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【初心者必見】LoR(レジェンドオブルーンテラ)エクスペディション入門編その1(デマーシア、フレヨルド)【無料】


初めまして、UPと申します。
簡単に自己紹介すると
普段は色んなゲームに中途半端に手を出していて

主な活動実績は
・某PTCG
チャンピオンズリーグベスト64、シティリーグ 3位、5位
・某PVG
オンライン全国大会予選18位、全国大会出場、世界大会権利獲得
・某YTCG
大型大会9-0準優勝(チーム戦)
・某DCG
JCG準優勝、NAサーバーレジェンド到達
です。


今回は、5月に正式リリースされたLoR(レジェンドオブルーンテラ)にてプレイできるエクスペディションモードで普段自分が意識していることを書いてみたいと思います。



・プランを明確に

まずはじめに構築段階では勝利するためのプランを決定します。
プランの選択肢は
・大型フォロワーを連打して盤面勝ちをする
・チャンピオンやエピックフォロワーなどのフィニッシャーで一気に決める
・序盤からどんどんアタックを繰り返しイルーシブ、オーバーパワー、ダメージスペル等でとどめを刺す

大体は上記のうちのどれかになると思います。
最初の地域ピックを見てプランを決め、次の地域ピックで選択したプランに合わせた地域の組み合わせをピックしましょう。


その中でおすすめするプランは大型フォロワー連打です。

エクスペディションはAOEスペル(全体除去)が少なく
スペルによるアドバンテージ差(カードの枚数差による有利不利)がつきにくいカードゲームです。
カードゲーム歴の長い人ならば戦闘やスペルの使い方で上手くアドバンテージ差を広げられますが読み知識が求められるため難易度は非常に高く、あまりおすすめできません。

しかし、高コストミニオンで低コストミニオンと複数回戦闘し1:2以上のトレードを繰り返すプランなら非常に簡単なので初心者の方におすすめできます。


・デッキの組み方

自分がエクスペディションでデッキを組む際にマナカーブで一番意識しているのは5コストです。
ルーンテラはスペルマナ含め最大13マナなので5コスト×2体+3マナスペルをプレイするターンが理想的だと考えています。
それだけでなく5コストユニットのスタッツはタフネス4~5に設定されていることが多く、プレイするだけで今まで盤面にいたパワー3~4ラインのユニットがアタックし辛くなり、お互いに5コストフォロワーを処理するためにスペルをプレイする頻度が上がるので試合が動きます。

つまりスペルを受けやすく除去されがちで一番使うラインが5コストだと考えていてその周辺の4,5,6マナ域が多くなるようにデッキを組みます。

・低コストユニットについて
低コストユニットは対アグロやミッドレンジに対してかかせない存在ですが
実際に使うターンは最序盤に限られているため後半にあまり引きたくないカードではあります。
そのため、自分は最低限の枚数を意識していてデッキ30枚中5,6枚あれば良い方だと考えています。

デッキを30枚と仮定して、1,2ターン目までに引くカードが5枚です。
そのうち6枚のカードを最低1枚でも引ける確率は70.17%

アグロやミッドレンジとマッチングしたときに7割の確率で1,2マナ域のユニットを引けると考えれば最低限の枚数として意識して良いと思います。

実際にはエクスペディションでは対戦数が重なるごとにデッキ枚数が増えていくのでピックによっては不足してしまうことがあるので注意ですが不安であれば7枚ほどピックしておけば
デッキ枚数が42枚の時点で61.83%なので多少は安心できるかと思います。
実際はそんなに完成されたアグロには当たらないので自分は6枚派です。

・スペルの枚数
正直スペルの枚数は強いユニットが一定数確保できているならあまり意識せずに強いカードだけピックしていますが綺麗なマナカーブだけを考えるのであれば
フォロワーが
1,2マナ6
3マナ3
4マナ4
5マナ5
6マナ4
7マナ3
8~9マナ2
合計27枚なのでここからマナカーブが数枚崩れる想定で4~5枚くらいが理想と考えます。

