「震災」と「いつも通り」と「人の痛みが分かる人とは」の話
こんばんは。上海と申します。
不本意ながら、いつもいつでもヲタクです。
今回はタイトル通りに
ここ数日の震災を見て感じたことを
つらつらと書いていきます。
13年前の東日本大震災。
当時東北に住んでいたパチンコ友達の
震災直後のひとことが
僕は今でも忘れられません。
「こんなデカいのが直撃したんだし
今なら大当たりを引きまくれそうなのに
パチンコ屋がやってなくて辛い」
なにその発想、怖すぎ・・・。
心配させないようにとか
気を遣わせないようにとか
そういう感じではなく
パチンコが打てなくて
心から辛い時と
まったく同じ声をしていました。
#何度も聞いたことのある声
こいつまじか・・・と
ドン引きしたことをよく覚えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1704289242422-bB75gEYGK5.jpg?width=800)
同じく13年前、震災が原因で
避難生活をしていた別の友人との会話。
「あの時は上海のTwitterに
救われたんだよね~」
___それは、面白かったってこと?
「いや!!面白くはなかった!!!」
(面白くはなかったんや・・・)
「いつも通りにスベってる上海を見て
『日常』を強く感じたんだよね
あれはありがたかったなぁ」
(僕、その頃もスベってたんや・・・)
とまあそんなことがあって
僕は大きな事件や事故
天災などがあった時も
なるべく「いつも通り」のツイートを
心がけるようにしています。
震災を経験したことがない僕には
彼らの「痛み」に
真に共感することはできません。
であれば、僕にできることは
自粛でもなく共感でもなく
「いつも通り」を維持することだけです。
もちろん「配慮」はしています。
たとえば震災であれば、地震や津波や
人の生死などをネタにしたような内容は
やはり好ましくないでしょう。
僕自身のポリシーとしても
誰かを傷つける形での笑いは
避けたいところです。
「痛み」という言葉がでてきたところで
今回のもうひとつのテーマ
「人の痛みが分かる人とは」について。
僕の考えに近しいと感じたイラストを
Twitterで見かけたので紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1704293169782-Zm9drPNwt3.jpg)
泣いて叫ばな、気づいえ貰えん。 pic.twitter.com/lnIszLwlTi
— 夏ノ瀬 いの (@stylish_gorilla) May 25, 2018
1本の矢の「痛み」に泣き叫ぶ女の子。
慰める子の背中には大量の矢が刺さっています。
「痛みは人それぞれだ」ってお話です。
(※作者さんの意図とは異なるかもしれません)
(※あくまで僕の「解釈」です)
震災で自宅がぐちゃぐちゃになって
水や食料に困る生活のなかでも
平気でパチンコのことを考える人もいれば
あたたかい食事と家があるなかでも
好きな人からLINEの返信が来ないことで
死にたくなるほどの「痛み」を感じる人もいる。
痛みの尺度とキャパシティは
人によって本当に異なります。
特に日本のような「モノと情報」に溢れた国では
人と比べることで感じる「痛み」に
苦しむ人が多い傾向があるそうです。
わかりやすくヲタクで例えるなら
「あいつは全通でチェキも撮りまくってるのに
俺はなかなか現場に行くことすらできない・・・」
みたいな感じ(伝わるのかこれ)
![](https://assets.st-note.com/img/1704295118419-LwHmYTMBP4.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1704298092527-tGSwpEFoDf.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1704298136616-AyHwVSdUNS.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1704298216190-UgkvgHE7jX.jpg?width=800)
前置きが長くなりましたが・・・
そんなこんなを踏まえて
僕が考える「人の痛みが分かる人」とは
痛みは人それぞれだという前提で
考えることができる人です。
自分の尺度で相手の痛みを断じない人です。
「そんな小さなことで辛いとか言うなよ」なんて
相手の痛みに対する無理解な言葉が
人をどれだけ傷つけるかを知っている人です。
ところで先程の、矢が刺さった女の子のイラスト。
大量の矢が刺さったほうの女の子は
「同じ痛み」を経験したことがあるからこそ
相手の痛みを理解できているのでしょう。
周りの人たちが暗転しているのは
「理解できていない人たち」だからです。
「優しい」とよくいわれる人は
色んな痛みを経験してきたが故に
相手の痛みに対する理解度が高い人・・・
つまり「背中に大量の矢が刺さった人」で
あることも少なくありません。
キャパシティが大きいだけで
痛みを感じていないワケではないことには
気をつけたほうがいいかもしれませんね。
ちなみに僕もよく
「優しい人」と評されますが
推しメンからの優しい愛と幸せで
心が浄化されまくっているが故に
人にも優しくできているだけの
「ヲタクな人」です_______
#推しに感謝
珍しくノープランで
気持ちのままに書き殴ったから
だいぶ長くなっちまいましたね。
ここまで読んでくださった
優しいあなたに心からの感謝を。
これからも上海's noteをよろしくお願いします!
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