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元ダマ その2
我々が一番知らなければならないのは
いかに我々人類の認識 範囲
広さと深さ も含めて
これが小さいかということだ
これまでいかなる 聖賢 もこうした世界の全貌を正確には説明できなかった
ということが理解できるような気がする
おそらく 将来的には数式では表すことは可能であろう
本当に方便でしか表せない世界なのだ
それでも なんとか 我々はこのシステムを理解していかないと
そこから抜け出て自由の身になることはできないのである
では 我々の魂の根本的なことを言う
結論から言えば我々小ダマ の経験は元ダマが吸い取って
その糧としているということ
我々小ダマは 使い捨ての魂であるということ
この2つの原則がシステムの基本になっているようだ
後者の方は霊界ではあまり問題にしていないのだが
小ダマである私たちは非常に気になる問題だ
だがほとんどの神霊はあまり小ダマのアイデンティティのことには関心がないということが分かっている
我々は使い捨てのロボットのような 魂だったのである
5次元 上の世界線を見ていくと
親玉が瞬間であちこちの世界線上の 小ダマ に焦点を当てている
よく見ていると焦点を当てている 小ダマには何か特徴があるようだ
その特徴とは無数に存在する 5次元 上の小ダマの中で
一番 人生に活き活きしているところに焦点を当てているのである
小ダマが 生きがいを持ってやりがいのある人生を送っている 世界線に焦点を次々と 当てている
それは焦点を当てることによってその小ダマの 経験値
いきいきとした生きがい という一種のエネルギーを吸い取っているのだ
それはあちこち 瞬間瞬間で吸い取っているから
まさにいいとこ取りだけをしているという感じだ
そうやって自分の人生経験を吸い取られた 小ダマは
人生を終えると 元ダマに吸収され いいとこどりの経験だけではなく
全ての人生経験を吸収され 元ダマの中に溶け込んでいく
この時小ダマは その存在 アイデンティティをなくす
分散して溶け込んだ経験値の中には薄くはあるが
多少は小ダマ の存在の残り香 は薄い記憶として感じられるが
はっきりとしたアイデンティティはもはやないのである
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