Tier

安定して勝つためにTierリストでざっくりとわかりやすく格付けをしたいところですがエクスペディションは最大3地域のカードプールから好きなようにピックでき
フォロワーが強い地域からはフォロワーだけを
スペルが強い地域からはスペルだけをピックすることができるため、単純に地域で格付けするのではなくTier表はフォロワーTierとスペルTierに分けるべきだと自分は考えます。
なので各地域ごとにフォロワー評価、スペル評価を解説します。かなり長くなってしまうので今回の記事ではデマーシアとフレヨルドの二地域を紹介します。


・フレヨルド

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・フォロワー評価SS ・ スペル評価B
フォロワー評価は脅威のSS
フレヨルドのフォロワーをピックすると非常に安定します。

フォロワー評価SSの理由はなんといってもアルファワイルドクロウ

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自分はこのカードをかなり評価していて、このカードがあるだけでフレヨルドは評価Sまであると思います。
理由は6ターン目のアルファワイルドクロウに対して有効な返しが少なすぎるという点です。

まずフォロワーだけでみれば6コストのカードは現状非常に少なく、6コス以下のフォロワーでこいつと被害なくトレードできるフォロワーは存在しません。かろうじて受けられるのが傷を持つ母ヴリンナくらいですがトレードまでには持ちこめず
オーバーパワー過剰分を喰らいながら1:1トレードに持ちこめるのが
ミノタウロスの清算人、義勇のシスリア、オーロック・グリントホーン
などでその全てがレア~エピックのカードに対して、アルファワイルドクロウはなんとコモンなので複数枚ピックが期待できます。


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このカードの処理には相手にスペルを強要することができ
その処理が難しいというだけで相対的に評価が下がってしまっている地域もあり、複数枚ピックされていた場合、頑張って処理したとしても2体目、3体目と出されるとそれだけで負けてしまうことも全然少なくありません。
自分はこのカードを中心にエクスペディションでは全て評価しています。

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アヴァローサンの炉守り

このカードの評価もかなり高めです。
エピックなので複数枚ピックは期待できませんが5マナ5/5というスタッツはエクスペディションに置いては非常に強く
5マナまでの盤面の殴り合いは基本的に3~4のラインで行うため5/5というスタッツは相手にスペルを使わせる可能性が非常に高いです。
これだけでもなかなか優秀ですが、本命は召喚時のスキル効果でデッキのフォロワー全てに+1/1修整するので出すだけで非常に強力です。
対戦相手はこの5ターン目に着地する5/5に効率的にトレードすることを強要されかつ、後続の修整を受けたフォロワー達に対しても効率的にトレードしなくてはならないため非常に苦しい展開になるので問答無用の高評価カードだと思っています。

その他にも
追撃なしでも5コスでパワー5を受けられるアヴァローサンの雷鳴呼び

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盤面有利が取れてるとリジェレーションで気楽に殴れる傷持つ乙女の略奪衆

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相手のアタック後に出すと超気軽に追撃や2点AOEを決めやすい残炎の乙女

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追撃してしまえばディープすら気にならなくなるうえにデフォルト効果も超優秀な大牙の強襲者

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など非常に優秀なフォロワーが数多く存在するためフォロワー評価はSS

とくに大牙の強襲者は追撃プレイしたらそのまま降参を押されるレベルです。

これだけだとあまりパッとしないかもしれませんが後述する他の各地域フォロワーを解説していくにつれて、フレヨルドのフォロワーの強さがわかってくると思います。


続いてスペル評価

スペル評価するに辺りまずは自分の評価基準を解説します。

自分がエクスペディションのスペルを使いたい場面は
主に除去(ユニットを盤面から消す)が一番で
エクスペディションの除去は大体がダメージやスタッツ増減によるストライク補助での疑似的な除去になるのでその疑似的な除去をどれだけ通しやすいか相手のスペルによる妨害のデメリットがどれだけ低いかの2点で評価しています。


以上を踏まえてフレヨルドのスペルを評価していきます。

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フラッシュフリーズ

まずスペルには3コスト以下とそれ以上で大きな差が出ます。
スペルマナは基本的に消費しなければ常に維持できるので常にスペルを構えているという状況がお互いの戦闘を慎重にさせるもので
マナがない相手に対しては大胆な動きで一気に盤面の制圧を狙っていきます。フラッシュフリーズは3コストなのでその点は非常に使いやすいカードです。

