日本のこの分野や決して諸外国のそれには負けていなかったという強い思いを持つ。

ぶっちゃけ面白い。 それは登場人物たちがきざなセリフをはくだとか、そういうところにあるのではない。 その行動力が潔いとでもいうか、今のぐじぐじしている人間連中よりは遥かに軽く、だが決断の現出とでもいえる生き様になっているからだ。

これらのジャンルは今は書店にない、だからあなたがこれを探すのは難しいかもしれない、だがその気があるのだったら読んでみてもいい、とわたしは無責任にそれらの言葉を出すのであった。

  ハードボイルドジャパン

2024-523-木曜

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