次に凍結ですが、自分のこの能力の評価はそこそこ良く
お互いにスペルを撃ちあった際にフラッシュフリーズは相手のユニットの打点を0にできるため、自陣への被害をほとんど抑えることができます。そのため評価基準である「相手のスペルによる妨害のデメリットがどれだけ低いか」を十分に満たしているため、なるべくピックしたいスペルとして挙げられます。

しかし相手より先に使ってしまうと凍結したあとから相手のスペルでスタッツにバフが入るというデメリットが発生してしまうためあまりアグレッシブに使うカードではありません。また戦闘に依存していることから疑似的な除去としての機能はほとんどないものと考えていて
故に行動権を消費してしまうスロウで凍結をかけるスペルの評価は非常に低く、バーストである吹き荒ぶ風フラッシュフリーズのみを評価しています。
また、凍結という能力を評価するに辺り前提条件があり
そもそも盤面のスタッツで相手に優位をとっていることが前提です。
スタッツで優位をとっているとスペルを強要されるのは対戦相手側で、そのスペルに合わせて打つ凍結を評価しているのであって
それ以外の場面での凍結はあまり評価していません。なのでデッキに入れるなら多くても2,3枚だと考えています。
似たような理由で脆い鋼もあまり評価していません。

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このカードはコストも非常に軽くて使いやすそうですが
体力3以下の敵1体を条件にしている点が非常にネックで、体力3以下の相手に対してスペルを発動すること自体を自分はフレヨルドではあまり評価していません。
例えば、自陣の3/2のユニットで敵陣の2/3とコンバットするタイミング
相手は2/3のユニットを出したのでマナは枯渇しており、このトレードは脆い鋼を使用すれば盤面有利は取れるのですが、この後の展開を想像します。

このトレードが終了し盤面は自陣の3/2のみ。
ターンが相手に渡り相手は3/4のスタッツをもつユニットをプレイ。
スペルを使用して盤面をとったのも束の間、この返しに3/4に対応したユニットをプレイしなければ盤面有利は取り返されてしまいます。
もちろん、ここで4/3や4/4をプレイできれば盤面はトントンにもちこめますが出せない場合はスペルマナがないので一方的に殴られる展開になってしまいます。仮に対応したユニットをプレイできてターンが返ってきたとしてもこのスペルで生き残らせた3/2のユニットは次のターンでも3/4のブロックで一方的なトレードになってしまうため殴ることができずただ浮いてしまいます。

もちろん厳密にはユニットの能力や修整などで活かす展開もありますがフレヨルド単体で見るとあまり望んで行う展開ではなく
どちらかというと低コストフォロワーをどんどん交換しあって、6,7マナ辺りからスタッツ勝ちするフォロワーで盤面を制圧することが理想なのでその頃には体力3以下の敵に対して打つスペルは腐りがちというわけです。


少し長くなりましたが
ミッドレンジ同士のスタッツの更新し合いのような展開ではあまり活躍する機会はなく、低コストのユニットを守りたい相手(アグロ系のデッキ)にのみ効果的なカードなのであまり評価は高くないというわけです。

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雪崩

低コストユニットで損するようなブロックから綺麗に繋ぐと非常に強い中盤の支えです。このカードはさすがに評価A。残炎の乙女と合わせて使うと凄いことになります。

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奮い立つ力

低コストスペルには珍しいラウンド中だけではなく持続効果である付与。
このカードは相手の戦闘を絡めたスペルダメージによる除去をかわすことができるためフレヨルドのなかでは重宝されるカードです。
しかしそれ以外の状況では不器用さがやや目立つため高評価とまではいきません。



凍結の評価、凍結スペルのバーストファストとスロウの違い、低コストにスペルをうつ弱さ、以上を踏まえてスペルの評価はB

スペルより強いフォロワーを優先してピックしたほうが強いです。


続いてこちら

・デマーシア

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・フォロワー評価A ・ スペル評価A


デマーシアは何と組み合わせてもある程度安定して仕事します。
フォロワーにはフィニッシャー級の強力なフォロワーが多く
輝鋼の陣、ティアナクラウンガード、義勇のシスリアなど

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一枚で試合を決めてしまう力のあるエピックと
それらを活かすための盤面に複数体展開する横並びが大事になります。

この横並びを支えるのは最序盤~序盤までを支えるフォロワーたちで

2~3コスト

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4~5コスト

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辺りに優秀なフォロワーが集中していて序盤の盤面制圧力は頭一つ抜けています。
評価Sをつけたいところですが前述したアルファワイルドクロウに効率的な処理ができないことや、後述するスペル相性の悪さが相対的に評価Aに落ち着いた理由になります。

武器職人戦場の料理人レンジャー隊のアナグマの評価すべき点は
バフによるコスト誤魔化しです。
彼らはゲーム開始からの2,3ターン間でプレイすると他の地域のフォロワーよりもスタッツが一回り大きく、一方的なトレードを仕掛けることができ後続ターンまで多くのフォロワーを生き残らせることが可能です。
そこから繋ぐ斑白のレンジャー巨角の相棒のスカウトによる大ダメージや
5コス5/5に対し有利トレードを仕掛けることができる
光輝の守護者スウィフトウィングの槍兵は非常に強力で綺麗に決まればアルファワイルドクロウだけでは取り返せない盤面を作ることが可能です。


続いてスペル

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デマーシアのスペルはどれも使うタイミングを選ばないものが多く、とくにバリア付与は相手にスペルを使わせたとしても1回は自身のフォロワーを守ることができるため有利トレードになることが非常に多いです。

バリアスペルは攻め、防御、どちらにもローリスクで打てるため評価はA
次点のタフスペルですらぶっ刺さるタイミングはあるうえにそもそもコストが低く設定されているため序盤の盤面コントロールに置いてはやはり頭一つ抜けているといった評価です。

唯一の懸念があるとすればバリアスペルに合わせられる低コストのダメージスペルですがそもそもラウンド中はスタッツ勝ちしていることが多いため不利トレードになることは経験上あまりありません。

続いて除去スペル

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2コストで強制戦闘を発生させる果たし合いや疑似的な確定除去として使える収監が代表的です。
しかしどちらも相手のスペルの介入が非常に辛く、除去としての信頼度はあまり高くないのですがスタッツ勝ちしている状況で相手にスペルを強要させることができる点は高評価しても良いと考えています。
ざっくり言うと「信頼度あんま高くないけどデマーシアだから大体強い場面で打てる」といった感じでフレヨルドの凍結の評価に少し似たところがあるかもしれません。


続いてこちら


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ジャッジメント

対デマーシアのコンバットに置いて最も警戒すべきAOEスペルです。
凍結や除去に弱かったり除去枚数を相手に依存してしまうスペルですが一度決まれば盤面をぐちゃぐちゃにできるためデマーシアで一番強いスペルだと考えています。見つけたら何も考えずにピックして良いと思います。


・まとめ

要点は
フレヨルドのフォロワーはめっちゃ強い
とくにアルファワイルドクロウが死ぬほど強い
スロウの凍結は微妙
スペルは低コストの殴り合いは我慢
デマーシアのフォロワーは強い
デマーシアは横並びで制圧するのが強い
バリアも強い
除去は不安
ジャッジメントは見た瞬間ピック

になります。

フォロワーの強さはフレヨルドとデマーシアが非常に安定しているので
フレヨルドorデマーシア+他地域の除去
というピックを目指すと非常に安定すると思います。



結論 フレヨルドかデマーシアのどちらかをピックできるとめちゃくちゃ安定する



以上でフレヨルド、デマーシアの評価を終わりたいと思います。


本当は全ての地域をこの記事で評価していきたかったのですがこの時点で6000字を超えてしまいあまり長すぎるのもアレだなと思い記事を分けることにしました。
あくまで自分の主観の記事なので間違った意見もあると思いますが今のところ二週間連続で21勝しているので少しは参考にして頂けるところもあるとは思います。
なにか質問や意見などあればぜひ意見交換したいのでツイッターのDMまでお願いします!

では長らくありがとうございました。





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